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- 2021.07.05 Monday
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こんにちは
先日のことですが夜が明けたら晴れた空は夏いろから秋いろへ一変していました。
♬さよなら夏の日 … みごとなまでに秋の空でした、山下達郎の世界です。
それにしてもびっくりしました。今年の夏もいきなり居なくなってしまいました。
そして秋がやって来ましたがいい季節ですね。
はい、季節の変わり目です、小まめに水分補給して熱中症の予防と体調の管理に気をつけましょう。
こちらは先日、amz にて見つけて、即、購入したものです(後日、一冊づつ紹介しますが)最近、椎名誠の『銀座のカラス』を再読していますが関連の何冊かも読んでみようと … 。
しかし、懐かしいです!
『銀座のカラス』
そのむかし、本書は朝日新聞朝刊に連載(1989年11月〜1991年2月)されていました。それがしにとっては、初めての新聞連載小説でしたがとにかく毎朝、楽しく夢中になって読んだことはハッキリと憶えています(でもスジは忘れてる!)そして、このときの沢野ひとしの挿絵もあっさりとしたタッチが微妙な味を出していて線画の魅力にあふれていました。当然、気に入ってしまい沢野ひとしのファンになりました。
〜 本書のプロフィール 〜
本書は、1991年に朝日新聞社より刊行された単行本を、94年に文庫化した新潮文庫の復刊です。
『銀座のカラス』椎名誠 小学館文庫
二十三歳の松尾勇は、デパート業界の新聞や雑誌を発行している小さな会社の新米編集者。会社創業以来の人事異動によって配属された編集部で、『店舗経営月報』という、三十二頁、発行部数八百部という地味な雑誌を作っている。勤め始めて約一年、会社が新橋から銀座のビルへと引っ越した直後、松尾に大きな転機が訪れる。前任者の突然の退社により、なんといきなり編集長になってしまったのだ!
といっても部員は自分ひとりだけ。経験もなければ部下もいない松尾の悪戦苦闘の日々が始まった。
椎名誠初めての新聞連載小説として話題を集めた傑作長編がついに復刊(本書より)。
椎名 誠(しいな まこと)
1944年、東京生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。89年に『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、90年に『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。『岳物語』『わしらは怪しい探検隊』シリーズ、「わしらは怪しい雑魚釣り隊』シリーズなど著書多数。2013年より雑誌「とつげき!シーナワールド!!」の企画・プロデュ―スもしている(本書より)。
こちらは、画集・銀座のカラス 本体収納カバーです。
本書は 1989年11月から1991年2月まで朝日新聞朝刊に連載された「銀座のカラス」挿絵と書き下ろしの文章によって構成されています。
画集・銀座のカラス
1995年9月5日 初版第一刷発行
著者 沢野ひとし
発行所 株式会社 本の雑誌社
沢野ひとし
イラストレーター、作家。1944年、愛知県生まれ。
「本の雑誌」の表紙イラストを創刊号から担当。
1991年に『猫舐祭』で第22回講談社出版文化賞
さし絵賞受賞。主な著書に『お寺散歩──もう一度
あのお寺に行こう』『さわの文具店』『北京の自転
車おじさん』、作品集に『センチメンタル』『銀座
のカラス』小説に『花の雲』対談集に『沢野字の謎』
など。東京都在住
この当時はカラオケなんかありませんでした! このようにギターの伴奏とか弾き語りが多かったです。
こちらは、松の字こと「松尾くん」と「つるちゃん」とか? いつも長い髪とスカートを吹き来る風にひらひらさせながら颯爽と歩く「和歌子」さん?だったかな? W.ボトルはダルマですねぇ〜 あんな不味いの?よく飲んでましたねぇ〜!… しかし、この画集は想像以上に作りが立派でいい本でした。めずらしく大満足でありました!
ありふれた思い出なんてないさ
2007年5月15日 初版第一刷発行
著者 沢野ひとし
発行所 新風舎
もくじ
⒈ 少年時代の夢 触っていると 心安らぐ
・傘を取り合い、玄関で喧嘩
・盆踊りの帰り道とオオカミ男に気をつけろ
・少女のいなくなった夏休み
・公園のおじさんは人さらい?
・公園の合奏に「幸福」を感じて
・「少年探偵団」から広がるうわさ話
・不良の親玉と食べたハマグリ
・少年時代に夢見たギター
・初めて聴くギターに体が震えた
・アメ横で見た宝の山、高校一年の夏
・すべてを受け、すべてを落ちた受験
・上野駅は家出人のメッカ
・毎夜のごとく葉巻をくわえたバブル時代
⒉ 満天の星空 手を振る少年 素朴な原風景
・ネパールのミカン売りの少年
・ネパールの雪山で「カボチャに乾杯」
・八甲田山の温泉宿でのんびりと
・大雨の大雪山、テントの中も水たまり
・妻との三十数年を思い出す、三伏峠
・うっかりすると遭難に・・・秋の登山にご用心
・ローソクの火で暖まる、冬の山小屋
・雪山でのテント、まるでクマの冬眠
・種差海岸の鳴き砂が泣く
・ニッコウキスゲと自称「過去を消したい男」
・能天気な私が、五十で始めた寺回り
・苦しいとき、人は山や海を見たくなる
⒊ 母が大黒柱 働かぬ父の 形見はカメラ
・父の形見のカメラに「ありがとう」
・ハワイにて、亡き母を慕って思わず涙
・「軍隊ではこうするのだ」怒れる亡父
・父のカミナリが落ちた年末大掃除
・病床で好きな山の歌を口ずさんでいた兄
・ヒマワリのジャングルと化した夏の庭
・南の島より、娘が送ってくれた長寿の塩
・祖母にだけ話した将来の不安、小学生の娘
・就職を決め、絵から離れていく娘
・銭湯帰り、提灯見たさに消えた息子
・家族の一員・犬のクロの家出騒動?
・火事を知らせて賢いね、クロ
・南の島で娘と一年ぶりの再会、クロ大はしゃぎ
⒋ 昼からビール 美しい風景 眺めて乾杯
・人間最大の娯楽・たばこをやめられた日
・朝四時から仕事だし、と昼から飲む酒
・立ち飲み酒場で飲むドライマティーニ
・これはお父さん、大変な塩辛です
・夕飯が鍋だと、家族の雰囲気が険悪に …
・実力がある割に謙虚で情が深いダイコン
・フランス料理より八ヶ岳高原のキャベツ
・何に使うかわからない、海外の土産品
・少年の頃から憧れていた万年筆を集めて
・毎夜、海を見続ける八戸の友人「X」
・思い立ったらふらりと行ける、高尾山
・丘陵の雑木林、春の霞は浄土の世界か
・子どもの頃に聞いた曲をギターでつま弾く
あとがき
本書はデーリー東北に連載された「四季の風」を(2005年4月3日〜2006年3月26日)単行本化したものです(本書より)。
きょうの久保田万太郎さま、
九月二十六日、十五夜、たまたまゝ浅草にあり
ふるさとの月のつゆけさ仰ぎけり
久保田万太郎
(句集 こでまり抄 成瀬櫻桃子編 ふらんす堂文庫より)
ノビタキ 全長: 13.0cm 英名: Stonechat
本州中部の高原や北海道の草原に渡来し繁殖する夏鳥ですが、子育てを終えた秋には本州以南でも草地や農耕地などで渡り途中の冬羽になった姿が見られます。写真はまさにその一場面で、夏羽では黒かった頭部なども既に褐色になり、夏とはかなり印象が異なっています。「ジャッ、ジャッ」「ヒー」などと鳴きます(撮影者: 江口欣照 撮影地: 長野県南佐久郡 2019日本野鳥の会卓上カレンダーより)。
壁のカレンダーには、二百十日 白露 十五夜 満月 敬老の日 動物愛護週間 9/20〜26 彼岸 秋分の日 などの文字が記されています。
【今月の有元利夫】
旅立ち 22.0 × 27.3cm 1978年
(2019年1月1日発行 新潮社 有元利夫カレンダー2019 より)
きょうも最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました。
引き続き、熱中症に気をつけましょう!
2009年 夏 京都 三千院にて