2019年12月4日 中村哲さんが撃たれた!

  • 2019.12.04 Wednesday
  • 21:51

 

 きょう昼過ぎにスマホ速報にて知りました。

 少し安心していたのに ・・・ ほんとうに信じられません。 

 悔しいです、残念です!

 涙がとまりません。

 

 こころからお悔やみを申し上げます

 合掌

 

 

 

12月1日(日)ろくちゃんの里 … 夢は枯野をかけ廻る 〜 きょうから師走です!

  • 2019.12.01 Sunday
  • 06:10

 

 

  月と金ちゃん

 

2019Nov30 17:12 『 月と金ちゃん 』……… 金ちゃんは、中央の下あたり!

 

 

 

こんにちは

 

お元気ですか?

 

早いですね、もう師走です!

カレンダーがいちまいきりです … 。

あっ、タイトルにあります、ろくちゃんとは奈良公園の鹿くんのことですが、この冬の湯豆腐はおいしいです!( … 湯豆腐? )

 

 

 

きょうはこちらをご紹介しましょう。

 

 

  

    野ざらしを心に風のしむ身哉

 

             芭蕉

 

 

 

 

            

 

 

 【著者経歴】

 高橋 保博(たかはし やすひろ)

 昭和十四年一月生。京都府出身。

 京都教育大学国語国文学科卒

 関西大学大学院文学研究科博士課程前期修了

 大阪市立高等学校教論

 大阪市教育委員会指導主事

 大阪市立南高等学校長

 関西大学非常勤講師等歴任

 俳文学会会員 日本近世文学会会員

 著書

  「俳句百系ぁ廖陛豕四季出版 共著)

  「芭蕉逍遥」(郁朋社)

 

 

    芭蕉と歩く

       〜 「野ざらし紀行」と「鹿島詣」〜

 令和元年十月十九日 第一刷発行

 著 者 盒 保博

 発行所 株式会社 郁朋社

 

 

 

 

 

『芭蕉と歩く』

 「野ざらし紀行」と「鹿島詣」

 

 著 高橋 保博

 

 

はじめに

 

 芭蕉は、中国戦国時代の思想家、荘周の著「荘子」の「無為自然」という考え方を理想としていた。

 すべてをあるがままに受容すること、「わび」や「さび」を誇るでもない、自らをあえて逆境に落し入れて、ぎりぎりのところで生を培うのでもなく、その時々の境遇にあって巧まず、泰然自若たる生き方を試みようとした。

 また、人生に停滞を感じると、芭蕉は旅に出た。旅に出て、自らを解き放った。その時その導きとなったのが西行(1118〜1190)であった。

 西行は三十三歳で武士を辞めて出家し、陸奥まであるいた。その後、高野山で修業し、中国、四国へ、再度陸奥へと脚を伸ばし、生涯を旅に暮らした。文治六年(1190)二月十六日、「願はくは花の下にて春死なむそのきらぎの望月のころ」という生前の願いのとおり、河内国弘川寺に没した。七十三歳であった。そんな西行を芭蕉は敬慕した。

 芭蕉も人生を旅と見、自らも漂泊の旅へと出た。その足跡は、西行と重なるところが多い。芭蕉はその旅を紀行という形で著した。そして、その中に自らの俳諧観、人生観を吐露した。(抜粋)

 

 

目次(全ページ数、311)

 

はじめに

 

1)野ざらし紀行 (ページ: 9 / 185) 

 1. 旅程について

 2.「野ざらし紀行」をたどる

 3. むすび

 

2)鹿島詣(ページ: 186 / 210)

 1. 旅程について

 2.「鹿島詣」をたどる

 3. むすび

 

3)芭蕉一門の俳諧指導(ページ: 211 / 308)

 1. 真情の句

 2. 一念一動

 3. 含蓄のある句

 4. 俗語平話

 5. 謂ひおほせて何かある

 6. 謂ひおほせざる句

 7. 意至りて句至らざるなり

 8. 一人合点の句

 9. 理屈の句

 10. 動かない句

 11. 取り合せ(1)

 12. 取り合せ(2)

 13. 季重なり

 14. 助詞の用法(1)「にも」

 15. 助詞の用法(2)強意の「も」

 16. 助詞の用法(3)「を」「に」「へ」

 17. 推敲ということ

 18. 舌頭に千転せよ

 19. 時宣にかなった句

 20. 無季の句について(1)

 21. 無季の句について(2)

 22. 等類(類想)について

 23. 作句の心得

 24. 字余りについて

 25. 前書について

 26. 助詞の用法(4)「や」

 27. 助詞の用法(5)複合的な「や」

 28. 本意を知る

 29. 表に季見えずして季になる句

 30. 特異な表現

 31. 句は作者の意図を超える

 32. 句のねばりと句材の多さ

 

4)終わりに(ページ: 309 / 311)

 

 

(了)

 

 

  キレンジャク

 

キレンジャク

全長: 19.5cm 英名: Bohemian Waxwing

尾羽の先端部分などが黄色いレンジャク類で、全国の平地から山林の林に群れで現れる冬鳥です。国内では北日本に多い傾向があり、また国外ではユーラシア大陸や北米大陸に広い分布域をもちます。ヤドリギやナナカマドなどの果実を好んで食べ、よく似たヒレンジャクとともに群れを作ることもあります。(撮影者: 大橋弘一 撮影地: 北海道札幌市 2019日本野鳥の会卓上カレンダーより)

 

 

 

 

壁のカレンダーには、カエデ紅葉(大阪) スカJZ忘 カエデ紅葉(横浜) たから亭 初雪(福岡) B3C忘 冬至 初雪(大阪) 平成の天皇誕生日 Ch.1龍之介 などの文字が記されています。

 

 

 

 

 

【今月の有元利夫】

 

 

 

 

 

  告知 65.2 × 53.0cm  1982年

 

 (2019年1月1日発行 新潮社 有元利夫カレンダー2019 より)

 

 

 

 

 

attn.,  やっぱり師走ときたらこちらですね … 

 

      湯豆腐やいのちのはてのうすあかり

 

                        久保田万太郎

  

 

 

 

 

p.s.,

i 四月のある日に『ラジオ深夜便』から録ったものから、ずら〜っと懐かしい歌の数々をきょうは終日、流していました。マージョリー・ノエル(そよ風に乗って) フランス・ギャル(涙のシャンソン日記) フランソワーズ・アルディ(さよならを教えて) エンリコ・マシアス(想い出のソレンツァラ) ジョルジュ・ムスタキ(異国の人) ダリダ(傷ついた小鳥) ミレイユ・マチュー(砂の城) ジュリアン・クレール(時は過ぎ行く) ダニエル・ビダル(オー・シャンゼリゼ)… それにしてもアナウンサーの大沼さんの語りがシャキッとしていて、実に人懐っこい?そんなイメージがいいですね! がんばれ〜!

              

 

ii   今年はそれがしにとってはなんとも最悪の年?となりました。私事で恐縮ですが、当事者双方の弁護士が交渉した結果、こちらの一方的な勝利と相成りましたが … これ以上は個人に関わることなので止めます。そして(大きな声では言えないのですが(笑))実は、現在、奈良県の奈良公園、ろくちゃんたち!のちかくに移住しようかと真剣に検討しています(残り少ない人生です!自分の足で歩けるのもあとせいぜい十年間!?ではあるまいかと考えています)。奈良県内のお寺さん、百寺、撮ります! (撮りたいです!)『奈良百寺巡礼』シリーズ!?として 10 年掛かり?でもOKだ! ぜひとも撮ってみたくなりました。いまも計画は進行中です。具体的にハッキリとしたときにはここに報告させてください … みんな、元気かなぁ〜? ろくちゃ〜ん!

頓首

 

 

iii 『奈良百寺巡礼』を手許にして、百のお寺さんを撮って廻ろうと計画中です。

 

その手本、正にお手本の『奈良百寺巡礼』がこちらです!

 

 

カバーイラスト/なかじまゆたか

童話作家・画家

昭和25年(1950)大阪生まれ、奈良県橿原市在住。

社団法人日本児童文学者協会、財団法人日独協会などに所属。

幼いころからグリムなどの童話が好きで、童話や童画の創作を始める。平成17年(2005)、駐日ドイツ大使の招待でドイツを訪問、「日本におけるドイツ年」(ドイツ連邦共和国主催)で「グリムの国ドイツとなかじまゆたか展」の開催を依頼される。以後、国内各地で作品展を行っている。

 

 

京阪奈新書

お寺参りが楽しくなる 奈良百寺巡礼

2019年2月28日 初版第1刷発行

2019年5月30日 初版第2刷発行

著者:奈良まほろばソムリエの会

 

 

 

 

こちらが、『寺院紹介』のページです。

実際、この本には 115 ものお寺さんが紹介されています。

また、便利なお寺さんごとの索引とエリア別のマップもついています。

 

ではでは。

 

 

 

きょうも最後までおつき合いくださいまして、ありがとうございました。

御身大切に風邪をひかないように気をつけてください!

どうぞ、よいお歳をお迎えください。

 

 

 

    

 

     2009年 夏    京都 三千院にて

 

2019年11月1日(金)木枯らしや〜い!きょうから霜月です

  • 2019.11.01 Friday
  • 00:00

 

こんにちは

 

ほんとに早い、早過ぎる!ですね。

カレンダーがぺらぺらです!

あっ、東急ハンズ行かなくっちゃ!

 

お元気ですか?

 

 

先日のこと、いつもの本屋さんでこちらを見つけましたが、ぱらぱらと読んでいるうちにだんだんと興味が湧いてきてしまって、無視できなくなりました … そのままレジへ直行でしたが、ちょっとご紹介します。

 

 

 

 

 

 

『自分が高齢になるということ』

 

著者: 和田秀樹(わだひでき) ⇦ Wikipedia

2018年6月27日 第1刷発行

2019年3月6日 第13刷発行

企画・編集: 株式会社波乗社/240

発行者: 大谷松雄

発行所: 株式会社新講社

 

 

 

和田秀樹(わだひでき) 

1960年大阪府生れ。東京大学医学部卒。東京大学医学部附属付属病院精神科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学大学院教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。

主な著書に『感情的な人に負けない本』『「いいこと」を引き寄せる法則』『新・頭のよくなる本』『自分は自分 人は人』(以上小社刊)など多数。

ホームページ: www.hidekiwada.com

 

 

 

ちょっと長いですが 『まえがき』 です。ここで著者は『お金に執着することのバカバカしさに痛感した』と述べていますが、正しく、今のそれがしはほんとうに溜飲が下がりました!

 

 

 

まえがき

 

 今年58歳になるわたしが、神様に感謝することを一つ選べと言われたら、28歳のときから「高齢者専門の精神科」という職につけてくれたことだと答えることでしょう。

 要するに、高齢者専門の精神科医を続けることで、人間「歳を取ると何が起こるのか」を知り、それがわたしの人生観や生き方に大きな影響を与えてくれたのです。

 それらを多くの方がたに知っていただきたいと思います。すこし箇条書きします。

 

・ボケを恐れることはない。ボケには幸せな側面もあります。

・歳をとっても人には残っている能力(残存能力)があります。その価値に気づくことが大事。

・もし体や脳が衰えたとして、人に頼ることは悪いことではありません。

・認知症になるより、うつになるほうが本人にとってつらいもの。

・ボケようがボケまいが、人生は自分が楽しかったり幸せだと感じることが大切。まだまだありますが、本書は、30年間の高齢者との出会いにより、わたしが見知ったことをまとめたものになります。

 それを通じて「老いること」への見方が変わること。恐れたり悲観したりすることなく、少しでも気楽になること。要するに楽しい人生を送れるようになれば、それは著者として大きな喜びになります。

 

 すこしわたし自身のことを書きます。

いろいろな事情があって就職先が決まらなかったときに、内科と精神科の研修を受けていたことが認められて、日本最初の高齢者専門の総合病院、浴風会病院の精神科に採用されました。

 ここで素晴らしい師に巡り会えたことと、他にやっている人がきわめて少ない分野ということもあって、それから30年この仕事を続けることになりました。

 

 この病院で学べたことは、わたしにとってはいろいろな意味で今でも大切な治療のバックボーンとなっています。

 高齢者は、正常値にこだわりすぎて血圧や血糖値を下げますが、下げすぎないほうが調子がいいということをしりました。また、亡くなるまでの追跡調査によって、そういう ”ゆるい治療” をしていても、意外に寿命の長短に影響しないこともわかりました。

 85歳を過ぎると、ほぼ全員の脳にアルツハイマー型の変化が起こります。体中のどこかに死因とならなかったがんがあることも知りました。それらは老化現象の一種で、必要以上に畏れる必要はないのです。

 また高齢者の治療をしていると、アルツハイマーにかかってしまい、それがかなり思いものであっても、本人は以外に幸せそうにしていることもわたしに安心感を与えてくれました。

 その他、歳をとったり、認知症になったりした場合、頭や体を趣味や生きがいなどに積極的に使っていると衰えが遅くなること。趣味や生きがいを持っていないとてきめんに衰えたり認知症が進んだりすることがあります。そのためにデイサービスがあるのですが、管理職などを経験した人などはプライドが邪魔をしてそこに通うのを嫌がる傾向があります。

 家族関係、人間関係にも注目せざるをえません。

たとえば、若い頃、高い社会的地位にいながら、晩年には見舞いが来ない人がいます。

いっぽうで、その地位と関係なく、多くの人が見まいに来る人もいます。

 よくよく話を聞いてみると、上の人にはかわいがられたけれど、年下の人に慕われないような人は、出世はしますが、会社を離れたときに見舞いが来ないことがわかります。上司はどんどん亡くなっていくし、下の人には好かれていないので、孤独になりがちです。逆に地位に関係なく、人に好かれてきた人はたくさんの見舞い客に囲まれます。晩年も幸せなのです。

 また、お金を貯めることが幸せと思われがちですが、そのせいで子ども同士がけんかしたりするのもよく見聞きします。

 こういう姿を数多く見ていると、出世にこだわっても、いつまでもその地位が続くわけではないし、そのために下の人に嫌われたのでは、元も子もないこと。また、お金に執着することのバカバカしさも痛感しました。

 では、どのような後半生を送るのがいいのでしょうか。

”自分が高齢になるということ”

今日の世の中、このことがきわめて大切なテーマとなっています。

そのことをわたしなりにまとめたのが本書になります。(以上です)

 

 

 

目次

 

プロローグ 老いて幸せなら、人生それでよし

・わかっているとととわからないこと

・老いは納得できないことも運んできます

・老いることの中に「幸せのヒント」があります

・人はボケるという当たり前の事実!

・ボケを前提に幸せな長生きを目指しましょう

・あなたの大きな不安が消えていくとき

 

 

第1章 ボケは幸せの「お迎え」かもしれない

・「早い者勝ち」というある夫婦の約束

・ボケてから可愛らしくなったおじいちゃん

・頭がしっかりしていれば高齢になっても幸せなのでしょうか

・「ボケ」という言葉が意味するもの

・「わたしもやっとボケの仲間入り」と思える人がいい

・「嫌なこと」「つまらないこと」を忘れる力が備わってきます

・ボケは幸せの「お迎え」かもしれません

・いまも古いイメージにとらわれていませんか

・新しい「ボケ観」が必要になっていました

・ボケることで「わたしのせいで」から解放されます

・ボケてから始まる新しい人生があります

 

 

 

 2 「できることをやる・できないことは頼る」でいい

・ボケはただの老い。老いはゆっくり始まっていく

・長く続けてきたことは、まだまだできます

・たとえボケても「残存能力」は活用できます

・なぜ「迷惑をかけてはいけない」と思い込むのですか

・ずいぶん頑張ってきたんだから、少しわがままになっていいのです

・ボケても人と会い、頭を使う人が最後までしっかりしています

・できること、できないことを割り切ってしまうこと

・毎日を楽しむことの大切さ、これを忘れないようにしましょう

・デイサービスは「老人の幼稚園」と見抜いたおじいさん

・プライドにこだわると「出来ない自分」に失望してしまう

・ほんとうの「老いのプライド」を持とう

 

 

 

 3 「ボケ老人」より不幸な「うつ老人」

・ 「うつ」には認知症と似た症状が現れます

・歳をとってからのうつ病は認知症より不幸です

・記憶への不安はその人の気持ちも不安にさせます

・高齢者のうつ病は働き盛りの「うつ」より妄想が強くなる

・幸せにボケたいなら、できる努力はやってみよう

・楽しいと思うことをやれば、うつもボケも遠ざけられる

・自分らしい暮らし、自分に合った生き方が大切

・ボケたおかげで幸せになる「力」がつく

 

 

 

 4 「あなたの身近なボケを愛すること

     いまからできること

・だれでも自分の親のボケと向き合うときが来ます

・ボケても楽しく暮らしたいという感情があります

・人とつき合い、世間とつき合う時間こそがボケを遠ざけてくれます

・声を「かけたりかけられたり」の暮しが大切

・ボケた人に無用なストレスを与えてはいけません

・その人の「変わらない部分」とつき合っていこう

・長く生きてきた人にはたくさんの「物語」があります

・確認、質問は要らない、相手の話に頷くだけでいいのです

・その人の「物語」を家族は受け容れるだけでいいのです

・ボケると人間は安全に生きようとするものです

・外出は止めないでいい、どんどん外の世界と触れ合わせましょう

 

 

 

 5 気楽に教えてもらう、助けてもらう

   いまからできること

・老いとは、気がつけば周りは年下の世代になっていること

・さまざまな世代と分け隔てなくつき合ってみること

・「教わる習慣」をいまからちゃんと育てておくこと

・できないことはボケのせい、自分のせいではない

・「教える・教わる」がいい関係を作っていきます

・「威張る夫、気丈な妻」もあまりいいボケ方はしません

・支え合う夫婦はどちらがボケてもいい夫婦のまま

・イライラするヒマがあったら自分で動きましょう

・年下の友人は以外にいないものです

・若い世代の誘いに乗ってみよう、ちゃんと助けてもらえます

・面倒見のいい人はボケても愛され、慕われます

 

 

 

 6 楽しみの種を蒔いておこう

   いまからできること

・ゆっくり着地できたら幸せな人生です

・自分にいつまでも残る能力って何だろう

・そろそろ義務感から自由になっていい年代です

・楽しく生きる力こそ大切な「残存能力」です

・何かのためでなく、楽しむためにやってみること

・楽しいどうかが老いてからの「モノサシ」です

・「楽しいこと」はいま見つからなくても心配ない

・案外わかっていないのが自分のことです

・出会ったときがいちばんいいとき、いいタイミング

・無邪気になれるのは老いの特権かもしれません

・理想は「人生の楽しさに歳を忘れてしまうこと」です

 

 

 

エピローグ ボケると「新しい力」がついてきます

・ボケるのは悪いことばかりではない

・まだらボケほど手強いものはない

・遠慮がなくなる、迷惑なんて気にしない「ボケ力」が人生を幸せ一色に塗り替えます

 

きょうは以上ですが、果たして自分に『 理想は人生の楽しさに歳を忘れてしまうこと!』やってくるのやら?

 

 

 

 

 

 

 

ヤマガラ 全長: 14.0cm 英名: Varied Tit

国内ではほぼ全国の林に通年普通に生息するシジュウカラ科の鳥で、国外では朝鮮半島などにも生息しています。体下面や上背の栗色と翼などの灰色の配色が特徴。照葉樹林や落葉広葉樹林に多く、秋から冬には住宅街の公園などにも現れ、木の実をよく食べます。鼻にかかったような声で「ニーニー」と鳴きます。(撮影者: 江口欣照 撮影地: 東京都府中市 2019日本野鳥の会卓上カレンダーより

 

 

 

壁のカレンダーには、バードウオッチングウィーク 文化の日 初雪(函館) 安眠工場 立冬 七五三 カエデ紅葉(仙台) 小雪 一葉命日 勤労感謝の日 初雪(仙台) カエデ紅葉(福岡) などの文字が記されています。

 

 

 

 

 

【今月の有元利夫】

 

 

 

 

 

  冬の森 53.0 ×  45.5cm  1984年

 (2019年1月1日発行 新潮社 有元利夫カレンダー2019 より)

 

 

 

 

 

きょうも最後までおつき合いくださいまして、ありがとうございました。

寒くなってきました、風邪をひかないように気をつけてください!

 

 

 

 

    

 

     2009年 夏    京都 三千院にて

 

 

2019年10月1日(火)やがて木枯らしが吹きすさぶ季節に…きょうから神無月です

  • 2019.10.03 Thursday
  • 23:15

 

(あっ、三日前から神無月ですね!)

 

こんにちは

 

お元気ですか?

 

それがし、あるひとの恣意的な判断とその行動に巻き込まれていました。

あまりにノゥ天気だった自分を反省しております。

失礼しました!

いまはきちんと健康体で以前のように平和な日々へご帰還であります。

中也さんのように、しづかにしづかに酒のんでます。

 

しかし、ひとの行動とはほんと予測がつきません!

70年間も?生きているといろんなことが起こります! 〜 ねぇ、佐藤愛子先生!   弊blg. きょうびよ〜くわかりました。

 

 

 タイトルのなかにある木枯らしですが、確か昨年のこと、関東は吹かなかったと記憶しています!

なので今年はおおいに期待していますよ?! ただし、風流な暮らしのなかでの木枯らしは大歓迎!ですが、そうでない木枯らしはノゥサンキューです!

はい、いったい全体にどんな木枯らしなのか? それは後日、ゆっくりと・・・。
頓首

 

 

 

 

 

チュウサギ 全長: 68.5cm 英名: Intermediate Egret

コサギより大きく、ダイサギより小さい白鷺です。日本ではおもに夏鳥ですが、本州中部以南で越冬するものもおり、南西諸島では冬鳥です。夏羽では黒かった嘴が、写真のように冬羽では黄色くなります。他の白鷺と同様に水田は湖沼にもいますが、チュウサギは水辺よりも草地を好む傾向があります。(撮影者: 福与義憲 撮影地: 静岡県牧之原市 2019日本野鳥の会 卓上カレンダーより) 

 

 

 

壁のカレンダーには、寒露 十三夜 世界渡り鳥の日 体育の日 土用 即位礼 霜降 カエデ紅葉(函館) などの文字が記されています。

 

 

 

 

【今月の有元利夫】

 

 

 

 

 

 

    想い出を運ぶ人   53.0 × 45.5cm 1977年

 (2019年1月1日発行 新潮社 有元利夫カレンダー2019 より)

 

 

 

 

 

p.s.,

その後のつるちゃんは元気だろうか?

 

 

きょうも最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました。

車の運転は、どうか安全第一でお願いします。

 

 

 

 

 

    

 

     2009年 夏    京都 三千院にて

 

 

 

2019Sep26 つるちゃん、骨折!

  • 2019.09.26 Thursday
  • 21:43

 

 

  

  2016年6月12日 初版第一刷発行 『 銀座のカラス(上)』小学館文庫より 〜 本文さし絵 沢野ひとし

 

 

 

 

 年が明けてからずっと心待ちにしていた海老名千鶴からの電話は一向にかかってこなかった。百貨店ニュース社の電話受信システムは、本人が不在で伝言のある場合、その電話を受けた人がメモを書いて当事者の机の上にセロテープで貼っておくようになっている。年が明けてすぐ取材の仕事が続いて外に出ることの多かった松尾は、会社に帰ってくるといつも真っ先にこの机の上の伝言メモを見た。しかし二、三枚貼ってある伝言メモに海老名千鶴の名前はなかった。松尾はひょっとするとつるちゃんからの連絡は営業部の電話にかかってきたのではないだろうかと思い、いくらか不安になった。営業部の人々はかかってきた電話が自分の取引先以外のところだとなんとなく投げやりな受けこたえをすることが多く、とくにそれが仕事以外の電話であったりするとその傾向ははっきりし、さらにそれが女友達からのものらしい、とわかると露骨に冷淡になった。

 そのことが気になると松尾はすっかり疑心暗鬼になり、営業部の全員を疑わしく思うようになった。とくに自分の関係以外の電話だと徹底的に面倒くさがり、相手が用件や名前を告げないかぎり絶対に伝言メモなど書こうとしない福島部長などは一番疑わしく思えた。そこでしばらく自分のデスクのむこうでぐわっと身を反りかえしていかにもえらそうに煙草を喫っている福島の顔を遠くから睨みつけたりしていたが、間もなくそれはいくらなんでもあまりにもムナシイオコナイであるな、ということに気づき、松尾はペタペタと手のひらで自分の頭を叩いた。

 

 そんなどうしようもないことをしていないで男ならきっちり度胸をもってこっちからつるちゃんに電話すればいいじゃないか、という、もうそんなことはとっくに嫌というほど自分でもわかっている結論に達したのである。

 年があけて世の中が一斉に仕事を開始した頃から実は松尾は何度もぺりかん書房宛に電話していたのだ。ところが期待していたつるちゃんは一度も電話に出ず、そういう時にかぎってたいてい町田が「ふあーい」などといういつもの眠たげな声で返事をするのだった。

 松尾は仕方なく正月休みの間の話をしたり、新年になって仕事が結構忙しくてなあ、などという話をそのたびにしているのだが、三度かけた電話がいつも町田に当たってしまうので、もうそんな話のタネも殆どつきてしまっているのだった。

 けれどその日、松尾はもどかしさの限界にきていた。会社の壁の電池時計が夕方五時を回ったのを「男度胸の決断時間」というふうにきめ、敢然として外に出た。通りの電話ボックスがうまい具合にあいていたので、もう今日という今日は誰が何といおうとつるちゃんと話をするんだ、けっして一歩も後には引かないんだ、というゆるぎない勇気と決断のもとにぺりかん書房のダイヤルを回した。

 

 

 

 

 

 2019Sep24 07:27

 

 

 

 

短いコールですぐ受話器に出たのはまた無惨にも無粋にも町田であった。

 「ふあーい。なんだまたお前かあ」

と、町田はいつもと同じすこし間のびしたイネムリ声でそういった。

 なんとなく胸に抱いていた悪い予感があまりにも見事に的中してしまったので松尾はつくづく町田の間抜けた声が腹立たしかったが、その日はいつものようにあわてて話をとりつくろうようなことはしなかった。

 「あのなあ、今日はお前に用じゃなくてな・・・」

 一気につるちゃんに用なんだよ、と言おうと思ったのだが、そこでつい口ごもってしまった。言いかけたとたんに町田がくしゃみをひとつしたからだ。

 「ああ、すまん。それでなんだって・・・」

 受話器のむこうでもしゃもしゃと紙のこすれるような音をさせながら町田が言った。

喋りながら鼻を拭いているわけなのだな、と松尾は理解した。

 「いや、まあどっちみちたいした用じゃあないんだ」

 松尾の猪突猛進一気阿成の大作戦は早くもそこであっけなく腰くだけの様相になってしまった。

 「お前しかし編集長だなんて言ってるわりにけっこう暇みたいだなあ」

町田が言った。そういう言われ方をするのを一番警戒していたのだが、考えてみたらそう思われても仕方がないのだ。

 「いいよなあお前のところは。こっちなんか人手が足りないところへきて、あのばかっつるが休んじまっているから新年早々大変だよ」

 ふいに町田が核心に触れることを言った。

 「なんだって、つるちゃんは休んでいるのか?」

 「ああ、お前にまだ言ってなかったっけ?」

 「何をだ? つるちゃんがどうかしたのか?」

 「あれ、まだ知らなかったっけ。そうだったか」

 「つるちゃんがどうしたんだって?」

 松尾の聞き方は自分でもまずいな、と思うほど気のせいたものになっていた。

 「おお、あのばかはよ、スキーに行って足の骨を折っちまったんだよ。それもスキーで折ったんじゃなくて風呂で折っちまったんだっていうから話にもならないよ・・・」

 町田の話は予想もしていないことだった。

 上野駅から出発間ぎわに松尾にかけてくれたつるちゃんの電話の声がまだ生々しく松尾の耳に残っている。

 「そうか怪我をしていたのか・・・」

 

 新年になったら話したいことがある、と言っておきながら一向に連絡がこないので、なんといういいかげんな小娘なのだろうと憤ったり、かけてきた電話をわざととりつがないでいるのではないか、と営業の福島あたりを睨みつけていた自分がとたんに恥ずかしくなった。足を折って入院していたら電話なんてできるわけがなかったのだ。

 スキー場の風呂で骨を折ったとすると入院しているところもスキー場の近くの町だろう。上野からの電話だったから上越とか草津といったあたりだろうか。どっちにしても雪に覆われた場所だろう。温泉宿の風呂でころんだのだろうから、場合によったら温泉の近くの湯けむりのたなびく、ひなびた雪国の「町立病院」などという風情のあるところかもしれない。松尾は白雪に包まれたそういう見知らぬ町の病院にひっそりとつるちゃんを見舞いに行く自分を想像して胸を躍らせた。

 

 

 

 

 

 2016年6月12日 初版第一刷発行 『 銀座のカラス(上)』小学館文庫より 〜 本文さし絵 沢野ひとし 

 

 

 

 

 東京から離れた雪国だから見舞いにいく人も少ない筈であろう。骨折だから熱があるという訳でもなく気持ちの方は普通と同じだろうから訪れる人もなく心細さと人恋しさで胸を痛めていることだろう。

 そこへ週末の休みを使って突然見舞いに行く自分を見て、つるちゃんは心の底から感動してくれるに違いない。考えてみたらこれは絶交のチャンスでもあった。

 「そうか、で、つるちゃんはどこの病院に入院しているんだ。 草津か? 越後湯沢か? 万座か? 白馬か?」 

 松尾は知っているスキー場の名前をたちまち総動員させた。同時にポケットの手帖に素早く目を走らせた。週末まであと四日、シーズンだし、四日後にそのあたりの宿は果たしてとれるのだろうか、忙しくなりそうだが、でもまあこういうあわただしさなら話は別だ。

 「つるちゃんの病院か。うん、こないだ電話で知らせてきていたな。えーと浦和ナンキョー外科病院の三Bだ。大部屋でまわりが老人ばっかりなので気がめいるってさ」

 「えっ・・・なんだ?・・・浦和・・・だって・・・」

 「ああ、埼玉県の浦和だ。ここから一時間ぐらいでいけるそうだよ」

 「なんでそんなところへ入院してるんだ、つるちゃん?」

 「だからそれがまったくばかっつるのドジなんだよ。あいつが骨折したのはスキーの帰りに泊まった浦和のおばさんの家の風呂場なんだってさ。新しいスノコがすべって、ころんじまったんだと。まったく何を考えてんだか・・・」

 松尾の頭にふんわり浮かんでいた湯けむりにけぶる雪国の町は、そのままふわふわと湯気にかすんでむなしくどこかへ飛んでいった。・・・ つづく

 

 

まぁ、今回はこんな調子でありますが、ちょっと長過ぎましたかね?

この松尾くんのひた向きさとおっちょこちょさ?と俺たちの旅を思い出させる軽快なストーリーにこころが和みました。それにしてもあのころがほんとに懐かしい! みんな、恋も仕事もいっしょう懸命だったね!… それがしも松尾くんに同じく麻雀は並べるだけで点数は数えられまっせん!

 

 

 

 

 

きょうの久保田万太郎さま、

 

 

  ── 妹、上京、留守番なり。

 

 いまは亡き人とふたりや冬籠     

 

 久保田万太郎

 

(句集 こでまり抄 成瀬櫻桃子編 ふらんす堂文庫より) 

 

 

 

 

 

 

2019Sep24 秋の朝焼け

  • 2019.09.24 Tuesday
  • 21:05

 

 

2019年9月24日 05:37 秋の朝焼け

 

 

 

修羅街輓歌

       関口隆克に

 

( 醉生 )

 

私の青春も過ぎた、

── この寒い明け方の鶏鳴よ!

私の青春も過ぎた。

 

ほんに前後もみないで生きて来た ……

私はあむまり陽気にすぎた? 

── 無邪気な戦士、私の心よ!

 

それにしても私は憎む、

對外意識にだけ生きる人々を。

── パラドクサルな人生よ。 (paradoxal)[英]逆説的な 

 

いま茲(ここ)に傷つきはてて、

── この寒い明け方の鶏鳴よ!

おゝ、霜にしみらの鶏鳴よ … しみらの凍りつく、の意沁み入るような、の解も考えられる。「しみらに」は連続しての意。

 

 

中原中也

初出 「白痴群」第五号 1930(昭和5)年 1月

        「日本歌人」1934(昭和9)年11月号

 

 

 

 

 

H嬢、60歳の誕生日なり

 

雪の宵 

 

    青いソフトに降る雪は 

    過ぎしその手か囁きか  白秋 

 

ホテルの屋根に降る雪は

過ぎしその手か、囁きか 

 

  ふかふか煙突煙(けむ)吐いて、

  赤い火の粉も刎(は)ね上る。 

 

今夜み空はまつ暗で、

暗い空から降る雪は ……

 

  ほんに別れたあのをんな、

  いまごろどうしてゐるのやら。 

 

ほんに別れたあのをんな、

いまに歸つてくるのやら 

  

  徐(しづ)かに私は酒のんで

  悔と悔とに身もそぞろ。

 

しづかにしづかに酒のんで

いとしおもひにそそらるる ……

 

  ホテルの屋根に降る雪は 

  過ぎしその手か、囁きか

 

ふかふか煙突煙(けむ)吐いて

赤い火の粉も刎ね上る。

 

 

中原中也

初出 「白痴群」第六号 1930(昭和5)年 4月

 

 

 

 

 

 

 

 

2019Sep19 秋の朝焼け

  • 2019.09.19 Thursday
  • 18:58

 

 

 

2019年9月19日 04:45 秋の朝焼け

 

 

 

心 象

 

 

松の木に風が吹き、

踏む砂利の音は寂しかつた。

暖かい風が私の額を洗ひ

思ひははるかに、なつかしかつた。

 

腰をおろすと、

浪の音がひときは聞えた。

風はなく

空は暗い綿だつた。

 

とほりかかつた小舟の中で

船頭がその女房に向つて何かを云つた。

──── その言葉は、聞きとれなかつた。

 

浪の音がひときはきこえた。

 

 

 

亡びたる過去のすべてに

涙湧く。

城の塀乾きたり

風の吹く

 

草靡(なび)

丘を越え、野を渉(わた)

憩ひなき

白き天使のみえ來ずや

 

あはれわれ死なんと欲す、

あはれわれ生きむと欲す

あはれわれ、亡びたる過去のすべてに

 

涙湧く。

み空の方より、

風の吹く

 

 

中原中也

初出 「白痴群」第四号 1929(昭和4)年 11月

 

 

 

 

2019Sep10 秋の一日

  • 2019.09.10 Tuesday
  • 07:31

 

 

2019年9月7日10:48 

 

 

 

秋の一日

 

こんな朝、遅く目覺める人達は

戸にあたる風と轍(わだち)との音によつて、

サイレンの棲む海に溺れる。

 

夏の夜の露店の會話と、

建築家の良心はもうない。

あらゆるものは古代歴史と

花崗岩のかなたの地平の目の色。

 

今朝はすべてが領事館旗のもとに従順で、

私は錫(しやく)と廣場と天鼓のほかのなんにも知らない。

軟體動物のしやがれ聲にも氣をとめないで、

紫の蹲(しやが)んだ影して公園で、乳兒は口に砂を入れる。

 

(水色のプラットホームと

 躁(はしや)ぐ少女と嘲笑ふヤンキイは

 いやだ いやだ!)

 

ぽけっとに手を突込んで

路次を抜け、波止場に出でて

今日の日の魂に合ふ

布切屑をでも探して來よう。

 

 

 

 

中原中也

初出 「紀元」1933(昭和8)年 10月号

 

中原中也全集 第1巻

詩 I

1967年10月20日 初版發行

1976年  8月10日 12版發行

角川書店 より

 

 

 

2019Sep7 ぺりかん書房のつるちゃん登場!

  • 2019.09.07 Saturday
  • 19:47

 

 

 

2019年9月7日10時47分 秋の空

 

 

こんにちは

 

秋分の日まであと二週間余りですが、十三夜は来月ですね。

いきなり、つるちゃんで失礼しました!(ただいま『銀座のカラス』再読中なので)

 

しかし、あぁ 〜 何年ぶり、否、何十年ぶりでありましょうか?

いよいよ、遂に待ちに待った! つるちゃんの登場です!

ほんとに懐かしい。

 

松尾はまた早口で聞いた。

「いや、そうじゃなくて、今日あたりおでんとお酒なんかどうかと思ってさ。池袋に安くてうまい店みつけたんだ」「おでんか──、いいなあ」「つるちゃんも一緒に行きたいって・・・」松尾はぺりかん書房に半年前に入社した海老名千鶴の顔を ”どわん” と実に激しい勢いで思い浮かべた。小柄で鼻の先がつんと尖っていてかなり赤っぽい髪を三つ編みにしてお尻に届くぐらいまで長く伸ばしている。町田の会社に行ってはじめて顔を合わせた時一瞬外国人かと思ったくらいエキセントリックな美人だった。「この人つるちゃんっていうんだ。新入社員。まだ十九歳なのに煙草喫うんだ。不良にあこがれてるんだって」その時そう言って町田はのんびりと彼女を紹介した。つるちゃんはあまり笑ったりせず、よく光る眼で松尾をぎらりと見つめ、すこし首を斜めにかしがせながらゆっくりおじぎをした。松尾は瞬間的に頭のうしろのあたりが熱くなるのを感じた。「あの、松尾勇です。えーと町田の古い友人です」・・・ つづく

 

 

 

 

きょうの久保田万太郎さま、

 

  鶯谷志保原

 

 水の音くらきにきこえ十三夜     

 

 久保田万太郎

 

(句集 こでまり抄 成瀬櫻桃子編 ふらんす堂文庫より) 

 

 

 

 

 

2019年9月1日(日)♪ さよなら夏の日〜きょうから長月です… 再読、銀座のカラス

  • 2019.09.01 Sunday
  • 17:29

 

こんにちは

 

 先日のことですが夜が明けたら晴れた空は夏いろから秋いろへ一変していました。

♬さよなら夏の日 … みごとなまでに秋の空でした、山下達郎の世界です。

それにしてもびっくりしました。今年の夏もいきなり居なくなってしまいました。

そして秋がやって来ましたがいい季節ですね。

はい、季節の変わり目です、小まめに水分補給して熱中症の予防と体調の管理に気をつけましょう。

 

 

 

こちらは先日、amz にて見つけて、即、購入したものです(後日、一冊づつ紹介しますが)最近、椎名誠の『銀座のカラス』を再読していますが関連の何冊かも読んでみようと … 。

 

しかし、懐かしいです!

『銀座のカラス』

そのむかし、本書は朝日新聞朝刊に連載(1989年11月〜1991年2月)されていました。それがしにとっては、初めての新聞連載小説でしたがとにかく毎朝、楽しく夢中になって読んだことはハッキリと憶えています(でもスジは忘れてる!)そして、このときの沢野ひとしの挿絵もあっさりとしたタッチが微妙な味を出していて線画の魅力にあふれていました。当然、気に入ってしまい沢野ひとしのファンになりました。

 

 

 

〜 本書のプロフィール 〜

本書は、1991年に朝日新聞社より刊行された単行本を、94年に文庫化した新潮文庫の復刊です。

 

 

 

『銀座のカラス』椎名誠 小学館文庫


 二十三歳の松尾勇は、デパート業界の新聞や雑誌を発行している小さな会社の新米編集者。会社創業以来の人事異動によって配属された編集部で、『店舗経営月報』という、三十二頁、発行部数八百部という地味な雑誌を作っている。勤め始めて約一年、会社が新橋から銀座のビルへと引っ越した直後、松尾に大きな転機が訪れる。前任者の突然の退社により、なんといきなり編集長になってしまったのだ!

といっても部員は自分ひとりだけ。経験もなければ部下もいない松尾の悪戦苦闘の日々が始まった。

椎名誠初めての新聞連載小説として話題を集めた傑作長編がついに復刊(本書より)。

 

 

 

椎名 誠(しいな まこと)

1944年、東京生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。89年に『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、90年に『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。『岳物語』『わしらは怪しい探検隊』シリーズ、「わしらは怪しい雑魚釣り隊』シリーズなど著書多数。2013年より雑誌「とつげき!シーナワールド!!」の企画・プロデュ―スもしている(本書より)。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、画集・銀座のカラス 本体収納カバーです。

 

 

 

 

 

本書は 1989年11月から1991年2月まで朝日新聞朝刊に連載された「銀座のカラス」挿絵と書き下ろしの文章によって構成されています。

 

画集・銀座のカラス

 

1995年9月5日 初版第一刷発行

著者 沢野ひとし

発行所 株式会社 本の雑誌社

 

 

沢野ひとし

 

イラストレーター、作家。1944年、愛知県生まれ。

「本の雑誌」の表紙イラストを創刊号から担当。

1991年に『猫舐祭』で第22回講談社出版文化賞

さし絵賞受賞。主な著書に『お寺散歩──もう一度

あのお寺に行こう』『さわの文具店』『北京の自転

車おじさん』、作品集に『センチメンタル』『銀座

のカラス』小説に『花の雲』対談集に『沢野字の謎』

など。東京都在住

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この当時はカラオケなんかありませんでした! このようにギターの伴奏とか弾き語りが多かったです。

こちらは、松の字こと「松尾くん」と「つるちゃん」とか? いつも長い髪とスカートを吹き来る風にひらひらさせながら颯爽と歩く「和歌子」さん?だったかな? W.ボトルはダルマですねぇ〜 あんな不味いの?よく飲んでましたねぇ〜!… しかし、この画集は想像以上に作りが立派でいい本でした。めずらしく大満足でありました!

 

 

 

 

 

 

 

 

ありふれた思い出なんてないさ

 

2007年5月15日 初版第一刷発行

著者 沢野ひとし

発行所 新風舎

 

 

もくじ

 

⒈ 少年時代の夢 触っていると 心安らぐ

  ・傘を取り合い、玄関で喧嘩

  ・盆踊りの帰り道とオオカミ男に気をつけろ

  ・少女のいなくなった夏休み

  ・公園のおじさんは人さらい?

  ・公園の合奏に「幸福」を感じて

  ・「少年探偵団」から広がるうわさ話

  ・不良の親玉と食べたハマグリ

  ・少年時代に夢見たギター

  ・初めて聴くギターに体が震えた

  ・アメ横で見た宝の山、高校一年の夏

  ・すべてを受け、すべてを落ちた受験

  ・上野駅は家出人のメッカ

  ・毎夜のごとく葉巻をくわえたバブル時代

 

⒉ 満天の星空 手を振る少年 素朴な原風景

  ・ネパールのミカン売りの少年

  ・ネパールの雪山で「カボチャに乾杯」

  ・八甲田山の温泉宿でのんびりと

  ・大雨の大雪山、テントの中も水たまり

  ・妻との三十数年を思い出す、三伏峠

  ・うっかりすると遭難に・・・秋の登山にご用心

  ・ローソクの火で暖まる、冬の山小屋

  ・雪山でのテント、まるでクマの冬眠

  ・種差海岸の鳴き砂が泣く

  ・ニッコウキスゲと自称「過去を消したい男」

  ・能天気な私が、五十で始めた寺回り

  ・苦しいとき、人は山や海を見たくなる

  

⒊ 母が大黒柱 働かぬ父の 形見はカメラ

  ・父の形見のカメラに「ありがとう」

  ・ハワイにて、亡き母を慕って思わず涙

  ・「軍隊ではこうするのだ」怒れる亡父

  ・父のカミナリが落ちた年末大掃除

  ・病床で好きな山の歌を口ずさんでいた兄

  ・ヒマワリのジャングルと化した夏の庭

  ・南の島より、娘が送ってくれた長寿の塩

  ・祖母にだけ話した将来の不安、小学生の娘

  ・就職を決め、絵から離れていく娘

  ・銭湯帰り、提灯見たさに消えた息子

  ・家族の一員・犬のクロの家出騒動?

  ・火事を知らせて賢いね、クロ

  ・南の島で娘と一年ぶりの再会、クロ大はしゃぎ

 

⒋ 昼からビール 美しい風景 眺めて乾杯

  ・人間最大の娯楽・たばこをやめられた日

  ・朝四時から仕事だし、と昼から飲む酒

  ・立ち飲み酒場で飲むドライマティーニ

  ・これはお父さん、大変な塩辛です

  ・夕飯が鍋だと、家族の雰囲気が険悪に …

  ・実力がある割に謙虚で情が深いダイコン

  ・フランス料理より八ヶ岳高原のキャベツ

  ・何に使うかわからない、海外の土産品

  ・少年の頃から憧れていた万年筆を集めて

  ・毎夜、海を見続ける八戸の友人「X」

  ・思い立ったらふらりと行ける、高尾山

  ・丘陵の雑木林、春の霞は浄土の世界か

  ・子どもの頃に聞いた曲をギターでつま弾く

  

  あとがき

 

 

本書はデーリー東北に連載された「四季の風」を(2005年4月3日〜2006年3月26日)単行本化したものです(本書より)。

 

 

 

 

きょうの久保田万太郎さま、

 

  九月二十六日、十五夜、たまたまゝ浅草にあり

 

 ふるさとの月のつゆけさ仰ぎけり     

 

 久保田万太郎

 

(句集 こでまり抄 成瀬櫻桃子編 ふらんす堂文庫より) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノビタキ 全長: 13.0cm 英名: Stonechat

本州中部の高原や北海道の草原に渡来し繁殖する夏鳥ですが、子育てを終えた秋には本州以南でも草地や農耕地などで渡り途中の冬羽になった姿が見られます。写真はまさにその一場面で、夏羽では黒かった頭部なども既に褐色になり、夏とはかなり印象が異なっています。「ジャッ、ジャッ」「ヒー」などと鳴きます(撮影者: 江口欣照 撮影地: 長野県南佐久郡 2019日本野鳥の会卓上カレンダーより)。 

 

 

壁のカレンダーには、二百十日 白露 十五夜 満月 敬老の日 動物愛護週間 9/20〜26 彼岸 秋分の日 などの文字が記されています。

 

 

 

【今月の有元利夫】

 

 

 

 

 

 

     旅立ち 22.0 × 27.3cm 1978年

 (2019年1月1日発行 新潮社 有元利夫カレンダー2019 より)

 

 

 

 

 

 

きょうも最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました。

引き続き、熱中症に気をつけましょう!

 

 

 

 

 

    

 

     2009年 夏    京都 三千院にて

 

 

 

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