(2019.2.13) 機能的な書斎が世界の中心 高樹のぶ子…仕事の現場(毎日新聞)

  • 2019.06.05 Wednesday
  • 15:07

 

こんにちは

 

 突然ですが、今年はまさに雨の降らないなかでの梅雨入り宣言となりそうです? そして、こちらは普段あまりのぞくことが難しいとされる小説家の仕事の現場ですが、ご存じ、高樹のぶ子さんの書斎であります。ここで執筆する姿はオーケストラの指揮者を思わせると記事にありますが…ちょっとご紹介しましょう。

 

… なにやらパソコンの上には「餅焼き網?」がありますが・・・ なんで ?!

 

 

 

福岡市中央区の自宅で 2019年〈平成31年〉2月3日(日)付 毎日新聞

 

 

 

 

 

 

 斜めの図面台、本を積んだ資料台、パソコンを置いた机───。その三角形の中央で、台に留めたメモに目を走らせ、本をめくり、キーボードをたたく。「使い勝手がいいようにどんどん変えていった」という機能的な書斎で執筆する姿は、オーケストラの指揮者を思わせる。

 

 福岡市を拠点とした作家活動は40年余り。恋愛小説、伝記、古典に材を採った奇想譚など自らのイメージを更新する意欲作を次々に世に問う。「東京に移ろうと思われたことはないですか?」と聞くと、「書く場所が世界の中心。ローカルという意識は全くありません」。

 

 最新作「ほとほと 歳時記ものがたり」(毎日新聞出版)は短編24編を収録。初めての生理に不安がつのる少女への月からの便り(「月の舟」)。高齢の婦人の日常と第二次大戦インパールの戦場が交錯(「虫時雨」)。現代の小学生がタイムスリップして原爆と遭遇(「出目金」)。登場人物も設定も時代も全く異なる。季語がタイトルという点だけが共通している。

 

 創作の推進力となったのは季語だ。厚い歳時記をめくり、大半の季語が生活の中から消えているのにぼうぜんとしながら、「日本的なものがぎゅっと凝縮された、日本的なものを煮詰めた言葉の豊穣」に夢中になった。「季語をゆるゆるとほどいていく。思いのままに物語として解放するという楽しみがありました」と振り返る。

 

 表題作「ほとほと」は、編みがさの男と正直者の女との、いにしえの恋愛物語。歳時記の「ほとほと」には、「戸を打つ音」という意味がある。「すごくやさしい響き。どこかなつかしい。自分の中に反応するものがある」と熱が入り、男女の情愛や労働の喜びなど生活の諸相が響き合う珠玉作が生れた。

 

 昨秋、「歳時記 夢幻舞台」を東京でスタートさせた。「ほとほと」収録作を元NHKアナウンサーの青木裕子さんが朗読する。バイオリンやピアノなどの演奏家も参加。年2回公演を5年間続ける。文化庁の協力も得て、申し込みのあった中学校への出前公演も開催している。「耳で読む小説の面白さを伝えていきたいと」と言う。

 

 1月から日経新聞夕刊に「小説伊勢物語 業平」を連載。「ほとほと」で得た「いにしえの声が私を伝わって出てくる」と言う感覚を深めようと格闘中だ。

 

文・米本浩二 写真・上入来尚

 

たかぎ・のぶこ 1946年山口県防府市生れ。「光抱く友よ」(芥川賞)など著書多数。日本芸術院会員。文化功労者。

 

 

 

以上、こんなぐあいですがなんか『季語をゆるゆるとほどいていく。思いのままに物語として開放するという楽しみがありました』というなかなか高樹さんらしくていいですね!うんちくのある語りにほんと参りました、降参です。「編みがさの男と正直者の女との、いにしえの恋愛物語」読んでみたくなりました。

 

p.s.,

i コオロギさん、いつもありがとうございます。

 

ii   2019Jun5 21:19 加筆(.jpg を追記)しました。

 

ではでは。

 

きょうも最後までお付合いくださいまして、ありがとうございました。

梅雨どきの健康管理、どうかご自愛のほど。

 

 

 

2019.6.1 吹く風が心地いいですが直に梅雨入りですかね?〜 きょうから水無月です

  • 2019.06.01 Saturday
  • 06:33

 

こんにちは

 

 夕方のTVは鹿児島が梅雨入りしたとかしないとか?関東は来週末のころか?そして7月の後半には梅雨明けとなる?らしいです・・・ 今年の梅雨は平年並みのようですがこと天候に関しては平年並み!なんて聞くと安堵!どこかしら安心感みたいなものを感じます。今年も早いですね、もう折り返しです?きょうから水無月ですがいかがお過ごしですか?

 

お元気ですか?

 

そろそろお墓参りですかね ? !

最近は訳あってちょっと辛いですね、このお参りが … shin ちゃんのことをどう伝えたらいいものか?瞬間、考え込んでしまいます … それがしも焼きがまわってきたということでしょうか? 

 

 

 

きょうの万太郎さま、

 

夏に入る星よりそひてうるみけり

 

いかがでありましょうか? 遠い日の懐かしい夏の日の夕暮れどきがゆっくりと蘇ってきます。ブラームスのピアノ協奏曲 第三楽章 冒頭(チェロ)がピタリです!

 

 

 

 

 

 

セイタカシギ 全長: 37cm 英名: Black-winged Stilt

非常に細長いピンク色の足が目立つシギ類で、嘴がとても細長い点も特徴です。 多くは千潟や河口などに渡来する旅鳥ですが、東京湾周辺などでは留鳥で、愛知県や三重県などでも繁殖例があります。色彩には個体差があり、頭部が白い個体もいます が、写真のように頭部から後顎にかけて黒いものもいます(撮影者: 福与義憲   撮影地: 静岡県焼津市 日本野鳥の会卓上カレンダーより)。 

 

 

 

壁のカレンダーには、環境の日(世界環境デー) 芒種 入梅 父の日 夏至 春樹LIVE などの文字が記されています。

 

 

 

 

【今月の有元利夫】

 

 

 

 

水浴 45.5 × 37.9cm 1980年

2019年1月1日発行 新潮社 有元利夫カレンダー2019 より

 

 

 

p.s.,

こちらは『絶望名人カフカの人生論』カフカ 頭木弘樹 編訳、新潮文庫、ただ今、書き起こし中ですが「カフカ」初めて読んだのは中学生のとき。あまりに昔過ぎて忘れていました・・・ そしてこちらの編訳者の頭木弘樹さんは NHKラジオ深夜便で知りました。今年の二月ころ?深夜過ぎでしたもう眠いのになんか知らんけど、このひといいこと言ってるねぇ〜!なんて思いながら30分くらい録音しておいて、翌日、聴き直したらすごい苦労人でとんでもなく感心させられてまいりました。そのときにいざ!久しぶりにカフカに会いたくなっていつもの書店へ向いました。

 

 編訳者の頭木さんは二十歳のときに突然、難病にかかって医師から一生治らない!働くのも一生無理!と言われたそうですが … こちらの本は半分、カフカで、残りの半分は頭木さんであります。つまり本をひらくと右手にカフカ、左手が頭木さんというぐあいで同時進行です。だいたいが1ページ1話?限りですから頭木さんのガイド振り?はつかず離れずでちょうどいい、あっさりとしていて心地いいです。それにしてもおもしろい編纂をされた変り者?ですが、おすすめです!

 

 しかし、久しぶりにカフカに会って、こちらを読み終わったら、みごとなまでに春樹が木っ端微塵に吹っ飛んでしまいました!ハッキリ言ってまだまだ春樹は未完成で軽すぎる!これが実感でした。それほどまでにカフカは深くて重い。人生におけるマイルストーンみたいですが、この重さはなんなんだ!と考えさせられました。そしてなんといっても優しい!誰よりも優しさにあふれてるいいひとです!最終章にあるカフカの本質とも思える、カフカの優しさにあふれた言葉を聴いてください! … ところでカフカと志賀直哉って、ふたりとも 1883 年生れなんですね、つまり生れた年が同じなんですが、なんか不思議な感覚に陥るのはそれがしだけか?あっ、まだありました、これは意外でちょっとびっくりするかと?松本清張と太宰治、ともに 1909年で同じです(先日の講演会で阿刀田高が言っていました)どうだ、まいったか!(笑)

 

・・・・・・最後に

 

ぼくの本が

あなたの親愛なる手にあることは、

ぼくにとって、とても幸福なことです。

                カフカ

 

 

   ​

   単焦点でタイトルだけピンしたくて …  結果、思っていた以上に周囲がやたらとボケちゃった!なので失敗!

 

フランツ・カフカ

Franz Kafka 1883年7月3日、当時オーストリア・ハンガリー帝国の領土だったボヘミアの首都プラハ(現在のチェコの首都)のユダヤ人地区で、豊かなユダヤ人の商人の息子として生まれる(同じ年、日本では志賀直哉が生まれている)。

 大学で法律を学び、労働者障害保険協会に勤めながら、ドイツ語で小説を書いた。親友マックス・ブロートの助力で、いくつかの作品を新聞や雑誌に発表し、『変身』などの単行本を数冊出す。しかし、生前はリルケなどごく一部の作家にしか評価されず、ほとんど無名だった。1917年、34歳のとき喀血し、22年、労働者障害保険協会を退職する。24年6月3日、41歳の誕生日の一カ月前、結核で死亡(同じ年〈1924〉、日本では安倍公房が生れている)。

 

 生涯独身で、子供もなかった。遺稿として、三つの長編『失踪者(アメリカ)』、『訴訟(審判)』(夏目漱石の「こころ」と同じ年に書かれた)、『城』のほか、たくさんの短編や断片、日記や手紙などが残された。それらをブロ―トが苦労して次々と出版していった。当時はなかなか引き受ける出版社がなかったという。最初の日本語訳が出版されたのは昭和15年(1940年)。白水社刊、本野亨一訳『審判』。6、7冊しか売れなかった(そのうちの一冊を安倍公房が手に入れていた)。しかし、カフカが本当に読まれるのは、むしろこれからだ。カフカが死んで90年以上経つが、彼の言葉はいまだに新しい(本書より)。

 

 

 

文庫版編訳者あとがき

 中学生の夏休み、読書感想文を書くための本を探しに、街の書店へ。

 文庫のコーナーをながめていると、びっくりするほど薄い本が。

 思わず手にとって、これこそ夏休みの救いの神と喜んで、そのままレジに。

 それがカフカとの初めての出会いでした。

 

… このあとは後日に・・・

 

 

フランツ・カフカ Franz Kafka 1883 - 1924

オーストリア=ハンガリー帝国領当時のプラハで、ユダヤ人の商家に生れる。プラハ大学で法学を修めた後、肺結核に れるまで実直に務めた労働者障害保険協会での日々は、官僚機構の冷酷奇怪な幻像を生む土壌となる。生前発表された「変身」、死後注目を集めることになる「審判」「城」等、人間存在の不条理を主題とするシュルレアリスム風の作品群を残している。現代実在主義文学の先駆者。

 

そして、編訳者 頭木弘樹 Kashiragi Hiroki

筑波大学卒業。カフカの翻訳と評論などを行っている。編訳書に、『「逮捕+終り」−『訴訟』より』(カフカ)、『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』(ゲーテ、カフカ)がある。

ブログ http://ameblo.jp/kafka-kashiragi

ツイッター https://twitter.com/kafka_kashiragi

メールアドレス kashiragi@mist.dti.ne.jp

 

 

ではでは。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

 

      

         2009年 夏  京都 三千院にて

 

 

 

(2019May10?)村上春樹さん 不仲の父の生涯たどる 〜 毎日新聞

  • 2019.05.29 Wednesday
  • 04:27

 

こんにちは

 

さっそくですが、こちらは今月(5月)の10日付? 毎日新聞のスクラップです。既にみなさんはご存知とは思いますが、村上春樹が父の生涯をたどる手記を文藝春秋に寄せたという小さな記事をご紹介しましょう。

 

     

 

 

『不仲の父の生涯たどる』

 

 世界的人気作家の村上春樹さん(70)が10日発売の月刊誌「文芸春秋」に、長年不仲だった父の生涯をたどる手記を寄せた。戦時中、出征先の中国で捕虜殺害に関わった可能性に言及し、自身のルーツに絡む負の歴史を直視、継承する覚悟をにじませた。村上さんが家族について詳述する文章を公表するの初めて。

 

 不仲の父の生涯たどる 村上春樹さん 

 

 文藝春秋に手記

 

「猫を棄(す)てる ─ 父親について語るときに僕の語ること」と題し、上下2段組みで計28ページ。父と野球をする幼少期の村上さんの写真も掲載した。   

 

 

             

               村上春樹 

 

 手記によると、村上さんの父は2008年に90歳で死去。京都の古刹(こさつ)の住職の次男で、1938年以降に3度応召し、軍馬を世話する「輜重兵」(しちょう)などとして日中戦争の激戦地を転戦した。

 生前はほとんど戦争を語らなかったが、村上さんが小学生の頃、所属部隊で捕虜の中国兵を斬首した際の様子を不意に告白した。父自身が関与していたとしても不思議ではないとした上で村上さんは、「このことだけは、たとえ双方の心に傷となって残ったとしても(中略)言い残し、伝えておかなくてはならないと感じていたのでは」と推察。父の「トラウマ」を「息子である僕が部分的に継承した」とした。

 

以上

 

 

 

p.s.,

i  コオロギさん、いつもありがとうございます、また、村上JAM、楽しみであります。

 

ii それがし、当の文芸春秋は皇室の記事がやたらと眼についたのでパスしました! なのでほんとうのところ読んでいません!しかし、ふと思ったのですがこの手記の目的とか口外することの意味がよく理解できないんですが・・・どうでもいいけど、それがしだけか ?! こんなこと言って失礼とは思いますが、ある日突然に13億8千600万人のうちのひとりからチクられたら面倒だし、ここは用心に勝るものなし!ということか ?!  … 「父のトラウマを息子である僕が部分的に継承した」なんだか文科省の役人みたいだ!

正直、ちょっとがっかりしました!… 文科省で生真面目にがんばってるかたにはごめんなさい。

 

iii   村上春樹が作家デビュー40周年を記念したライブですが、村 上 J A M & 応募フォーム  はこちらをどうぞ!

   スペシャルLIVEは、6 月 26 日(水)18:30 (会場は都内某所とのこと) 

   応募の締め切りは、 6 月 12 日(水)23:59 まで!(当選発表:6月13日(木)以降に当選葉書きを郵送する)

 

いったいどんなLIVEなのか? 興味はつきません!

 

ではでは。

 

 

 

(2019Feb7) 下巻32(最終章)『世界の構造変化と日本の進路』寺島実郎氏の講演会がありました

  • 2019.05.27 Monday
  • 19:59

 

こんにちは

 

お元気ですか?

 

今回の「静岡」はバタバタしてたいへんでした、幾度か徹夜したりして … でもその分ズシリと大きな喜びが「書き起こしがい?」をしっかりと感じてよかったです。これほどまでに大きな喜びを感じたのは弊blg. 開設以来初めてのことでありました。

拝啓 寺島実郎様 ありがとうございました。

 

 今回、それがしにとっては正しくベストな講演会でした。氏の言葉をお借りするとファクトな話がてんこ盛りで、心底、みんなに聞いて欲しい─と強く思いました! 寺島実郎氏についていろいろとご意見もありましょう!しかし、いつも言わせてもらっていて…繰り返しますが、お祭り状態の釣り糸を根気よくほぐしていく気力も元気もこの歳になると消え失せています。誠に身勝手なこととは思いますが正直言って「めんどくさい」と感じてしまいます! そんなわけで異論も反論も在るかと思いますが、それがし不毛の議論につき合うつもりはありませんので、ここはどうかご容赦のほど。

こころより。


失礼しました、そろそろ本題にいがねーが ? !

 

 

ここから最終章、  '19Feb7 下巻32(最終章)のスタートです。

きょうも最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

 

 

 

⇩ 参考までに再提示です

 

 

 これはですね、なぜここまで時価総額が膨らんだのかですね、西のシリコンバレーに対してウォールストリートの強かな人々がですねベンチャーキャピタル、ベンチャーファミリーも含めて金つぎ込んだからこれだけ、要するに時価総額が肥大化したとも言えるんです。ところが今度はアマゾンが逆流してきて金融っていう分野に参入して來るんじゃねぇかというところに怯えてるんだという理論を感じて苦笑いしたという文脈なんですけど。➩

 

 

 '19Feb7 『上巻34』はこちらです

 

 '19Feb7 『中巻25』はこちらです

 

 

 

(ここから  '19Feb7『下巻32』(最終章)です)

 

 ➩ 話をきちんと締めくくるならば、この話『データリズム」って言葉が一番怖いです。つまりデータを支配するものは全てを支配するっていう時代がくる ?!   つまり、これが企業の大中小関係なくですね、業態関係なしにデータリズムの時代に柔らかいアタマで立ち向かということをしないとですね、産業の浮上ということはあり得ない … … 言えると思います。事実、日本の企業の中にその辺りを吸収して成功し始めている中小企業だとか中堅企業とかが間違いなく出てきています。

 

 そういう意味合いにおいてですね、こう考えていただいたら分かりやすいですね、例えば、ぼくは学生なんかにはそう言いますけど、ビッグカメラ、家電量販店に行ってごらんとカメラというからむかしカメラ屋だったんですよね、だけどコニカミノルタがですねデジタルカメラから撤退したように、要するにいまもう携帯のカメラで充分という時代になっちゃってですね、むかし日本人っていったら必ず首からカメラぶら下げてたというのが定番だったんですよね。カメラなんかよほどの好きなひとでなきゃ買わないみたいな世界になっちゃったですよね。

 

 さらにTVの売り場に行ってよく考えてみろってアタマ柔らかくして、世代によりますけども自分の家に最初にTVが来たときっていうとですね、高齢の方は思い出すんですよ、白黒TVの14インチってやつが我が家に最初にきたとき一年分一年半分の年収、はたいてTV買うかどうかって話で … まぁ、要するに家族会議ですよ!ところがいまビッグカメラでTVっていくらで売っていると思いますか?22 インチのカラーTVで4Kだ8Kだなんて出てきている時代に 9,800 円で一番安いやつは売ってるんです。9,800円で売り出したら途端にとなりにサムソンが 9,700 円で出してくるかも知れない時代にですね、分かりやすく言うとシャープがなぜあぁいうかたちでですね、台湾企業の傘下に入ってしまった、なってしまったのか?つまりTVなんかつくっても儲からないんですよね!って時代になってるからですね、物づくり国家ニッポンなんていう話だけではですね治まらないんで、物つくりに対する生真面目さが日本の宝だから大事ですなんて、そこから一歩踏み出さないとですね、たぶん先ほどの表のなかでなんで日本産業は、つまり工業生産力モデルの優等生だったが故にですね、工業生産力モデルから抜け出せないというところにですね、日本の哀しみがあるんだっていうことをですね、この段階で確認しておきたいと思います。

 

 そこでですよ、残された時間の中で重要だと思うことをですね、お話ししていきたいと思います。これからの日本にとってですね、これに正面から立ち向かっていく必要があるから、触れておきたいと 31 ページ 32 ページですね、何なんだっていうとですね、まぁ、異次元の高齢化社会の到来!なんていうと、みなさん … … どこかで聞いた話だと … … 裏表紙を見ていただいてですね、この裏表紙にぼくの最近の本が紹介されていると思うんですが、一番上にですねこれ新調本ですのでたいへんに読みやすいという文脈で「ジェロントロジー宣言」として昨年の秋口にNHK出版の新書として出ていて、ジェロントロジー入門ではなくて宣言となっているところにぼくのある種の思いを感じて頂きますけど。

 

 

                                                          page: 31(1/3)

 

  そこで 31 ページなんですね、『ジェロントロジー gerontology』 なんて話は聞いたこともねぇな!ってひと多いんだと思います。久しぶりにですよ英和辞典でも取り出して「ジェロントロジー」引かれたらですね、老年学と訳されてます日本の英和辞典なんかで老年学、なんか爺さん婆さんの学問みたいな意味でですね、しけた学問だなみたいなイメージになりがちですけど、いま南カリフォルニア大学それから初めとしてアメリカではですね、ジェロントロジーという講座のない大学がないくらいにいま重要な社会科学の学問分野になりはじめてるんです。

 

 何だというとですね、ぼくは高齢化社会工学と訳すべきだと、そこに書いてあるんです。感じとっていただきたいんですけども。今まで日本で議論されてきた高齢化はですね分かりやすく言うと、高齢者の、日本の高齢化は社会的なコスト負担の増大だといまの式ですね。例えば年金でも保険でも介護、医療でもですね、高齢化社会が来ているからこれから息苦しい時代になるっていうイメージですよ!コスト負担増大だと。それから第二の人生、もしくはですね 60 歳以降で定年退職を迎えたですね、第二の人生もしくは余生みたいな感じでですね高齢者を二分してきたと言っていいと思います。ところがいま、80 歳の7割が健常者です、でこれらの人達がですね社会的にのしかかってくる存在としてじゃなくてですね、支える側の存在として参画のプラットホームを作っていくいわゆるエンジニアリングですね。社会工学と言っていいんですけども、このジェロントロジーという意味がだんだん少しずつお分かりいただいて … 。

 

 

 

2018年11月1日 遂に 80 歳以上人口が 1,100 万人を越した』

 

 

 

 

                    page: 31(2/3)

⇧ 出展:2015 年までは総務省「国勢調査」

              2020 年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡

              中位仮定による推計

  

 

 そこでですね、感じ取ってもらいたいからなんですけど、31 ページの表を見てもらいたい、2018 年 11 月 1 日現在の日本の人口推計です。ぼくはいま日本が発表しているあらゆる統計のなかでですね、びっくりするような数字だと思わなきゃいけないのは、遂に 80 歳以上人口が 1,100 万を越したんですね、日本において。100 歳人口が 7 万を越した。で〜 65 歳人口に至っては 3,500 万を越したという、その 2018 年 11 月 1 日現在の日本の推計値だという数字をみていると … この間から行政の首長みたいなひとと向き合ってるとですね、オッと思うんですけども 100 歳になると前はですね市長とか町長というひとがお祝い金とか言って 100 万円かなんか届けに行ってたんですね 100 歳のひとに、ところがいま 100 万円なんか届けっちゃったらですね、財政がもたないって今年 2 万円になりましたと(会場から笑い声が起きる、それがしも笑った!)、そういう時代になっちゃったんですね。

 

 

 

                      page: 31(2'/3)

 

 2050 年状況を見ていただきますと、それがですね、80 歳以上人口 1,600 万人 100 歳以上人口 53 万人 65 歳以上人口 3,800 万人という時代に向けて日本はいま変わって行くんですね。それがですね異次元の高齢化社会というベースの数字なんですけれども、そこで左側のグラフ見てもらいたいんですね、 

 

 

                                                         page: 31(2/3)

 

  日本の人口が1億人というのを超したのは 1966 年になっています。前の東京オリンピックの 2 年後に日本の人口が1億を越したんです。それで 2008 年にピークアウトしたんですね、我々はこの国の人口の山頂を目撃した世代になっちゃったんですね。我々はですね、3000 万人人口が増えるというサイクルと併走したんですね、それがもう既にピークから 200 万人減っています。2050 年状況、早ければ 2048 年遅くとも 2053 年にはですね、日本の人口は再び1億を割るってんですね。人口予測ってのは当たっちゃうから怖い!エコノミストの経済予測なんてのは話、はなし半分に聞いていればいいんです(会場から笑い声が起きる)だけど人口予測は余程の変更要素を働かせない限りこの数字きますよ!というふうに腹に括ってなきゃいけないんで、だからたいへんなんでね。余程の変更要素って何なんですか?って言ったら、例えばこの極端な移民政策の転換とかですね、そんなことでもやらない限りこの数字は来る!ってことを想定して要するに向き合わなきゃいけないんです!

 

 そこでちょっと間違っても考えちゃぁいけないのは元の木阿弥、さっきもいいましたけど、『あぁ、また1億人に戻るんだっていうふうに考えがちなんですけど』『ぜんぜん中身が違います!』ということによく眼をやられて、これ 6.6 %と書いてある 1966 年なんですね、だから1億人を超した瞬間1億人に占める 65 歳以上のひとってのは僅か 660 万人しかいなかったんですね、ところが1億人を割る瞬間ですね、1億人に占める 65 歳人口 38.0 %ってのは 3800 万、つまり 4000 万人に迫る 65 歳人口 を抱えた1億人になるっていうことなんですね!

 

 一昨年出した本にシルバー・デモクラシーという岩波の新書があるんですけど、あれがそもそものきっかけだったなんて思いますけど人口の4割を 65 歳以上のひとが占めるというのはですね、有権者人口の5割っていうことなんです。まぁ有権者人口の5割じゃ済まないんですね要するに若いひとの倍、投票率が高いってことをですね続いたならば有効投票の6割はですね 65 歳以上のひとの手によって決まるということになる!これシルバー・デモクラシーのパラドックスって言うんです。というのは分かりやすく言うとですね、老人の老人による老人のための政治になるだろうっていう、そのトレンドのなかで見えてくる、率直な見通しなんですね。であるが故にですね、この高齢者のですよ … … きやがって、参画のプラット・ホームということをしっかり議論してですねいかないと日本の統計って 65 歳以上のひとが非生産労働人口だからという決めつけてですね、64 歳までが生産労働人口だという、生産ってなんだという話になっちゃうんですよ!

 

 

 

 

 そこでですよもう一点ですね、ぼくのジェロントロジー宣言をお読みなったらですね、この地域静岡という地域の恵まれている部分とか価値ですね、これが静岡の価値なんだというですね改めて気づかれると、どうしてっていうとですね、ぼくは都市郊外型の高齢化社会が問題なんだっていうところに本の焦点をあててですね、どういう意味っていうと、まず 32 ページの『国道16号線沿いの団地』… …

 

 

                      page: 32(3/3)

 

 必ずひとりやふたり皆さんの関係者が居られるだろうと思うんですけど、要はですね戦後の日本てこういう国つくっちゃったんですよねって話を … さっきの僕の話とですね、つまり株価時価総額なんていってたときの話はですね、実は底流では繋がってるんだということを賢いひとなら … … っていうのはですよ、戦後の日本ってですね分かりやすく言うと産業力で外貨を稼いで豊かな国にしようとしたんですね、この国は、間違っていたとは思いません!あの敗戦のなかからですね、復興成長とうプロセスに走るときに産業力で外貨を稼いで日本を豊かにすると 精工(?) エレクトロニクス、自動車なんていう産業部門を興してですね、それがさっきの株価時価総額の推理を思い出してもらいたいんですけど、日本の戦後を支えたんですね現実問題として、それであるが故にですね大都市圏に産業と人口を集積させたんです。

 

 その結果が何が起こるかというのが 32 ページのこの図を見ていただき地図を見ていただいたらピンとくると思います。つまりですね、東京をベルトのように取り巻いているのが国道 16 号線という道なんですね。国道 16 号線という沿いにですね、今で言うとUR、当時、公団住宅ってものすごい勢いでぶっ建てたんですね。ぼくより 10 年 15 年くらい先輩たちなら今でも記憶のなかに蘇りますけど、東京の大学出てですね、東京の企業に就職して…当時ですよ、新日鉄に就職が決まった日立、東芝に就職が決まったなんて言ったらですね、故郷のおっかさん泣いて喜んだみたいな時代があった、ついこの間まであったんですね。それらのひとたちがですね、好きな女性でもひとり見つけて結婚してですね、公団住宅に当たったなんていったらですね、プラチナチケットに当たったみたいな勢いで舞い上がってたもんです。でそれが国道 16 号線沿いにですね効率的に住む空間を造らなきゃいけなかったからですね、ものすごい勢いで団地造ったんですね。でちょっと豊かになってきたらマンション群、銀行でローン借りてマンション買ってですね、現役サラリーマン時代にローンを返し終えたらサラリーマンとしての成功モデルだ!なんて言われてたのがついこの間まで、でニュータウン。つまり工業生産力モデルってやつを必死で支えた戦闘員だったサラリーマンがですね、まさにいま国道 16 号線沿いに高齢者となってですね、戻り始めたんですね。ですから都市郊外型の高齢化という意味がよくお分かりになるかと。つまり工業生産力モデルの行きついたところはですね、都市郊外型の高齢化です。

 

 わたしいま多摩大学って学校で学長やって多摩ニュータウンのフィールドワークをですね、教職員、学生合わせてこうフィールドワークかけてやらせてるんだが、いったいどういう人生を送って来たひとたちが国道 16 号線沿いに住んでるのかということに対して、極めてこう印象深いデータが蓄積してる。それはいまぼくが話してる話なんですけど、正に故郷に両親をおいてですね、東京出てきて東京の学校出て東京の企業に就職してサラリーマンとして人生を送って来たひとが国道 16 号線沿いに集積してるんだと言っていいだろうと。

 

 それで田舎の高齢化と都会の高齢化は違うということにですね、ぼくの分析が向っているのをお読みになったら分かると思う。というのはですよ、長野、北陸の高齢化と比べて静岡は対象にしていないんですけど、田舎の高齢化は実は救いがあるんです。みなさん自身がですね気づいている方もいると思いますけど、至近距離に職(食)があるからなんですね。一次産業があるからなんです。でそれが水産業であれそれから農業であれですね、つまり一次産業が真剣にやれる高齢化社会っていうのは参画のプラットホームが描きやすいんですね。職との近接に於いてですね、参画、なにかのプラットホームが作りやすいんです。ところが分かりやすく言えば、国道 16 号線沿いってのは食糧自給率、0 (ゼロ)です!あなた年金もらってるんだからコンビニ行って弁当買って食ってりゃいいじゃねぇか!とですね訳にはいかないですね。人間というのはですね、食というものと或は脳とのですね、距離感によってこう安定感がまるで違うんですね。

 

 この間ですね、ぼくいろんなひとたちと…あの 3.11 で・・・この話みなさんどういう風に受け止められますか? 3.11 で被災した人たちと向き合ってですね、正面から向き合って蓄積したひとたちの話を聞いててハッと思ったことがあるんですけど、例えば被災して、まぁ、仮設住宅、あるいは逃げ込んだですね小学校の体育館だとか、そのようなとこでですね、身心、まぁ疲れ果ててですね自殺しっちゃったなんていう人もたくさん居るなんていう状況を、見つめていた人たちの報告にですね、人間が自殺するかしないかの瀬戸際に何があるかってですね、ぼくはこのとき … … となりましたけれども、生きものと向き合ってるひとは自殺しない!例えば小さな鉢植えの花でも懸命に育てている人はですね、自分が死んじゃったらこの花に誰が水をやるんだという思いになるんで踏みとどまるんだね。例えば猫だ、猫ちゃんだろうがワンちゃんだろうが飼ってですね、生きものなのに生きものと向き合ってる人はですね、もし自分が勝手に死んじゃったらこの子(仔)はどうなるんだろうという思いでですね、要するに持ち応えさせる訳なんですね。それで人間のですね生きる力というときに、生身の生きものと向き合うということはものすごく重要なことなんですね。だから食と脳との近接というのはですね、人間の生きる力にとってものすごく重要なんだというのと、この団地の人たちと向き合ってると余計感じる。

 

 例えば横浜の団地のひとたちがですね、ぼくの本のなかにその紹介があるんですけど、長野に行ってみんなで力を合わせてリンゴの大きなものをですね、あの要するに任されてリンゴづくりに勤しんでもう6年も7年もやってる連中をぼくが紹介したんですよ、最初ぼくのところに相談に来たときに浜っ子農園というプロジェクトなんですけれど、ぼくは家庭菜園に毛が生えたようなかたちだと思って、やらないよりやったほうがいいんじゃないですか!と言ってけし掛けてたんですね。真剣にがんばっちゃったんですね、その団地の人たちが力合わせて!30 人くらいが順次交代で長野に行って、技術指導受けて、極めて質の高いリンゴつくれるようになっちゃって去年、2000 箱の質の高いリンゴ作れるようになっちゃって。サラリーマン時代、経理やっていた人、会計を手伝って、商社マンだった人はマーケティング手伝って、みんなで力合わせてこのプロジェクトやりきれるだろうって、そうするとですね、少しは知恵のあるひとがいるからリンゴジュース作ろうとか、リンゴジャムも作ろうなんて事業になっちゃったんで、面白くなっちゃってその事業として生き生きとしてきたらですね、躍動感出てきてですねリンゴだけ作ってる場合じゃない!なんてことでどんどん発展してきてですね、大きく話も変ってきています。

 

 要するにですね、移動と交流のなかで国道 16 号線沿いの高齢者はですね、例えば食とか脳にどうやって接近させるのかっていう空間が重要ですね。例えば一昨年、多摩大学ではですね、一年掛けて多摩ニュータウンの人たちに呼びかけて 30 人くらいの生徒さんがですよ、山梨にですね田植えから刈り入れまでやってみませんかいうやつで仕掛けてみたんですね、その最後までやり遂げたひとたちに報告する会があってぼく向き合ってたらですね、サラリーマンとして自分は金を出して、食い物っていうのは買って食う係だと思っていたら実際に食ってものに向き合ってみたらですね、まるで考え方が変わってきたと言うんですね、そのつまりコメってものに対して。それ聞いててですね、ありゃ本当にそういうものなんだなぁということが改めてぼく自身この感じた部分があるんです。

 

 それからですねもう一点、これみなさんがどう受け止めるか?… そのジェロントロジーっていうのはものすごく深いんです。というのは国道 16 号線沿いに無いものっていうのはですね、ぼくは食と脳と宗教だと、宗教ジェロントロジーという章がぼくの本のなかにあるんです。どういうことかというとですね、これ 32 ページのまん中に世帯構造の変化という図が・・・ ➩

 

 

                      page: 32(2/3)

⇧(出所)総務省統計局「国勢調査」                    ⇧(出所)国連世界人口予測[2017年 改訂]

 

➩ 日本っていまものすごい勢いで世帯構造が単身化してるんです、独り暮らしですね。それで単身世帯、母子家庭、父子家庭、夫婦のみ世帯で、世帯の 64 %を占めるというグラフになっていますけどもね、都市郊外型ではもっと極端に増えます。今は夫婦ふたりで過ごしてるわけで、どちらかが亡くなられたら単身ですよ!という単身キャビネットという意味で考えられたら、間もなく単身化しますっていう世帯だと考えればですね、ことの次第がこう見えてくる。つまりいえば、東京の周辺でなにが起こってるかというとですね、こう説明したらみなさんもイメージっていうのを湧きやすいかと、もしですよ宇宙からの写真を首都圏を写したらですよ、効率的に住まわせなきゃいけないから、コンクリートのブロック空間造ったんですね。つまり東京を取り巻くベルトのように、だから万里の長城も真っ青になり東京を取り巻いてコンクリートブロックができて、そのブロックのなかに単身化し独居化した老人を閉じ込めてですね、高齢化社会につくろうとしてるなぁと考えればですね、日本はいま何が起こってるんだというシンボリックな話が眼に浮かぶだろうと思います。そこでですよ、国道 16 線沿いには宗教が無いってことをですね、ぼくが書いている理由はですね、そのひとたちの  ライフヒストリー  ⇦ G.,検索結果 もヒヤリング掛けてデータがどんどん蓄積して来てるというから・・・これものすごく悲しいですよ!

 

 つまりですね、80 過ぎた老人にあなたの人生とは、あなたとは何なんですか?という質問をさり気なく … … ぶつけたらですね、まず間違いなく出てくるのは 20 年前まで働いていた会社の話。会社人間なんですね、死ぬまで!それがいいとか悪いとかいってるんじゃない、事実なんです。そこでなんですね、国道 16 号線沿いに宗教は無い!田舎に両親もって東京に出てきてサラリーマンとして核家族みたいな形で住んでいたら…盆暮れに田舎に帰ってですね、先祖のお墓参りくらいに行っていた時代もある。田舎に残していた両親も亡くなってですね・・・いま、これ統計的に分析しててもですね、あっとなります。今、全国に 77,000 お寺というのがあるんです。そのうち 20,000 が坊さん屋?っていうんですね。どうしてというと檀家が居なくなっちゃって・・・。

 

 

  ⇧ 出所:国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口』(2018年推計)

 

 これ一番上の表、あとで頭の体操されたほうがいいです。これ 2045 年までに日本都道府県別の人口はどうなるんだという話です。秋田県て人口が 41 %減るんです30 年間で、今でさえ 100 万くらいしか居ないのに 60 万割るっていうんですね、ですから檀家なんかいなくなっちゃってですね寺なんて成り立たないからですね、寺じまい、墓じまいという言葉がですね、現実になっちゃってる。そこでですね、国道 16 号線沿いの例えば独居化し、単身化してきているイメージ、宗教性はあるんです。例えば娘が結婚するのにあたってカッコいいとキリスト教とかクリスチャンの真似まで、それで新年がやってきたら川崎大師だ明治神宮へお参りに行くくらいの宗教性はある。浅草観音様に行くのは魂(?) 、誰かが死んだらですね葬式仏教ってんでつまり葬式につきあって線香くらいは良心として、だけど魂の軸としてのですよ宗教は持たないという宗教性がないという…。

 

 そうしますとぼくのジェロントロジー研究会 … … 東大の … … そのなかにですね、有名な白血病の骨髄移植の浅野先生という先生がいるんですね …… 彼がですね、あなたのジェロントロジー宣言を読んだけど一番しびれたのは宗教ジェロントロジーのところだと言うんですね、お医者さんがですよ。それで彼は八王子、立川と病院の面倒みているんですね、今。それで病院の現場で都市郊外型の高齢化社会に何が起こっているか?あなたには分からないだろうけど、飛んでもないことになっているんだと彼はハッキリ言うんですね。どういうことって言ったらですね、あなたの言うように宗教性が希薄だというのは言い換えれば死生観がないということだというんですね。死生観がないというのは、どう死に物狂いで生きてどう死んでいいのか、考えたこともないまま爺さん婆さんになる。そういうひとが末期ガンになる。収容されている病院に、そうするとパニックになるって言うんですね、つまり死生観がないひとの話でいよいよ死が迫るなんていうときになったらですね、パニックになっちゃうっていうんです。看護師さんに暴力をふるってみたりですね、お医者んに絡んで人間は死んだらどうなるんだとクドクドとネチネチですね絡んで(会場から小さな笑い声が起こる)、お医者さんとしたら飛んでもねぇことになって来たぞと。そこで宗教診療師というですね、新しいジャンルのいわゆる資格というか専門家というのが登場してきて各病院が配置せざるを得なくなる。つまりこころのケアをやる。敢えていうならば死刑になる前のひとに印籠渡すような係りみたいな話、診療宗教師みたいなひとがですね病院に必要になってきた。そこからですね、笑い話に聴こえるかもしれませんけど。ある高僧に頼んで来てもらったんですね、寺の坊さんに診療宗教師として。そしたらね張り切って正装の袈裟着て現れたんですね。そしたらそれがパニックになってですね、何故ならこの病院はヤケに手回しがいいね!って(会場から大きな笑い声が … )、いつ死んでもいいようにですね。それがきっかけになってパニックになっちゃった。そこで次回からは必ず白衣を着ていくと、それですっかり納まったって(会場からは再び大きな笑い声が … )。この話、笑い話のように聞こえますけれども東京の都市郊外型の高齢者社会の断面としてですね、真実なんですね。

 

 まぁ、そういう訳なんです。時間も迫っているみたいですけども、ぼくはですね三層の知の再武装が必要になっている時代だと思います。というのは第1層はですね、18 歳人口を迎えるという大学、つまり高校生から青年期に入ったひとたちを教育するという意味での第1層!ここはお分かりになる?

 

 いま第2層ですね、40 歳代の要するに教育がものすごく重要になってきている。特に都市のほう、なぜなら右肩下がりになってからですねもう25 年以上経つんですね。分かりやすく言うとこの資料集 … … 1997 年という年が日本の可処分所得のピークだったんですね。もし、その可処分所得のピークのまま動いてたから、もう 50 歳に迫っていった状況でプラス1千万円くらい資産を形成して高齢化に入って行けただろうにですね。資産形成ができていないまま高齢化に入っていくとですね、今の高齢者よりも遥かに40 代の高齢化のほうが問題だと、そういう経済的な要素があります。で加えてですね日本の企業がですよ、さっきから名前を出しているような企業群が躍動して世界に飛躍していった時代を支えたサラリーマンと違うんですね、40 代ってのは。右肩下がりになってですねシュリンクしていった時代をささえた生真面目にですね…であるが故にですねひと言いってしまうと要するに飛躍するような成功体験をしないままにですね、40 代 50 代に差し掛かってきているわけですよ。ですから成功体験をしたことのないジェネレーションて言っていいだろうと思う。そういうひと達がですね、結局、21 世紀に入っていまものすごい勢いでさっきお話したようにデジタルエコノミーの時代に入り、生命科学が進化してAIだ!なんて時代になってですね、大学なんかで勉強したものなんかが通用するような時代じゃないんですいま。だからですね、どっかで 40 歳くらいのときに本気でですね立て直さないと、知の再武装っていうですねやらないと本気にこれから高齢化へ入ってきたときに 40 代が危ないよね!というのが実は第2層ってやつなんですよ。

 

 第3層が 60 歳を超えてですね、まぁ、要するにリタイアしたあとなんですけど、ここにもまた新たなですね知の再武装、つまりこれはさっきお話したような宗教だの哲学だの思想だのってですね、新たなですね知の再武装が必要なステージに入っていくシュミレーションがないと3層の知の再武装ってのをやらないと日本の高等教育なんていう世界はですね、そういった発想で立て直さないとですね、相当まずいことなってきてますよ!とですね、そのネガティブな話じゃないですよ!真剣にこれに立ち向かわないと日本という国のですね、ある意味での創成というか再生ってのは無いんじゃないかなぁと思うほど、わたしのなかにそういう問題意識がこう湧きあがってきているという話をしてですね、いまジェロントロジー推進協議会に多くの専門家が参画して動かしてもらってるんで、また機会があればですね、静岡でその話がどこまでいま進んでるのかなんて話を機会があれば・・・。まぁ、いずれにしても時間が来てしまいましたので話を終わりたいと思います。(講師、寺島実郎)

 

 

 

以上です。

 

きょうも最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

頓首

                      

p.s.,

i きょうは最終章でもあり、改めて今回の講演について自分なりの感想を言わせていただきます。

今回はリニア()の話を除いて、何ひとつ首を傾げたくなるような話はされていないと感じました。寺島氏は、終始、眼の前の事実をひとつひとつ丁寧に解きほぐしながら、ありのままを語っていました。その話は実に的を射ていると感じました。ここで氏の言葉を?お借りして、グダグダ話すのはNGですね!この日の講演は正しくファクト、FACTな話にあふれていました!

がんばれ、寺島実郎!

 

そのむかし日本のリニア新幹線についてドイツのメディア(40代?男性記者)曰く、

  素晴らしい技術だと確かに思うけどたかが1時間の時間短縮のために、こんなに 

  お金を使うことが理解できない、信じられないと話していました。ほんとに呆れて

  いるようでしたが、それがしもまったく同感です。 

 

  … 因みにこんなにお金を使って?

  おいくらでしょうか、いっ説に5 兆円とも 10 兆円とも   日経電子版  言われています 。

  まったく呆れてものが言えまへんがな !!!

 

 

 

ii きょうは冒頭にていろいろと言い訳をさせてもらいましたこと、ありがとうございました。

また、寺島氏、ご本人に対してそれがし個人的には以下のようなイメージをもっています。

ここでちょっと補足?させてください。

 

確か寺島実郎氏、ご本人は原発推進派のおひとりでは?

失礼ながら、その詳細についてそれがしはきちんと把握していませんが、いつぞやのTV TBS 6Ch. でのこと。脱原発は原発建設とかの国際的なノウハウを失うのは国として大きな損失だ!… 確か、このような発言をされていたと記憶しています。それがし、ここは賛同できません。この国にそのような能力は有していないと考えています。今回の人口予測の話にも照らしながらこの国の将来を考えると、とてもそのような知力も元気さも不十分でお粗末なものと思われます。このまま突っ走ると国際的に無責任極まりない国、つまり世界から信頼されない国!に成り下がってしまうのではと危惧します! 

 

ところで  福島第一の汚染水  朝日新聞デジタル  この2月に100万トンを超えました!

いったいいつまで放っておくのでしょうか ? ! 

 

(了)

 

 

 

(2019Feb7) 中巻25『世界の構造変化と日本の進路』寺島実郎氏の講演会がありました

  • 2019.05.19 Sunday
  • 06:47


こんにちは

 

お元気ですか?

 

いきなりで済みません!

今回は『下巻57』の予定だったんですが急きょ変更して『中巻25』としてアップしました。正直いってつい先ほどですが(…眠いにゃぁ〜)書き起こしている最中に寺島さんの真骨頂みたいなものを強く感じて、これは一大事だ、急げ!みたいな心境に陥りました。その結果が今回の急展開と相なりましたので、どうぞご理解をお願いします …なお、 急な変更をしたその動機については以下の記事を読まれると納得していただけるものと自負しています。勝手を言って済みません、どうぞご理解をお願いします。

なお、最終回(最終巻?下巻32)は、『下巻32』と題してアップすべく現在、書き起こしの真っただ中であります。

それでは、寺島さんのいい話の続き『中巻25』を始めます。どうか最後までお付き合いください。

 

 

 

 そこでなんですね、我々はですよ、率直に日本経済がなぜ苦労してるのか?ということについて、そろそろしっかりしたものの見方や考え方で見つめなきゃいけないときに来てるんだと思います。たぶんきょうの僕の前半の話で皆さんにとって情報価値のある話の最大のポイントだと思いますので、4  ページをちょっと開いてください・・・・・・

 

'19Feb7 『上巻34』 はこちらです 

 

 

 

 

(ここから『中巻25』です)

 

 

                                                    page: 4(1/3)

 

 

 

         『Digital Dictatorship (デジタル独裁 or デジタル専制』

 

 

 なぜ日本経済、日本産業が疲弊してんのかっていう、ここがですね分からないと世界経済のなかに日本がおかれている状況というのが見えないんです。なんだというとですね、デジタル・ディクテータシップDigital Dictatorship /デジタル独裁 or デジタル専制 というですね、これ先月行われたダボス会議、昨年のダボス会議あたりから登場してきているキーワードなんですけど、この言葉が僕は大変に重要だと思います。例えばですよ、我々がいまデジタル・エコノミーの時代を生きてるなんて話はですね、常識にも近い話でほぼ全員がですね、いま人口の 1.3 倍になったんです、携帯電話の普及ってやつがですね。全員がスマホを握りしめて生きているような時代になり、ネットワーク情報技術革命のなかに埋まるように生きていると誰もが感じていると思います。

 

 そこでですよlここのギャップに気がついた方がいいです、まず "左" に GAFA+M って書いてあるのがありますね、最近でこそGAFA なんていうタイトルの本も出てですね理解を深めている方も多いでしょ、GoogleのGとAppleのAとですねFacebookのFとAmazonのA+MicrosoftのMですね、これはアメリカ西海岸シリコンバレー・ビジネスモデルと言っていいと思いますけど、IT革命なるもののフロントラインにいる企業群だった五つの会社が、どうしたというとそこに 3.7 兆ドル(約 419 兆円)って書いてありますね、たった五つの会社の株価の時価総額です。400 兆円を越すってわけですね!もたもたするとたった五つの会社の株価の時価総額が、ニッポンのGDPに迫るかという勢いで拡大してきているってことですね。"右" にですね、この静岡って地域がですよ、日本の産業力のなかでは一番ある意味では地盤が強い地域ですから皆さん自身が誇りにも思っておられるだろうし、日本にとっても最も大事なこの地域から愛知、東海に掛けての地域ってのはですね、重要な物づくり国家日本の基盤みたいな地域なんですけど、”右” にですね東証一部の日本のトップ5、株価時価総額のトップ5というところを見てもらいたいんですね、第一位トヨタ自動車、ズバリ日本の企業の中で時価総額、株価の時価総額が一番デカいのがトヨタ自動車なんだというのは皆さんもご存じだと思います。

                                       

 

                                                page: 4(2/3)      

 

 

 だけど見てなんか数字の間違いなのかと思うかも知れませんけど、たった 22 兆円なんですね、どういう意味って思うか知れませんけど、Apple、Amazon の最近の読売の報道なんかでも経済欄みているひとならピンとくると思いますけれど、株価が時価総額 1 兆ドルを越すなんていうのは Apple 1社ですよ、どちらも 1兆ドルを超すなんていうのはトヨタって Apple の四分の一、五分の一の時価総額しかないんですかという事実にですね、愕然とするひとがいるだろうって、本当かよ!って言いたくなると思う。

 

 それでですね間もなく年号が代って平成という年が終わって…この間ですね、僕は月に二回、こちらでも放映していると思いますけど、東京で言うとTBS系の日曜日の報道番組でサンデーモーニングってありますね、月二回の責任先頭制でぼく出てるんですねあれは。1月6日という日に3時間特番やったんです、平成の30年を振り返るという。あのときご覧になった方はですね意味わかんねえな!と思ったかも知れませんけど、30年前ですよ、今から30年前、平成元年という年の世界の株価の時価総額のトップ50社のランクがバァーっと出てですね、50のうち32が日本の会社だったんです!30年前。ところがある年齢の方はですねこの30年間になにが起こったのか理解出来ないで、去年、株価時価総額でトップ50社のうち、日本企業はたった1社なんです、トヨタだけなんですね。なにが起こったのかこの30年間のあいだに、ぎょっとなるようなですねパラダイムの転換が起こった。その話をしてですね、そこが理解できないとですね日本産業がなぜ苦労してんのかが見えません!って、そういうことなんですね。しかもですね、そういう見方もあります!なんてねトボケタ話なんでファクトの話ですね、事実なんです!

 

 そこでですよ、ぼくは大学の学長もやってるからこういう質問をするヤツがいるんです。株価の時価総額ってそんな大切な話なんですか?で私はですよ、経営を評価する指標として株価の時価総額が一番大事なんだとは思いません。だけど企業経営分かってたなら上場企業にとって株価の時価総額は怖いんですね、会社っていうものはですね株価の時価総額を越すリスクなんかはとれません。株価の時価総額を越す事業、プロジェクトなんかは打てません。そういうものなんですね、そういうことを前提に考えたときにことの次第がこう見えてくる。

 

 

         『渋谷はグーグルとNHKの街になる』

 

 

 例えばですよ、このあいだぼくのところに東急電鉄の幹部というひとがドーっとやってきてですね、今、東急、渋谷の再開発を一生懸命やってます。東京に来られたらたぶん渋谷に行ったら、ビックリするくらいの勢いで再開発が進んでるんだなぁと驚くと思います。渋谷に土地勘ある方はですね、思い出すひともいるだろうと…、ターミナル駅のまん前に東急プラザというビルが建ってますね、あれ建て替えて超高層ビルになる。あの超高層ビルにですね全棟グーグルが入るそうです。今、六本木のヒルズにですねグーグルって6フロアで日本法人が入ってますけど、間もなく渋谷はですねグーグルとNHKの街になるだろうってね。で二子玉川の楽天とですね、東京の西っていう地域をどういうふうに戦略的に組み立てていくのっかっていうのが東急電鉄の長期的な戦略のなかでものすごい重要だっていう、そういう問題意識でいまとにかく議論に向き合ったというのがこの話の主旨なんです。

 

 

 

         『2027年 中央リニアで 東京(品川?)〜 名古屋40分間』

 

 

                                                   page: 42 (2/2)

 

 

 この地域の方あまり関心がないかも知れませんが page: 42 (2/2)をちょっと横道にそれますが重要なポイントなんで … … 中央リニアと圏央道っていう … … これあの〜年が明けましたので 8 年後に名古屋、東京(品川?)は 40 分、今、名古屋、東京は1時間と30分間くらい新幹線ですが、だけどリニアが動けばですね名古屋、東京は 40 分でつながる。

 

 私、国土交通省関係の審議会にいろいろ入ってるんですけども国土形成計画に加えてスーパー・メガリージョンという審議会が去年から始まった…スーパー・メガリージョンってなにというと、東京、名古屋、大阪、去年関西経済界が等分してですね、リニアを前倒ししてくれって動きがでて 8 年前倒しすることになったから、東京、大阪は 18 年後に1時間です。まず、その最初に 8 年後に東京、名古屋が 40 分になるって話なんですね … … そうするとですねここに相模原って書いてありますけど、このリニアってやつは各県ひとつの顔建て興業(?)ってヤツで中間駅っていうのを各県ごとに造るんですね、つまり分かりやすく言うと新幹線でいったらのぞみが止まらない中間駅、こだまが止まる駅っていうんですね。神奈川県駅が相模原、正確にいうと橋本っていう地名なんですが神奈川県駅が。そうすると相模原は品川がターミナルです。品川から10 分になる相模原、甲府も10数分になる。それでですね名古屋にとって東京が一時間でつながるところにある、一時間縮まるってことだけに焦点が向けられているけど私は中間駅インパクトの方が重大なんだということで、このシミュレーションに加わっている訳ですけれど、どういうことっていうとですね、名古屋にとって例えばいま甲府へ行こうとしたらですね、長野回りにしろ東京回りにしろもたもたすると 5 時間掛かる、だけどそれが 30 分でつながるっていうんだね、名古屋、甲府が。そうなったとき一体どういうですね、変化が起こるのかということをシミュレーションしてくれって言ってるんですね。

 

 今、なぜここで触れているかというとですね、東急はですね渋谷を基点としてですね、東京の西という地域を睨んでつまりここでいうと神奈川県を睨んでですね、相模原、リニアを睨みながらですね総合交通体系というもので、どういう風に首都圏を変えていくのかっていう視点で長期戦略を組立てなければいけないということで、さきほどの話につながるんです。そこで渋谷がグーグルの街になっちゃうという、おぉーっと思うようなですね唸るような話なんです、なんだっていうとですねグーグルにとってみれば渋谷のビルの一棟なんてものは「へ」でもないですね、これだけのつまり時価総額を確保していればですね状況の中で。

 

 

 

 

 

                                               page: 4 (2/2)

 

 

 

         『株価時価総額上位10社の推移』

 

 

 そこでなんですね、4 & 62 ページの下の段を見ていただいて page: 4(2/2)& page: 62 (2/2)『株価時価総額上位10社の推移』というところをご覧になりながらですね、考えを巡らしていただきながら、今、我々がどういう状況に置かれているのかという実態がみえてきます。これはですね 1980 年つまりですよ日本の戦後の復興、成長というモデルを一巡してですね、工業生産力モデルってつまり工業生産力でこの国を豊かな国にしようというチャレンジはですね、一定の成果を上げ始めた辺りが 1980 年だったという振り返ったらですね話が見えてきたんです。あのころですね日本の企業の株価時価総額のトップテンは一位がトヨタ自工だったんです自工というのは自販と合併する前だったんです。二位に松下電器、いまのパナソニック。三位は話題の日産、東電、鉄は国家だなんて新日鐵が名を連ねていたんですね。そして 1990 年というのはバブルのピーク、金融関係がドーンとですね時価総額を膨らましてきて第二位に興業銀行、天下の興銀なんて言ってですね第三位富士銀行、第六位第一勧業銀行、この三つの銀行が合併して、今、「みずほ」になっているんだというのをご存じの方も多いと思います。

 

 ところが、2018 年 11 月つまり今ですよ、つい二か月前の日本の株価時価総額のトップテンに、三行合併したあとの「みずほ」が出て来ねぇんだというとこをみるとですね、いかに「みずほ」が苦悩してるんだというのがあってですね、別次元ってものがみえてくると思います。そして 2000 年時価総額のトップテンにセブンイレブンが出てきた、このころ我々はですね、川下優位の産業構造に移りつつあるなんて、流通の付加価値が川下に移ってるんだってことを盛んにいっていたもんです。

 

 そこでですよ見ていただきたいのが 2018 年、今なんです、18 年 11 月末わたし自身ちょっと感慨深いのはですね、今朝方ぼく電話でまた話してるんですけどもファーストリテイリング、ユニクロがトップテンに入ってきた。柳井さんと話をしますけど柳井さんのとこのユニクロがですね、時価総額のトップテンに入ってくる時代とは … 。この柳井さんっていうのは小生にとって早稲田の政経のときの同期なんです、ですから友人というか本当に友人なんです。だけどあのひとは一度も早稲田に来なかったというから(会場から笑い声があがる)ぼくは一日も休まず行って、全共闘と向き合っていた時代なんだけども。彼は世界が動いていたと言うんですね、欧州だなんだと早稲田っていうのは学校に来なかったりしたひとのほうが、いい仕事していたりするもんなんですね、なんかヘンな話ですけど。

 

 まぁ、そんなことはともかくとして見ていただきたいのは、三行っていうとこなんです。これがニッポンの現実なんだどいうことに皆さん分かりますか?例えば日立製作所っていま経団連会長会社ですよ。なんか数字の間違いなのかと思うかも知れないけど、日立の時価総額、わずかに 3 兆 2 千億ですねということはですよ、さっきから言っているようにまた頭の体操していただいて、アップルやアマゾンのたった1社の 30 分の1、40 分の1も評価されてないのかという、市場が企業の価値を決める時代なんていう表現が盛んにつかわれるのをご存じと思います、マーケットバリューってやつですね。日立ってアップル、アマゾンの 30 分の1、40分の1も評価されてないわけ?もっと絶句するのは新日鐵住金ですよね、ついこの間まで鉄は国家なり!と言っていた。2 兆円っていうですね、実は今月の速報値出てきてるのぼくは知ってるから1兆 8 千億までまた落ちてる。で 2 兆円っていうことでしょ、アップル、アマゾン、グーグルのですね、50 分の1 60 分の1の評価しかないわけですから立ち眩みが起こるだろうと思います。

 

 

          『Digital Dictatorship / デジタル専制』 (New 7 Sisters)  

                       

  株式時価総額: 2018年11月末時点

                                                   page: 62 (2/2)

 

                                                 

 ただしですよ、少ないからダメだなんての類いのこと言うんじゃないんです。例えばですよユニクロこんにちあるは、ここにある東レのお陰なんですね、三島に東レのまさに工場と研究所があるんです。この間も東レでぼく話してるんですけどもユニクロの下着のごやっかいになってるひと多いと思いますけど、あのヒートテックだとかエアリズムなんていう技術はですね全部東レが開発した技術なんですね。ですからこれから素材企業としての東レの哀しみといってしまえばそれっきりなんですけど、それを吸収してファーストリテイリングが伸びたとも言えるんです。ですから単純な話じゃないんです。だけどいづれにしろですね物つくり国家ニッポンを代表するような企業群がですね、市場での評価っていうものがこういうものなんだなということの現実はですよ、良いとか悪いとかの話じゃ無くて、まず真剣に向き合わなきゃいけない。

 

 例えば日本エレクトロニクス産業の雄と言われている日立、東芝、パナソニックの3社の株価時価総額を足しても10兆円にならないですね。この上のですよテンセントとアリババ、中国の2社、IT2社1兆ドル(約 113 兆円)に迫るってんですね時価総額が、私からすればですね 10 年前に豆粒ほどの会社でもなくて西海岸ビジネスモデル5社の先ほど言いましたが、IT5社の中国人の留学生がですね西海岸留学していてアメリカで当たっているビジネスをパクってとは言いませんけども、あの〜真似てですね中国でスタートさせたようなビジネスモデルがですね、あっという間に1兆ドルの時価総額になろうとしているなんていうことに溜息でます。

 
 アメリカの5社と中国の2社のことを世界では、New 7 Sisters と言い始めて … … 事情通のひとはですね 7 Sisters ってついこの間までオイル・メジャーのことだったんですね。で 20 世紀の7Sisters は石油なのか、21世紀の7Sisters はITなのかっていうのが次第に見えてくると思うんです。
 
 そこでですね、頭の体操をしていま世界でなにが起きてんのかってことについてですね、気になる言葉っていうのを入り口にしてみなさん、最近、世界で気になる言葉のひとつはですね『カエル飛びの経済』って話です。カエル飛びの経済ってなんなのっていうとですね、日本のように固定電話が普及している国よりも固定電話が一切普及していなかった中国のほうがですね、いっ気に携帯電話が … … パラドックス … … カエル飛び … … それで最近中国の留学生が日本にやって来た自分のところにもいっぱい来ています。日本の印象は?って中国人の留学生に聞いたらですね、こう答えたんですね。自分は 21 世紀から 20 世紀に逆戻りしたような気持ちです。こう答えたんです。なんでって聞いたらですね、中国ではお札っていうものを使ったことがなかったから、日本という国ではまだお札を使ってるんだというショックを受けたというんですね。聞いた方がショックなんです(会場から少しの笑い声が起きる)… でいま中国へ出張しているけれども出張報告に必ず出てくるのがこのキャッシュレスエコノミーについて … 実はですよ、この話も単純じゃなくてなぜ中国がキャッシュレス化したのかというときにやたらに偽札が出回るからですね、キャッシュレスにしたんだという政府の思惑っていうのがもの凄く影響しているんだけども、いずれにせよですね気がついてみたら中国のほうがキャッシュレスにですね圧倒的に … … みたいなことになっちゃってる、これがカエル飛びなんですね。で二つ目もうひとつ、
 
 いままでの産業理解からは理解できないっていうのはITの世界の … というのはそこの七つの会社がもしダントツの技術力をもってですね、及びもつかないよねというならまだその諦めもつくというかですね、納得もいくんです。だけど圧倒的な技術力を持ってるなんて言うそういう話じゃない、つまりITというのは ユビキタス という言葉が使われるように平準化技術なんです。つまりいつでも、誰でも、どこからでもアクセス出来るネットワーク情報技術なんて言い方しますけども。
 
 例えばですよ、この七つの会社が及びもつかないダントツの技術基盤をもってたとか … そもそも最初に圧倒的な資金力をもってですね、かつての装置産業なんていう言い方があります、例えば煙(けむり)モクモクなんていう工場、官営八幡製鉄なんてのはですね、国家資金でも投入しなければ製鉄業なんて起こせないよね!って言うくらいの、つまり基盤インフラがないと出来ないような産業だった。だけど、シリコンバレー行かれたら分かりますけどファブレスって言うか工場無しって意味なんだけど、工場ひとつ建ってない!でこの GAFA っていう企業の怖さはですね、戦略、企画力つまりソフトパワーで世界中の要素を組み合わせてですね、例えば最終的には中国でアップルの端末を組立てて見たり、まぁ、要するにある種のソフトパワー企業なんですね、であるが故にですね要するにダントツの技術基盤があって圧倒されているという訳でもないんだというところに、この話のポイントがあるんです。

 

 でそこでですよ、つまり今我々はどういう時代を生きてるんだという、みなさん自身がですね、例えばアマゾンという会社はですね曲がりなりにもみなさんの視界にチラチラし始めるときに、みなさんはアマゾンという会社をどう理解しているかですね、たぶんこれってネット使った本の通信販売会社だくらいに意識してるんです。ところがいまアマゾンインフェクト()というとこがありまして、ありとあらゆるところにアマゾンが手伸ばして来るんですね。この間ウォール・ストリートで(友人か?)日本にきててぼくは苦笑いしたけれど … ↓  ここにITとFTの結婚  って書いてありますが ➡

 

 

 

➡ これはですね、なぜここまで時価総額が膨らんだのかですね、西のシリコンバレーに対してウォールストリートの強かな人々がですねベンチャーキャピタル、ベンチャーファミリーも含めて金つぎ込んだからこれだけ、要するに時価総額が肥大化したとも言えるんです。ところが今度はアマゾンが逆流してきて金融っていう分野に参入して來るんじゃねぇかというところに怯えてるんだという理論を感じて苦笑いしたという文脈なんですけど。
 

 

 

きょうは以上です、この続きは近日中に 『下巻32』 としてお伝えします。

 

p.s.,

お願い、

本文中にそれがしの勘違いや誤字、脱字などがありましたら教えてくれるとうれしいです。

よろしくお願いします。

頓首

 

 

きょうも最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

どうか車の運転は安全第一でお願いします。

 

ではでは。

 

 

 


 
 

(2019Feb7) 上巻34『世界の構造変化と日本の進路』寺島実郎氏の講演会がありました

  • 2019.05.06 Monday
  • 04:53

 

こんにちは

 

お元気ですか?

 

 ちょっと古い話で恐縮ですが、今年の 2 月に静岡で寺島実郎氏の講演会がありコオロギさんと参加してきました。講演は休憩なしで1時間と 30 分です。そしてその内容について(個人的にですが)期待通りで大変に意義のあるものと感じました。あとにも書きましたが昨年のこと『株価時価総額で世界のトップ企業 50 社のうち日本は 1 社だけ』(これって 30 年前には 32 社もあった)とか『世界は静かにジャパンリスクって言葉をくちにし始めた』➩ いったいいつになったら日本の実態経済は良くなるんだ ?! とか『人口予測の数字は当たっちゃうから怖いんです!』等など、ヤバイじゃん!ほんとうに大丈夫なの? そんな気持ちが先走ってしまい、果たしてその原因がどこにあるの?とか、なんとなく物騒というか不可解というかモヤモヤは晴れません!

 

 そんなわけで寺島さんの怖い話?を、いい話です!ぜひ皆さんに知ってもらいたくなりました。現在、遅ればせながら全講話( 91 分)を書き起こしの真っ最中ですがやっとのこと、五合目を過ぎた辺りかな? まだまだ掛かりそうです … 説明資料の貼り付けに意外と手間が掛かってしまい簡単に終りそうにありません…資料はそのままでは判読できそうにないのでコントラストをつけたり拡大したりと。しかし、繰り返しますがこの手の話は時が時間が命であります。新鮮なうちにガブリ!といかないと興味半減です、味も価値も薄れてしまうと思っています。そこで今回はジタバタせずにいったんペン(マウス?)を置いて、ゆっくりしよう! 違、違います!ゆっくりとしながら急ぎます ?! 『上巻 34 』➩ 34 とは 34 分間の意味です!次の57 も同じく!『下巻57 』と題して二本立てでいきます。

 

今回は『上巻 34 』をアップしました。はい、経済の話はゴメンだね! な〜んて冷たいこと言ってソッポを向かずにちょっとお付き合いください! よろしくお願いします。

 

 

          ↓ こちら、当日いただいた資料の表紙と裏表紙です(ページ数なんと 129)

 

           

 

 

           

 

 

 この日は久しぶりの東海道本線でした。せっかくだからゆっくりと車窓を流れる風景を楽しみながらいきましょう!って、横浜から乗り込んだんですが・・・JR在来線の静岡駅まで、途中、熱海で乗り換えたりして2時間半も掛かってしまいました。ほんと遠かった…着いて直ぐにこちら(講演会)を控えていたので好きなビールも控えてガマンでしたが偉いでしょ ! ? 笑. 。 繰り返しますが肝心の講話はほんとよかったです! 寺島氏はこの日が初めてでしたが、TVでお馴染みのいつものゆっくりとした丁寧な語り口とあわせて、説明も明快で分かりやすかったです。それがしにしては珍しく素直に頷きかえして納得できました!

 

 講話がスタートしてしばらくは経済の話が中心でしたがこうなると自然?眠くなって来てしまいました。ところがしばらくして株価時価総額で『世界のトップ企業 50 社のうち日本は 1 社だけ』『TOYOTAだけです』『これ 30 年前は 32 社もあったのが昨年はTOYOTAだけ』ここでハッとして眼が覚めました。 ほんと衝撃が走りました!以前から少なくなったと聞いてはいましたが、まさか1社 ? それもトヨタの1社だけとはびっくりしました → この期に及んでなに言ってんの ? ! と笑われそうですがほんと驚きました。

 また、追い打ちを掛けるように『いま世界は静かにジャパンリスクって言葉を口にし始めた』ときました!ほかにも人口予測ってのは当たっちゃうから怖いんです!なんて話もありましたが、ほんと気にかかることがてんこ盛り状態となって、普段、自分が如何にノー天気で暮してきたか!… ここは正直、ちょっと反省しました(ほんと)だからなんだ!と言われると困るんですが … 。

はい!前置きが長くなりました、失礼しました。

 

それでは以下、『上巻34』です・・・

 

 

 

 

 どうも寺島でございます。

静岡とはいろいろ縁がございまして取り分け静岡銀行とですね、深い実は縁がございます。考えてみるとですね僕が N.Y.4年、ワシントン6年、東海岸にいたころはですね、静岡銀行の人がぼくのN.Y.でもってたあのワシントンに移ったあとにですねコンドミニアムをずっと借りてくれてですね、そういう店子と大家というような関係で中西会長以下、静銀の人たちとは今でもたいへん深い縁をもっています。もちろん、読売新聞、ワシントン時代はですね読売の支局長はじめ多くの人と一緒にさまざまな問題を議論し追っかけてきましたので、私ときどきこういうかたちでですね読売の講座にですね参画するかたちでやってきています。それできょうはですね、いまちょうど年が明けてひと月経ってですね、昔の旧暦で言うといま正月みたいなものなんですが、2019 年という年をどう考えるのかという意味で、皆さんのですねこう考えるヒントになるような話を一緒になって踏み込んで議論していきたいなと思います。

                                            

 それで私のこのピンク色の資料集というものを皆さんに配られています。私はこの統計の数字というのはどんどん新しくなっていきますから数字の裏付けのある話しをしたいということで、この資料集を講義の折には必ずつかっています。それでまぁ、新年号ということなんですがもうすでに新しい数字が出てきていますが、一部それに付け加えてお話をしないといけないと … … ⇚ ノイズ、聴き取りNG(以下、同)   日常性に流されながらですね、毎晩酒漬けになっているような頭でですね、今の自分はどういう時代を生きているんだろうなぁ〜と本気で考えようと思ってもですね、なかなかそう踏み込んで考えられるもんじゃないです。そこでですねこの新聞社が提供してくれるこういう機会にですね、自分の時代認識の座標軸がどうギャップがあるのかをですね修正しながら、自分なりの時代認識を構築するチャンスにされればいいかなと思います。 

 

 

                                                                                    page: 1(1 / 2)

 

 

『 世界の構造変化と日本の進路 』

 

 そこでですね、まず、2019年という年をどうみるかというときに、page: 1(1 / 2)をちょっとご覧ください。この「世界の構造変化と日本の進路」とあるんです。 ロンドン・エコノミスト誌の "THE WORLD IN  2019" この資料集には小冊子が毎年付いて新年展望、発行されるんですが今年のも勿論ですが、私、これ1987年からロンドン・エコノミストが新年展望というのを発行し始めたんですけれども、この新年展望、実は注目しています。 ず〜っとですね。 どうしてって言うと歴史ふり返ってですね、あの冷戦が終わるというころに感心があったんですけども、かなり的確な見通しを出してるんだよなという思いがある。 いくつか理由があるんですね、これに注目して、ひとつはですね気をつけないと、我々が日常ですねこのその中に影響を受けてる情報環境っていうのはですねともするとぼく自身ですけれど、アメリカを通じてしか世界を見ないという情報のなかにのめり込んじゃうんですね! ですからこの知的三角測量という言葉がありますね、欧州からはどうみているかとかですね、とりわけロンドンからはどういう風にみえるのかというですね、自分の考え方をこう正したりするのに非常に刺激的なんです。 だからこの注目しているんだというですね、それからどんな雑誌でもですよ新聞でも、まぁ、新年特集なんてやるのは定番なんですけれども、たいがいの特集っていうのは専門家の意見と称するやつをですね、ホッチキスで閉じたようなもんで凝縮して収れんしてないんですね。 ロンドン・エコノミスト誌はシンクタンク持ってましてですね、インテリジェント・ユニットというシンクタンクでさまざまな専門家の展望をですね、練り上げて編集長のキーワードというヤツをバァーンとぶつけてくるんですね。 それがですね非常に考えるヒントになってると、こう思っています。

 

『 Planet Trump と BREXIT 』

 

 例えばここにですよ、2017年プラネット・トランプ Planet Trump というキーワードを持ち出してきて言ったのは二年前ですけど思い出します。 何と言うとですね、ちょうど前の年の秋にトランプ政権が要するにトランプが大統領に当選したんですね2016年にですね、でこのとき2016年12月思い出しますけれどロンドン行ってたんですけど、この翌年の展望がですね一ヶ月遅れたですね発行が、というのは想定外のことが起こったんですね、トランプが当選してしまったんですね。それからまぁ、その年  Wikipedia ➩ BREXIT   (注:サイト管理者から、2年も前ですがお薦めです ➩ BBC NEWS JAPAN  という年だったと。 発行が遅れたと持ちだしてきた2017年へのキーワードが Planet Trump プラネット・トランプがどういう意味というと、プラネットというのは日本語で惑星と訳されますね惑える星と、ですからこの言葉の中にですねこのトランプというひとりの男によって世界中が翻弄されているという、惑わされてしまうという意味と、地球全体が惑わされるという意味とですね、それからトランプ政権そのものが迷走するという掛け合わせたような言葉だったんだが思い出します。で二年振り返ってみると正にこの二年間にですね、このトランプなる男に世界中が振り回さていると言ってもいいような状況が続いている言えます。

 

『 2019年 経済の変調とリスクの顕在化 』

 

 そこでなんですね、この2019年、今年についてロンドン・エコノミストが出してきたことは経済の変調ということなんですね、変調とリスクの顕在化。 変調というところにちょっとですね焦点をあてて何故いま経済の変調と言うのかとですね、この冒頭の話のひとつの中心に据えて話を進めていきたいと思います。 『 2019年経済の変調とリスクの顕在化 』 その下に書いてあるようにですね、

 

   トランプリスク(米国の政治不安、米中貿易戦争…デジタル覇権争い)

   新興国リスク(米国長期金利上昇による資金還流)

   欧州リスク(BREXITの不透明、イタリア財政、独仏の混乱)

   地政学リスク(中国・ロシアの強権化、リビジョニスト国家の登場、中東の液状化)

 

 と書いてあるようにですね、いま非常に不透明なリスクが見え隠れし始めていることは、皆さんもたぶんですね気がついているだろうと思います。 例えば世にトランプリスクと言われてですね、メキシコ国境に塀を造る壁を造るなんていう発想をしてですね、予算が通らないんで今は暫定予算でやっていますけれども、アメリカの行政府が機能不全になっているなんていう状況ですね、それから米中貿易戦争がエスカレートしてきて世界経済にインパクトを与え始めているとかですね、世にいうトランプリスク。 それからこれからお話しするなかに出てくる新興国リスクというですね、いまアメリカの長期金利の動向が新興国の経済に打撃を与えるというリスクなんですけども、あとでそこはですね踏み込んでお話したいと思います。

 

 それから欧州リスク、ここのところに来てですねやっぱり欧州が急速になにやら閉塞感漂う状況になってきていますけれど、ひとつはそのイギリスがBREXITの不透明性というのは、未だにこう抱え込んだままですね同意なき離脱っていうEUからの離脱になるんじゃないかという状況に直面しています。 イタリアの財政危機だとかね、取り分け欧州の安定の基盤だったのがドイツだったんですけども、ここのところへきて、そのドイツがですねメルケルの退任みたいなことがあって揺らいでいるなというのが、ぼくらからみて非常に気になります。それから中国、ロシアの強権化ですね。習近平政権の強権化、ロシアの強権化、プーチンの強権化なんていうのも気になります。 そういったリスクが顕在化してですね、世界経済になにやら変調が起こりつつあるというのがですね、この今年の世界を見るときにひとつのキーワードではないかとロンドン・エコノミストが言っているんですね。

 

 

                                                          page: 49(1 / 1)

 

『 IMFの世界経済見通し 』

 

 そこでなんですけど、page: 49(1 / 1) ページをひとつ睨んでもらいたい。これはですね、IMF、つまりワシントンに本部のある国際通貨基金の世界経済見通し 10 月版ってやつです。昨年(2018年)の 10 月に出ました。IMFが3カ月に1回ですね世界経済見通しを改訂しています。その微妙な変化を追う!それがですね世界経済の動向を感じ取るうえで非常に重要なんです。 IMFの世界経済見通しというのはですね分かりやすく言うと、大方の世界のエコノミストはこうみていますよ!というですね、ある種の基準値的な数字だと言っていいだろうと思います。

 

 まず見ていただきたいのが … グダグダ長々と説明する気はないですよ!上から二段目です、世界購買力平価ベースというこれ横いっ線にですね、マーカーでも引いて睨まれたらいいですね。 2008 年のリーマンショック以降の地球全体のGDPの動きです。地球全体のですね、が見えてきます。 例えば 2016 年 3.3 て書いてあるんです。前年比、実質 3.3 %成長だったってことなんですね。実体経済が実質GDPが地球全体が世界がってことですね。 で 17 年 18 年とですね、数字ごらんになるとですね、3.7  3.7 って数字がそこに現れていますけれど、世界経済がですね 2016 年に比べて+(プラス) 0.4 %なんていうかたちでですね、まぁ、要するに上方修正っていいますか上向いて 2 年間連続してですね、3.7 %実態経済成長したんだというのがここの数字です。今度はですね 17年、18 年、縦にマーカーでも上から下までサァーッと睨まれたらですね気がつくと思います。つまりマイナス成長ゾーンが一切ないんです。 世界同時好況というサイクルのなかに我々 2 年間居たんだなというのが分かるはずです。その前の 2 年間ですよ見ていただいたら分かりますが、ブラジル、ロシアに黒三角マーク(▲)つまりマイナス成長だったんですね、ブラジル、ロシアが、どうしてっていうと資源価格の下落、それからロシアについて言えば 2014 年に起こったウクライナ危機、クリミア半島の分離併合を強行したですね、プーチンに対するG7先進七カ国の制裁なんていうのがボディに効いてですね、2 年連続のロシアはマイナス成長に落ち込んでいたんです。ところが 17 年にこの二つの国が水面上に出て、18 年さらに安定してきたというのがその世界同時好況なるものの大きなエンジンになったと言っていいだろうと思います。

 

 そこでなんですね、例えば 4 〜 5 年くらい前にですね皆さんがこういった機会で例えば新年経済展望なんていう講演会を聴きに行ってですねエコノミストというひと達が使っていた言葉、定番のように使っていた言葉が、世界は多極化してるというですね言い方がですね、どういう意味っていうとですね、上の先進国だけが世界経済を引っ張るんじゃなくて新興国というブロックが力をつけてきてですね、要するに世界をけん引していく力を新興国も持ち始めたというですね、例えば証券会社のですね投資に対する … … 皆さん思い出してください、ブリックス(BRICs)なんていう言葉を盛んに使われたのを思い出してください。というのはブラジルの B、ロシアの R とインドの I とですねチャイナ、中国の C を重ね合わせて、これゴールドマン・サックスがつくった言葉だったんですけど、BRICs やたら言っていたんです。ところが見ていただいたら分かりますけど 15 年 16 年 とBRICsは二つに割れたということなんですね。プラス成長をある種維持した中国とインドとですね、ブラジル、ロシアのようにマイナスに落ち込んだBRICs、二つに割れたということですがインドなんですけど、2015年に 8.2 対 6.9 ということで中国の成長率を上回ったんですね、このとき世界のエコノミストはどよめいたんですね、これからはインドの時代だと、中国がダメならインドがあるさという勢いで日本産業界もインドへの熱視線だったんです。

 

 ところがですね、その後インドが急速に成長力をスローダウンさせた数字を、これ見れば分かると思います。これはモディ首相がですね、ある日突然、高額紙幣の通用を禁止するなんていう荒業に出たんですね。どうしてそんなことしたのって言うとですね、つまり地下経済、アンダーグラウンドエコノミーってやつをコントロールしなきゃいけないというんで高額紙幣をですね使えなくしちゃったんですね、でブレーキが掛かってスローダウンしていたけれども、去年、2018 年ですね、これインド 7.3 %成長と10 月の段階でのIMFの予測にはなっていますけども、先週もう確定値を出してきました、7.5 だったですね。つまりインドが、結局、ポテンシャル高いねという数字を見せ始めてきました。

 

 そして中国がですね、ここんところへ来てスローダウンしてきているというのが、数字みてお分かりと思いますけども、一昨年、2017 年に 6.9 という意外に高い数字を出してきたんですね。 我々はこう考えたんですね。 去年の春、つまり 18 年の春、全人代とかがあって皆さんのなかにも驚いたひとがいると思いますが、憲法を改正してまでですね国家主席の任期制限というのを撤廃したんですね。 なに意味してるのと言うとですね、習近平というひとは今まで二期十年だと決まっていた国家主席の任期をですね取っ払って、この先、三期でも四期でもやっていくつもりなんだということをですね、あからさまにしたと言ってもいいような決定なんですね。 でこういうリーダーっていうのはですね、余人をもって代えがたいリーダーだって評価されないといけないから実績が要るんですね!つまり、ちゃんと数字出してんじゃねえかって実績が要るし、ですからこのGDPの数字をですね意図的につくったとはいいませんけれども 6.9 という数字を築くために、例えば公共投資でGDPを膨らますっていうのはですねこの中国のやり方なんです。

 

 例えばGDPの構成品目のなかでいっときは五割近くまでですね、インフラ投資つまり長期、政府国営資本形成というカテゴリー なんですけどもつまり橋だとか港湾だとか、道路、空港だとか新幹線だとかですね、要するにインフラ投資でもってGDPを膨らませるというのが中国のパターンだったんです。 ところが習近平政権はですね、当初、思い出すひともいると思いますが新常態っていうんですね、新しい常の態ですね英語で言うとニューノーマル new normal って言うんですけど、まぁ、要するに普通の経済に戻すって盛んに言ってた、それ何を意味しているかと言うと、民需主導型、民間の需要主導型で経済を引っ張る方向にもっていくんだなんて言ってたんだけど、減速感漂ってきてですね元の木阿弥ってヤツですね。そんなこと言ってられないと、とにかく公共投資でアクセル踏んでですね、しっかり数字つくるってんで出してきたのが、この 6.9 って数字だったと言っていいかと思います。 また、今ですね米中貿易摩擦で中国経済はもう表立って出てきている数字以上に減速してんじゃねぇかという見方をするひとが非常に多いんですけども、財政出動とかですね、いわゆるインフラ投資でGDP持ち応えようとしているのが中国の現状だと言っていいだろうと思います。ただ、日本産業界にはですね中国が減速してくれちゃあ困る!というひと達も多いからですね、 まぁ、6 %台の成長力を中国が維持するということで、ある意味ではほっとしているひとたちもいるというのも、この数字の意味ととっていいだろうと思います。

 

 実はそのインドの下にASEAN5というのがありますね、ASEAN5というのは東南アジア諸国連合のことなんですね、ASEAN。 ASEANは十各国から成り立ってるんですね本当は、ところがこの代表的な五つの国という意味なんですね、下の欄に欄外にインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムまで、この五つの国がですね  5 %台の成長軌道をしっかり歩んでくれているということが、実は日本経済にとっては大変な追い風なんです。でここに中国、インド、ASEAN5というブロックがあります、それを取り囲むようにアジアって書いてありますが、これね除く日本のアジアっていう意味なんですけど、除く日本のアジアが 6 %台の成長軌道を走っていることは日本産業にとっては大変な追い風なんだと、つまりいま平たい言葉で言うと日本がメシ食って居られる大きな理由はですね、アジアが活況だからという部分がですね非常に重いんだということで、アジアダイナミズムってやつですね、日本にとって非常に重いのは。

 

 そこでですよ、この段階で皆さんに確認しておきたいのは世界経済解説したい訳じゃないんです、今年ですねどういう数字が出てきているのか? つい先週(2019 年 1/27〜2/2)1月版のIMFの世界経済見通しが出てきたんです。2019 年についてですね、3 か月前の 10 月のときには今年も 3.7 %くらいの成長だろうって予測していたのに、今般ですね、わずかですけど 0.2 ポイント引き下げてきました。 3.5 という今年の世界経済の成長を。 でここでですね、あっ、世界経済は減速気味なんだというときにですねIMFもそうみているんだというですね、世界経済に対する見方を非常にスローダウンさせているというのかな? それがいまのまずこの発表になった数字のひとつの特色なんです。でところがですよ、この段階で皆さんに確認しておきたいのはですね、例え 3.5 であれですね、地球全体のGDPが前年比 3 %台で成長しているなんていうのは、実体経済ですよ実体経済が 3 %台で拡大しているなんていうのは人類の長〜い歴史の尺度からいったら、もの凄い勢いで世界経済が拡大していると言ってもいいくらいのですね、実体経済が堅調なんだと言っても不思議じゃないくらいの数字なんです。 しかもこの表の一番下の段にですよ、実質世界貿易(商品)という統計がありますよね、つまり世界貿易が 4 %台で拡大しているんだという、少し数字が落ち込んできているけども、つまり実体経済が 3 %台で拡大し、貿易が実質 4 %台で拡大しているんだという … … はですね、要するにリアルエコノミーという意味での実体経済を見つめたならば世界経済は極めて堅調に安定して拡大しているんだと言えるんです。 ところがですね、何故、変調っていうくらいですね、ある種の悲観論が … … これはひと言でいってしまうと株価なんですね、株価によってですね景況感が要するに揺さぶられるという時代を生きてるんだということをですね、我々認識しておくべきだと思います。  

                 

『 日米株価と米国長期金利(10年物)の推移 』                   

 

 それではですね今度、page: 62(1 / 2)ページをごらんください。 ここは僕の資料集のなかで【特別添付資料◆曚箸いΔ箸海蹐 … … 61 ページからのレポートはですね、実は昨年の秋ぐちに去年はウィーンで行われたオーストリア、ウィーンで行った中東協力会議での私の基調講演のとき手許に置いていた資料をご披露します。 12 年連続してですねエネルギー地政学が今どう変わってるのかというレポートをする役割で、この中東協力会議に出てるんです。そのなかに出てくる、つまりもし皆さんの中にですよ、エネルギー問題だとか中東情勢だとかに強い興味と感心のある方はですね、この資料集を使いたければ持って帰ってじっくりこの辺りを、このレポートを読まれたらですね、その分野に於ける論点は非常に整理して頭がですねスッキリ認識できると思います … … でそのレポートの中に出てくる 62 ページのグラフがですね、今、議論を踏み固めるのに非常に分かりやすいから使おうと思っている訳なんですけど。一番上の段はN.Y.株式市場、ダウの動きです、二番目は皆さんもたいへん関心のある日経平均と言われているですね、日本の株式の平均です、一番下はアメリカの長期金利、つまり 10 年物の国債の金利の動きです。まず、2017 年というところをじっと見てもらたいです、やけに株価が跳ね上がったんだなとグラフ見てビックリするくらいです。つまりN.Y.のダウはですね、年始から年末までの間に 24 %跳ね上がったんですね、これ一昨年のことです、よく考えてみるとですね、この辺りから静かに物の考え方を立て直さなきゃいけないですけど・・・。

 

 世界のGDPが 3 %台と拡大してですねアメリカのGDPはさっきの表をあとで見て頂いて 2 %台に拡大しているという状況に、なんで株価だけが 24 %も跳ね上がったんだ、というところにですね、あの〜着眼しなきゃいけない。つまりここで僕が言おうとしているのは金融経済と実体経済の乖離なんですね、金融経済というのはですね、まぁ、ウォールストリートっていう敢えて使いますけどアメリカ、N.Y.のですねウォールストリート、世界の金融資本主義の総本山と言ってもいいようなウォールストリートで、2016 年、秋の大統領選挙にあたって、ウォールストリートはヒラリー・クリントンを推してたんですね。思い出すひともいると思いますけど、どうしてっていうとヒラリー・クリントンがですね、N.Y.選出の上院議員だったこともあってですね、ウォールストリートとヒラリー・クリントンと手を携えていたと言ってもいいんです。ところがですね、そのことが予備選のときにあのとき 76 歳だったサンダースという爺さんがですね、ヒラリー・クリントンの化けの皮を剥いだと言ってもいいような予備選になっちゃったんですね。若い人たちが熱狂的にその 76 歳のサンダースを推したというですね、そのなかで多くのひとがですね、ヒラリーってイヤな女だよねと、亭主のビル・クリントンと一緒になって財団つくってですね、てめぇの金儲けだけに勤しんでいるイヤな女だというイメージがバァーンと凍り付いちゃったんですね。これが本選に入ったときにトランプ対ヒラリーの1対1になって・・・あの大統領選挙ってトランプが当選したというよりヒラリーが失速した選挙といってもいいようなものだった、だって全国の得票数で 300 万票も多かったんです・・・州別のいわゆる選挙人を決めていくという方式だからですね、トランプが当選してしまったなんていう・・・。 

 

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 そこでですよ、2017 年のグラフについて1月にトランプが就任したときからですね、ウォールストリートは手の平を返したんですね。トランプが当選したらアメリカ経済が終わりだ、みたいなことまで言ってたのにですね、いざ当選となったら手の平を返すようにですねトランプ相場というのが追い上げ始めたんですね。ウォールストリートの懲りない人々という言い方がありますけど、強かなんですね、トランプも悪くねぇぜ!って1兆ドルのインフラ投資やろうとしてるだとか、先回りしてどんどんどんどん、お祭り騒ぎの神輿に載せるようにですね企業減税やろうとしているだとか、さらに金融規制緩和に動こうとしているだとか、まだ政権がスタートする前から株が上がり始めてスーッと跳ね上がっていって 26 %上がってそこに引っ張られるように日本の日経平均も上がったというのがそのグラフで一目瞭然だろうと思います。ところが 2018 年に入ってですね、ガクンガクンとですね乱高下という段階に入って未だにこの乱高下と … … 投資家でなくてもですね、じっと見ていて気がついてると思います 2018 年、まぁ、ギザギザで年初よりも 15 %くらい下の水準でフィックスするなんていうところに N.Y.のダウが動いた結果 … … で今年( 2019 年)に入って少し上がってます。だけどなにやら不安定なんですね。

 

『 米国の政策金利の推移 』

 

 そこでですよ、日本に突きつめて考えてみると日本人としてこのポイントはしっかり見据えておかなければいけないんですけれども、2017 年という年をみてですねアメリカの長期金利が比較的低利で安定していたんだなということをですね、このグラフで感じるだろうと思います、ところが 2018 年に入ってアメリカの長期金利が 3 %という、これ非常に重要な水準で 3 %を伺うようになってですね、ズドーンと株が落ちたんですね、で秋口にまた 3 %を超していくということになるとまた株がガーンと落ちたんですね、どうして?というとですね要するにアメリカの長期金利が 3 %を超すように高くなってくると、お金っていうのは比較的金利の高いところで運用した方が冥利のある運用ができるからですね、世界中の金がアメリカにアメリカにと吸い寄せられるように引っ張られる、それが新興国リスクなんですね。新興国からのお金がですね相対的に金利の高いアメリカに引っ張られるように、この 3 %という … … 高いという例えば去年( 2018 年)のトルコ、アルゼンチンなんていうガタガタになったプロセスを考えていただいたらですね … でアメリカの長期金利ですね本当だったらもっと高くなっててもいい、➡

 

 

                 page: 12 (1 / 2)

 

 

➡ なぜそういう言い方をするとですね、page: 12 (1 / 2) ページを見て頂いたらいいんですけど、世界の中で日本をいうことを考えるときに重要な表がそこに「米国の政策金利の推移」というグラフがありますね、ここで思い出してまずもらいたいのが 2008 年のリーマン・ショック、世界金融危機がですね深刻になっちゃいけないというアメリカの中央銀行、FRBがズドーンとまず金利を下げてゼロ金利にもっていった、これ見てもらったら分かります驚くべき勢いで金利を下げた。それから QE 1,  QE 2,  QE 3 これは日本の日銀がいまその中にはまり込んでいる異次元金融緩和という … … それだったんです。ところが先ほどから話しているようにアメリカの実体経済は堅調に回復してくるプロセスをみせる … … それに沿ってアメリカの中央銀行は分かりやすく言うとですね、政権が何と言おうとですね圧力かけようが実体経済が堅調に回復しているうちにですね、緊急避難的に発動した政策を終わらせなきゃいけないと、正常化と言う方が正しいのか … … つまり要するに階段状に金利を上げたんだなという、グラフをみて一目瞭然です、去年も 4 回に渡って日本でいう公定歩合を上げたんです。QE1、2、3 という量的緩和も 2014 年の秋に終らせたんですね、何なんだっていうと、こういうことなんですね、実体経済が堅調なうちに金融政策 … 正常化しておかないと、例えばですよ、これからアメリカ経済がガクときてですね、リッセッション つまり不況なんてことに突っ込んだとき金融政策で刺激を与えるという政策が取れなくなる。つまり今のうちに金利上げておかないと金利を下げて景気を刺激するなんて政策取れなくなっちゃう … … … … 。

 

 そこでですよ、… … 日本経済を考えると … … 日本の日銀はですね安っぽい意味での日銀 … … じゃないですよ金縛りになったみたいに、そこから抜けられなくなっている気の毒なありさまだといったほうがいいんじゃないかと、分かりやすく言うと金利をマイナス金利にまでもってってます。さらにですね異次元金融緩和を終わらせられないですね、ジャブジャブにしたままですね、つまり水道を出しっ放しにしたままですね、正常化できないでいるんですね。だから例えばです、この秋に消費税上げて日本の景気がズドーンと減速でもしたときには、金融政策面で刺激を与えるという政策手段はもう無いですね。金利がもうマイナス金利までもってっているんだし、これ以上ジャブジャブにできないっていうくらいジャブジャブにしっちゃってる訳ですし政策手段がない。そうなると既にその兆候は皆さん感じていると思いますけども財政出動で刺激するしかないというですね、例えば消費税上げたとしてですねクーポンでもって発行してですね、景気刺激しようなんてこと既に検討し始めてるんです。だけどそれってですね良さそうに聞こえるけども結局は財政の赤字を拡大してしまう訳ですね。赤字国債をより多く発行しなきゃいけなくなるということは、いま生きている人はいいけども、あとから来る娘、息子の世代にですね、その赤字もありますよってことを意味する訳だから簡単にそんなことに喜んでいられないっていうかですね、自分のことだけ考えている訳にいかんだろうと … …

 

『 いま世界は静かにジャパンリスクって言葉を口にし始めた 』

 

 そこで僕は 12 月、東海岸行ってN.Y. 、ワシントン、いろんな人と議論してきていますけれども、いま世界はですよ静かにジャパンリスクっていう言葉をですねくちにし始めたんですね。ニッポンは大丈夫なのか?っていうやつですね。

 

 

                page: 49 (1 / 1)

 

 そこで page: 49 (1 / 1)ページへ戻っていただいて 「IMFの世界経済見通し」 のなかで 2018 年 1.1 %しかないっていうヤケに日本経済ってのが低迷してるんだなと誰もが気がつくと思います。つまり異次元金融緩和、第二の矢、第三の矢!… … 国民経済が潤うとかですね盛んに言ってたんだけども、いつになったら実体経済が日本は良くなるんですかという質問が … … 私、また来週からアジアなんですけども、この質問にどう答えるのかってことにずっとこう困ってしまうというですね状況が … … そこでこの日本というところを見ていただいたらですね、先進国というブロックのなかでも下のですよ、新興国ブロックとも比べても日本経済っていうのはヤケに勢いがないんだなってことにですね、誰もが気がつく。

 

 例えばですね、2018 年 1.1 %成長、19 年 0.9 % 来年は 0.3 % という数字になってます、これ先週発表になった1月版ではですね、2018 年について 1.1 % だったけど実績見込み、0.9 % それで 19 年については前の年が落ち込み過ぎているからゲタ履かせる意味で 1.1 %なんです、来年については 0.5 %という数字をIMFは出しています。これはなんだ!というとですね、警告にも近い数字なんです。日本はもし消費税上げたらまた失速するよ!ということをですね、警告してるんだという解説をするひともいます。

 

 そこでなんですね、我々はですよ、率直に日本経済がなぜ苦労してるのか?ということについて、そろそろしっかりしたものの見方や考え方で見つめなきゃいけないときに来てるんだと思います。たぶんきょうの僕の前半の話で皆さんにとって情報価値のある話の最大のポイントだと思いますので、4 ページをちょっと開いてください ・・・ ・・・ 。

 

 

きょうは以上です、この続きは近日中『下巻57』にてお伝えします。

 

 

* ATTN:

『下巻57』は 『中巻25』に変更してアップしましたのでご容赦のほど。

 

こちらが、『中巻25』 です。

 

 

 

お願い …

本文中にそれがしの勘違いや誤字、脱字などがありましたら教えてくれるとうれしいです。

よろしくおねがいします。

 

 

ここで繰り返しますが、『我々はですよ、率直に日本経済がなぜ苦労してるのか?ということについて、そろそろしっかりしたものの見方や考え方で見つめなきゃいけないときにきている』という寺島さんの忠告を、それがしは肝に銘じながらきょうのところは失礼します。

頓首

 

 

きょうも最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

眼に優しい葉桜の下、どうか車の運転は安全第一でお願いします。

 

ではでは。

 

 

p.s., 

この日の講演会は読売新聞社の主催で会場は ホテルセンチュリー静岡 でした(実はここのサイトのトップ画面にあったパノラマ画像(雄大な景色のなかに富士山が綺麗でした)がほんと素晴らしかったんですが、残念、ここに来て差し替えられてしまいました! こうしてカキコをいつまでもモタモタしていたので … やれやれ)。余談ですが、当日、参加者全員(席数230)に飲料水のサービスがありました。それはまるでグラスビールならぬグラスウォーター?が席について直ぐにボーイさんから、丁寧に一人ひとりに手渡されました。ロハの講演会でこんなこと!一瞬、おや? と思ったけどありがたかった、助かりました。

 

 

 

 

2019年5月1日 花疲れおいてきぼりにされにけり 〜 きょうから皐月です

  • 2019.05.01 Wednesday
  • 05:02

 

こんにちは

 

はい、万太郎さんです(いきなりで失礼しました)。

先日、ラジオ深夜便でシャンソン、フレンチポップスの特集を流していました。それはそれはなつかしい歌の数々が、次から次へと出て来るわ出て来るわ、もう懐かしくなってきて花疲れならぬ想い出疲れ?となりましたが・・・それでもいつの間にか約束通りに?夢の彼方へおちていきました。その懐かしい歌の数々とはこちらです。ご存じの方はかなりの … はい!先を急ぎましょう!

以下、懐かしのソングブックとなりますが、いまどきの深夜放送、いいですよ!

  

  ???/マージョリー・ノエル

  涙のシャンソン日記/フランス・ギャル

  さよならを教えて/フランソワーズ・アルディ

  想い出のソレンツァーラ/エンリコ・マシアス

  異国の人/ジョルジュ・ムスタキ

  傷ついた小鳥/歌っているのはダリダ ?!  …  _<m(__)m>_

  砂の城/ミレーユ・マチユー

  時は過ぎ行く/ジュリアン・クレ―ル

  オー・シャンゼリゼ/ダニエル・ビダル

 

以上ですが、いかがですか? このときのアンカーは大沼ひろみさんでしたが、最後のオー、シャンゼリゼについては次のようにコメントされていました『 一度しかフランス、パリへ行ったことないんですけども、まぁ、観光でね、シャンゼリゼ大通り、まぁ、定番ですよね。行きましたけどもよく分かんないけど、とにかく、このオーシャンゼリゼ、なんとなく口からでてしまうと、そういうね、絶対、日本人の観光客多いんじゃないかと思います。もう全部通して歌えなくても、やっぱりなんとなく浮き浮き口ずさんでしまうという、… この一曲できょう締め括ろうと思います、と終始、半分?笑いながら楽しさいっぱいの声でした。つい聴いているこっちまで微笑んでしまった! 時代ですかね、NHKもサマ変わりですね?(個人的にはもちろん歓迎ですが、今さら無理と思っていますが『NHKなんか要らない派』ですけど)。

 

フランス・ギャルさんは、昨年、ガンで亡くなられています。HITACHIの光るラジオ!(周波数が合うとピカっと光るトランジスタ・ラジオでした)で聴いた、そんな時代でした。懐かしさが一層募ってきます。

合掌

 

それがしには、それぞれに古き良き時代の余韻が溢れているようで懐かしさに埋もれながら … ノスタルジーに優しく包まれてすやすやと夢のなかへとおちました。

 

 

 

 

 

さて、こちらはフレンチポップスとは、一切、無関係な世界ですがいつかどこかで見たような情景であります、絶対に見てる!… 中学生のとき乙舳へハゼ釣りに行ったときに帰り道で潮風に吹かれながら見てる!しかし、(ハゼ)釣りって、夕ぐれ、陽が沈んでくるときが一番釣れるんですよね、その結果、帰りが遅くなって母親から酷く怒られる!(万太郎さんは、句集 こでまり抄 成瀬櫻桃子編 ふらんす堂文庫より)

 

  夕焼の風に消えゆく真菰かな   久保田万太郎 

 

 

 

 

 

  

 

  アカモズ 全長20cm 英名:Brown Shrike

      低木のある草原や林緑などに渡来するモズの仲間で、頭から尾にかけての赤褐色が特徴

   です。国内では北海道と本州に渡来し繁殖しますが、繁殖地は局地的で、近年激減して

   いる鳥のひとつです。おもに昆虫を食べますが、爬虫類や鳥類を捕食することもあります

 (撮影者:大橋弘一 撮影地:北海道石狩市 日本野鳥の会卓上カレンダーより)。

 

 

 

   壁のカレンダーには、即位の日 八十八夜 憲法記念日 みどりの日 こどもの日 立夏  バードウィーク5/10〜16 B3C 世界渡り鳥の日 母の日 小満 国際生物多様性の日 などの文字が記されています。

 

 

 

 

 

 

    【今月の有元利夫です】

 

 

 

  

    

    

    

   花咲く時 45.5 × 37.9cm 1981年

   2019年1月1日発行 新潮社 有元利夫カレンダー2019 より

 

 

 

 

p.s.,

i 寺島実郎氏の講演会について … 未だにアップできていません。言い訳ですが体力的にちょっと無理が効かない状態です。これといって特に医者の世話が必要というものではありませんが、氏の話の内容を考えると一日でも早くアップする必要があると思っています。それは言わずもがな、寺島氏が発したひと言があります『いま世界は静かにジャパン・リスクという言葉をくちにし始めたんですね、日本は大丈夫なのかというんです。』この言葉が消えません!

 

 もちろん個人的に思っていることですが、寺島氏が公の場でくちにするくらいですから、それなりの覚悟をもっての話であって、まったく根拠のない話とは思えません!とにかく詳しくはblg.へ書き起こすしかありませんが、ここでいたずらに騒ぎ立てるつもりは毛頭ありません!当たり前ですが確かな裏付けをそれなりの根拠を、きちんと示す必要があると認識していますので、そこをハッキリと書き起こしたいと考えています … とにかく少々時間をください。

 

 

 

ii 英国の欧州連合(EU)離脱について下記のサイトがお薦めです(個人的にですが)。既にご存知でしたらご容赦のほど。しかし、このようなサイト(記事)を眼の前にすると日本の新聞(マスメディア)の姿勢の悪さ、ほんとお粗末で幼稚だと感じるのはそれがしだけでしょうか?後段の読者からの質問に答えているくだりはさすがです、読み手の気持ちをきちんと受け止めていると感じます。(しつこいですが)日本の新聞屋さんよ、少しは見習ったらとぶつけたい!あっ、新聞屋さんでない方には乱暴な言い方でごめんなさい!

 

 『ブレグジットについて知っておくべき全て 』(BBC NEWS JAPAN のサイトです) 

 

 

 

ではでは。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

 

 

 

      

         2009年 夏  京都 三千院にて

 

 

 

 

 

(2019Mar4)… 湿った場所から生えてくるのが文学です 〜 高樹のぶ子

  • 2019.04.28 Sunday
  • 06:37

 

こんにちは

 

 いきなり、失礼しました。 

以下は、先日コオロギさんからいただいた毎日新聞のスクラップですが、いつもさらっといいこと言っているなぁ〜と感心してしまいました… そんな思いから、ここにアップとなりましたが、この2月にあった日経の講演会では伊集院静からスナックのママみたいだ!なんて軽口をたたかれていた和服姿(渋く決めていました)の高樹さんでありましたが、いつまでも元気でこうしていい話を聞かせて欲しいと願うばかりです。

 

 

 

     2019年(平成31年)3月4日(月)付 毎日新聞 夕刊     

 

 

日本の美は四季の盛衰に

『ほとほと 歳時記ものがたり』刊行記念

 

 作家の高樹のぶ子さんが新刊 『ほとほと 歳時記ものがたり』 (毎日新聞出版)の発売と、昨年文化功労者に選ばれたことを記念して2月、東京・八重洲ブックセンターで「季節と日本人」と題した講演会を開いた。高樹さんは「日本の美の根底には、四季が巡る感覚がある」と語った。また「『人間の美しさを書いていきたい』と思い、作家人生を送ってきた」とキャリアを振り返った。 

 『ほとほと』は、「翡翠ひすい」「紫陽花あじさい」 などの季語をタイトルにして紡いだ24作の連作短編。毎日新聞西部版で月1回の読み切りで連載し、書籍化した。

 高樹さんは講演で、「日本人の美意識と季節は、密接に関連している。四季は、知らないうちにものすごい力を日本人に与えている」と説いた。「必ず四季は巡ってくる、枯れた下から芽が出てくる」と述べた上で、「(春の)みなぎる若さだけではなく、(秋や冬の)衰え、ほころび、廃れてゆくものに、日本人は美を見いだすと思う」と強調した。

 

 また、木の年輪に西洋人がデザイン的な美を感じるとすれば、「そこに年月や時間を感じて受け取るのが日本人の美意識でしょうか」と来場者に語りかけ、日本人の「時間」の感覚が特有だと位置づけた。更に「色」も重要な概念として触れた。「平安の時代は色にあふれ、色を大切にしていた。季節の色が明確にあり、それが巡る、ぐるぐる回っている感覚です」。高樹さんは恋愛小説の名手として名高いが、「今は『恋』と『愛』という本来くっつけられない概念をくっつけてしまい『恋愛』と言うけど、出所が違うものです」と継ぎ、「平安の当時は『色恋』と言った。色はうつろうものだから、秋には "飽き" が来る。それも季節の巡り。日本人になじみのある感覚です。(西洋由来の)うつろってはいけない『愛』の世界だと、平安文学は生まれていない」と独特の表現で結んだ。

 講演には多くの熱心な読者が訪れ、過去の作品や選考委員を務める芥川賞などについて質疑応答もあった。高樹さんは「キノコのようにひなたに生えず、湿った場所から生えてくるのが文学です」と文学観も披露し、会場を沸かせていた。【大原一城】

 

 

きょうは以上です、ではでは。

 

きょうも最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

車の運転はどうか安全第一でお願いします。

 

 

 

p.s.,

きょうはこのあとに久しぶりのフランス山 /神奈川近代文学館 でありますが、はい、こちらです … それにしても 「砂の器」 が懐かしい ・・・ 。

 

 

 

 

 

 

 

 

(2019Apr4) 2/2 大岡川の桜たちと二度目の散歩でした!

  • 2019.04.15 Monday
  • 21:24

 

こんにちは

 

さっそくですが、2 / 2  大岡川の桜たちと・・・  を始めます!

全69枚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらを今回のベストショットにさせてください!

… 水面の気持ちがよく分かる ? !     (自画自賛なり!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらけっこう、好きです!

あっさり塩味みたいな若葉がやさしい・・・  (自画自賛ですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上です。

 

大岡川の桜たち、来年も元気に会えますように!

 

* 前回の 1/2 はこちらです、 (2019Apr4) 1/2 大岡川の桜たちと二度目の散歩でした!

 

 

今日も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

車の運転は安全第一でお願いします。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

(2019Apr4) 1/2 大岡川の桜たちと二度目の散歩でした!

  • 2019.04.14 Sunday
  • 18:55

 

こんにちは

 

さっそくですが、前回の 『大岡川の桜たち』 は確かに曇天の影響もありましたが全体的にあまりにも「色彩感」に乏しく、なんだか生気を失くした白黒のTV画面のようでありました! … それがし、ずっと気になっていました。そこで今回はその汚名返上?を果たすべく単焦点50mmを握りしめて、再度、大岡川のほとりを可憐なさくらに魅せられながら彷徨ってきました。そして好天の下(時々、吹き来る風といっしょになってチラチラと横から射してくれた太陽光もほんとよかったです … 風と太陽が生みだす偶然の瞬間に期待しながら、こころ浮き浮きとファインダーを覗き込んでいるときはほんと幸せ感に満ちて居りました)、しかし、偶然ですがこの時間帯もいいタイミングでした。六年前に購入した単焦点は普段、あまり使っていなかったのですが、今回は 「生気のあるボケ?元気なボケ?」 を求めて撮りまくったんですが果たして、その結果は如何に?  

 

 実際のところ、今回の撮影を終えてこの単焦点レンズ、ほんと見直しました … やっぱり、ボケを撮るならこいつですね!(ぼけがボケを撮ってどうすんだとは思いますが? … これがほんとの自画像だ?自撮りなのだ?笑) それではちょっと気持ち時間切れの感もありますが、満開寸前の桜たちの可憐な姿をごらんください。尚、この日あちらこちらと彷徨っていたのは昼過ぎから夕方までの3時間ほどでしたが830枚撮りました。このうちアップできるのは160枚?ほど … また、ページの容量を気にしながら?安全をみて(ノー天気にカキコしていると、突然!データが丸ごと消えてしまうので要注意です!➡ 当然、コマメにコピーを取りながら進めていますが)そんな訳で今回のカキコは二回に分けてアップします … 以下、今回は全80枚です。

 

 

 

 

 

IMG_0779■ 14時24分撮影開始した.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらを今回のベストショットとさせていただきます! 

はぃ、西陽大賞です!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ こちらけっこう気に入っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ こちらは風に吹かれていましたが、息を止めてちょっとしつこく追い掛けました!

 この三連発、気に入っています!

 西陽にほんと感謝です。(自画自賛ですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、ピクシーからのプレゼントです。 

大岡川のほとりにぽつねんとありましたが、ベストポジションを教えてくれました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は以上ですが、如何でしょうか?

次回は残り80枚のアップを予定しています。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

* 次回の 2/2 はこちらです …(2019Apr4) 2/2 大岡川の桜たちと二度目の散歩でした!

 

 

 

p.s.,

i この下旬にはフランス山の神奈川近代文学館での特別展 「巨星・松本清張」 この展覧に併せた記念講演会、『松本清張を推理する』 と題して阿刀田高氏の講演会が迫って来ました ⇨ 後日、こちらにアップの予定です。

 

ii  寺島実郎氏の講演会はただ今、カキコの最中です。ほんとに長いこと掛かっています、申し訳ありませんが今しばらくお待ちください。 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

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