スノーデン独占インタビュー( 1 / 5 ) 〜 僕が横田基地でやっていた工作活動

  • 2016.06.08 Wednesday
  • 21:46


こんにちは

先日(6月5日)、関東地方も梅雨入りしました。なんでも平年より3日早く昨年より2日遅いそうです … ところで、今年はまだ台風がひとつも発生していないとか、風神雷神! いったいどうしたんでしょうか?

お元気ですか?


さて、こちらは先週発売された「サンデー毎日(6.12 増大号)」ですが、それがし(個人的に)、その昔、横田基地は行ったことあるし、すごく身近に感じて、いろいろと考えさせられました! 正直言って、さもありなん、でも全否定はできないし、今はこの上なく?複雑な気持ちであります、むむむ !!!  果たして、みなさんはいかがでありましょうか? 興味がありましたら、ご一読ください。







こちらに掲載された特集記事、元NSA契約職員 スノーデン独占インタビュー


    「僕が横田基地でやっていた工作活動」


と題した特集記事がありました。それがし、いつもならサッとやり過ごす電車の中吊り広告も、今回はそうもいきませんでした。はい、気になってしまい。その翌日にはいつもの書店に向っていました。因みにこのとき書棚にあった本誌は最後の一冊でありましたが、いつもなら、きっと多くの人がつまみ食いしたに違いないと想像され、手を出さずに諦めていましたが(平積みされているときは、絶対に一番上は取りません! 表紙が気をツケ!をしていない物はNGです!)、この一冊だけは別でした!
ここでちょっと長くなりますが、記事全文をご紹介しましょう。

尚、今回の著者はジャーナリストの小笠原みどり氏。朝日新聞記者を経て、2004年、米スタンフォード大でフルブライト・ジャーナリスト研修、現在、カナダ・クイーンズ大学大学院博士課程在籍。監視社会批判を続ける。共著に『共通番号制(マイナンバー)なんていらない!』(航思社)、共訳に『監視スタディーズ』(岩波書店)… 本誌より




 2013年、元NSA契約職員のエドワード・スノーデン氏(32)は米国の世界同時監視システムを告発し、そのニュースに世界は震撼した。その後スノーデン氏はロシアに亡命したが、今回日本人ジャーナリストによるインタビューが初めて実現。横田基地で行っていた工作活動について、秘密保護法と米国の危険な関係について、米国の「無差別監視」の実態について、驚愕の事実をすべて語った。

インターネット、Eメール、電話を使った全世界のコミュニケーションを米国政府が監視している ── 2013年6月、米国国家安全保障局(NSA)が極秘裏に張り巡らした膨大な監視・盗聴システムのニュースに世界は震撼した。「テロ防止」の名のもとに、一般の人々の公的、私的な通信が大量収集されていることを告発したのは、NSAの元契約職員エドワード・ジョセフ・スノーデン、当時29歳。米国のメディアは自国民が監視の対象になっていたことに驚愕し、メルケル首相が盗聴されていたドイツや、ルセフ大統領がスパイされていたブラジルでは強い反発が巻き起こった。

だが、省庁が大規模に盗聴されていた日本では、スノーデンがかつて日本で暮らしていたことも、日本人がNSAの監視網のただ中にあることも、ほとんど報じられてこなかった。ロシアに亡命中の彼が、5月、初めて日本人ジャーナリストのインタビューに応じた。日本の政治を知り、近年の急速な軍事化を憂い、日本政府が米国の監視網から情報をもらうため、特定秘密保護法と盗聴捜査を拡大しようとしている現状に警鐘を鳴らす、彼の発言を伝える。



 スノーデンは日本にいた!


「日本には2009年ごろに来て、(東京都)福生市で暮らしました。(米空軍)横田基地に勤務していましたが、僕は軍人ではなかったので基地の外に住みました。自分で部屋を借りるために不動産屋へ行き、『敷金・礼金』という不思議なものも払いましたよ(笑)。駅が近くて旅行にも便利で、気に入っていました。日本にいた2年間は、僕の人生のなかでも最良の時期に入ります」インターネットを通して、画面に映しだされたスノーデンは、穏かに日本での生活を語り始めた。

インタビューの場所は、筆者が暮らすカナダ・オンタリオ州キングストン市にある大学の会議室。といってもスノーデン本人はモスクワから、ウェブカメラを通して質問に答えている。筆者は昨年末から、米国にいる彼の弁護士ベン・ワイズナーを通じてインタビューの交渉を続け、5月ついに実現することができた。黒いシャツに黒いジャケット姿のスノーデンは、今から3年前、超弩級の秘密の暴露を成し遂げた、若者の面影そのままだった。



 暴かれた米国の極秘監視システム


13年6月、世界のメディアは英紙ガーディアンの香港発、連続スクープに度肝を抜かれた。暴露されたのはNSAの極秘監視システムの数々。NSAが米大手通信会社ベライゾンの社内システムから、加入者数千万人の国内外通話履歴を無差別かつ大量に入手していたというスクープ第一弾を皮切りに、NSAが07年からは「PRISM(プリズム)」というプログラムを使って、マイクロソフト、ヤフー、グーグル、フェイスブック、スカイプ、アップル、ユーチューブなどの米インターネット9社のサーバーに直接アクセスし、一日数百万件にのぼる利用者の通信記録を手に入れていた、という前代未聞のニュースが後を追った。これらのインターネット企業は世界中に利用者を持ち、日本の利用者のデータも米国内のサーバーに保存されていることが多い。インターネットが米国由来の技術であることを幸いに、米政府がケーブル回線などあらゆる地点から世界中の個人情報を抜き出す一方、民間企業が表面上は顧客に「プライバシー保護」を約束しながら、裏では政府に個人情報を全面的に提供していたことが、白日の下にさらされた。

しかし、連続スクープの最後に、世界が最も瞠目したのは告発者が名乗り出たことだったかもしれない。当時、スノーデンはNSAの請負業者で、「戦争下請け会社」として知られるブーズ・アレン・ハミルトン社のインフラストラクチャー・アナリストとして働き、CIA(米中央情報局)の元職員でもあった。初々しく、憂いと決意に満ちた、告発者の肖像は、瞬く間に世界に回覧された。と、同時に、世の関心は「スノーデンとは何者か」に移り、特に米国では「スノーデンは国家の裏切り者か、民主主義のヒーローか」の論議が暴かれた事実を覆い隠し、政府、報道関係者からスノーデンへの激しい誹謗中傷が始まった。

NSAから大量の内部文書を引出し、香港でジャーナリストにこれらを明かしたスノーデンにも、取材攻勢が開始された。彼は香港から南米エクアドルへ逃れようとした。が、米政府は内部告発者のパスポートを即座に無効にし、彼が亡命を検討していた国々に受け入れないように圧力をかけた。飛行機の乗り継ぎのために到着したモスクワの空港で身動きの取れなくなったスノーデンは、ロシアに政治亡命を申請した。それから3年 ──



 僕はインターネットの世界に生きている


スノーデンは現在も、米政府の刑事訴追を逃れて、世界一の「おたずね者」のまま、モスクワに滞在している。その一方でスノーデンは14年に表現の自由とプライバシーの保護への貢献で、もう一つのノーベル賞といわれるライト・ライブリフッド賞を受賞した。世界の内部告発者と調査報道ジャーナリストを支援する「報道の自由基金」の理事も務める。そして、世界各地の講演会場にほぼ週二回の割合でインターネットを通じて登場し、NSA監視の実態と民主主義への危機的影響について語っている。

告発以降の彼のこうした活動も、日本では報道されてこなかった。「僕はインターネットの世界で生きている」彼が各地の講演で好んで使うこの表現は、不自由な身でありながら自由を行使し続けようとする彼の意志と、技術者としてインターネットにかける希望をよく示している。その言葉通り、32歳になった彼はスクリーンごしの対話に慣れた様子で、筆者の前に現れた。

「日本には10代のころから行きたかったです。技術に関心のある若者ならだれでも、最先端の技術で評判の日本に憧れるでしょう。僕はノースカロライナ州の田舎で育ち、周りに似たような人はいなかったけど、ネット上で日本の技術や文化に関心のある仲間と交流できるようになった。ネットの素晴らしいところです」メリーランド州のアン・アランデル・コミュニティー・カレッジで日本語も習った。ネットに夢中だったティーンエージャーは、9・11の事件に触発されて「愛国的」になり、やがて陸軍に入隊する。しかし訓練中に両足を骨折して、除隊。システムエンジニアとなり、メリーランド州でNSAの仕事に関わる。07年から2年間、CIAのコンピュータシステム業務のため、外交官を装ってスイスのジュネーブに駐在した後、NSAに戻り、派遣されたのが日本だった。



 サイバー防諜を担当していた


スノーデンはコンピュータ会社デルの社員として来日した。が、デルはNSAの仕事を請け負い、政府機関で広範に進む民間への業務委託は、秘密行動の格好の隠れ蓑になっている。オーストラリアの安全保障研究者、デズモンド・ボールとリチャード・タンターによれば、米国の諜報活動に当たる人員が、日本には現在、米空軍三沢基地(青森県)、横田基地、米大使館(いずれも東京都)を中心に1000人ほどいるらしい。日本は米諜報設備において世界第3、4位を占める重要拠点という。日本では横田基地にある国防総省日本特別代表部(DSRJ)がNSA本部に当たる。

「横田で僕は主に、ハッキング対策の訓練を受けました。合同防諜訓練アカデミーという国防情報局の講座に参加し、CIAやFBIから来た専門家と交代で教え合うのです。僕は中国からのハッキングを防ぐサイバー防諜を担当しました」彼は日本で上級サイバー工作員になる。その間、米国と日本の徹底的な政治的力関係の差を知る。「実は米国は日本での防諜にあまり力を入れていません。というのも、日本が米国をスパイする可能性はまずないからです。少なくとも米国側の考えによれば、日米は非常に不平等な関係にある。米国の立法関係者は日本にするべきこと、すべきでないことを指導する立場にあり、日本はだいたいその通りにする。日本人は米国をスパイすることは恐ろしくてできない。なぜなら、それがバレれば、我々から罰せられるから。逆に我々が日本をスパイして気づかれたとしても、日本人はどうしようもない、と考えているのです」

NSAは外国との関係を三つのグループに分けている。一つ目は「ファイヴ・アイズ」と呼ばれる、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏の国々で、情報を最も共有する。二つ目は協力を求めつつ、同時に大規模なスパイ活動もかける限定的協力国。日本やドイツが入る。三つ目が協力関係はほとんどなく、日常的に監視の対象としている中国やロシアといった国々だ。こうした格付けを通じて、米国は「ユニラテル(一方的)」な力の優位を図っている。「どんなに日本が良い同盟相手であったとしても、米国の立法関係者は日本を決して同等とは認めません。言語が違う、価値観が違うからと」。米国が日本で大規模な諜報施設を建設できたのも、この不平等な関係あってこそかもしれない。



 秘密保護法は民主主義を腐敗させる


横田基地のNSAのビルには、日本側の「パートナーたち」もやって来た。「彼らはNSAのスパイ活動を知っていて、日本の軍隊(自衛隊)はこれこれの情報がほしいと頼みに来るのです。すると僕らは『それはできませんね。あなたがたの法律では許されていませんから。代わりにこの程度の情報でしたら』と、先方の顔を立てて、ごくわずかな情報を提供する。そして、この状況をエサにして監視網の拡大を図ります」ここでスノーデンは驚くべきことを語った。「日本で近年成立した(特定)秘密保護法は、実はそのために米国がデザインしたものです」と。NSAの監視網を日本で法的に認めさせると同時に、拡大するために。「もちろんこれはけっして公では語られないことです」と彼は続けた。「けれどNSAには100人程度の法律家がいて、各国の法律の枠組みによって、どの程度まで諜報活動が許されるのかを分析しています。市民をむやみに監視すれば、憲法や法律に抵触して人権侵害になるので、どうすれば法の守りを解けるか、人目をしのんで闇の活動を広げられるかを検討している。

日本は比較的情報がオープンな国で、例えばあなたのようなジャーナリストが政府の秘密を暴いたとしても、これまで極端な罰則はなかった。でも今回の秘密保護法で、国の秘密を漏らせば(最高で)懲役10年の罰則になりませんか?」厳罰によってNSAの監視システムを公衆の目から隠すことができる。だから米国は「秘密保護法をつくれば、もっと気密性の高いトップ・シークレットもあなたがたと共有できるようになりますよ、と日本側に持ちかけた」と言うのだ。「これがNSAが外国政府に圧力をかける常套手段です。つまり自分たちはすでにこういう諜報活動を実施していて、こんな情報が取れたと提示する。それから、けれどこの活動は法的な後ろ盾がなければ継続できない。もしあなたの国が法的にこれを承認しなければ、このプログラムは終了するしかない、と。そして何でも構わない、脅威が迫っていると示してみせる。外国の諜報活動とか、テロ攻撃とか、貿易交渉での優位を失うとか・・・この誘惑に勝てる政府関係者はいません。

こうして国の秘密は増殖し、民主主義を腐敗させていく・・・」特定秘密保護法はスノーデンの告発の半年後の13年12月、国会で強行採決された。今国会では、通信傍受法(盗聴法)の捜査対象を大幅に拡大し、通信業者の立ち合いを省略して警察が盗聴できるようにする改定案が成立したばかりだ。これもまた、米国の「デザイン」した監視システムの法的追認と拡大の一環なのだろうか。


 
誰一人例外なく傍受されている


 「公正を期すために言えば」とスノーデンは付け加えた。「これはNSAが悪意でしていることじゃない。彼らは国の安全のためと信じている。けれど、そのために地球上すべて人々のコミュニケーションを傍受することが許されるのか。政府はこれをバルク・コレクション(大量収集)と呼び、それ以外の人たちはマス・サーベイランス(大衆監視)と呼ぶ。この方法が正しいのかが、問われるべきです」スノーデンが明らかにしたNSAの内部文書のうち、「コレクト・イット・オール(すべてを収集する)」という極秘文書は、最も反響を呼んだ一枚に入るだろう。

「すべてをかぎつけ、すべてを知り、すべてを収集し、すべてを処理し、すべてを利用し、すべてをパートナーにする」。「パートナー」の部分では、「イギリスの諜報機関GCHQと三沢基地で得た情報を共有する」と例示している(日本と、ではない)。13年以降も、スノーデンが提供した内部文書に基づくスクープは英字紙で続いている。ガーディアン紙は、GCHQがニューヨーク・タイムズ、ワイントン・ポスト、BBC,ロイター、ル・モンドなど大手報道機関の記者や編集者の発信するメールを収集し、調査報道ジャーナリストを「テロリスト」や「ハッカー」と同列に「脅威」と位置づけていることを報じた。

では日本の報道機関も、こうした諜報の対象になっているだろうか?スノーデンは答えた。「これは中国やロシアで起きていることではありません。表現の自由、報道の自由を掲げた西側自由主義、民主主義諸国で起きていることです。とすれば、なぜ日本のジャーナリストだけが除外されるでしょう?」では、日本の市民も監視されているのか?「答えは、『もちろん』です。なぜならそれがコレクト・イット・オールだから。誰ひとり例外なく傍受され、同じバケツに入れられる。それが無差別監視です」(文中敬称略、以下次号)

以上ですが、いかがでしたか?

ではでは。



p.s.,
昨日(2016.6.7)、本誌、6月19日号(インタビューの続き)が発売されましたが、そこにも、また、以下次号とあります。はい、まだまだ続くのであります(たぶん)。最終的に「それでもスノーデンは語る!」とかってタイトルで出版されると思っていますが … 次号が楽しみです!




 

クリックすると、スノーデン独白2・♯ 2 / 5 へ飛びます !!


ただ今、少々腰の痛みを感じつつカキコ中であります!



今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

車の運転は安全第一でお願いします !!!




 

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