2017.6.12 【今日の一冊】 「有元利夫 女神たち」 (画集)です。

  • 2017.06.12 Monday
  • 19:21


こんにちは

先日(6月7日)、夕方のTVは関東甲信も梅雨入りしたと報じていました。

さてさてジメジメの毎日となりますかどうか・・・??!!

ここのところは、梅雨の中休みですかね、こちらは先日9日の夕方ですが、いろいろな雲のてんこ盛り状態でほんとにぎやかな夕空でした。

 

 

 

2017年6月9日 18時38分

 

 

お元気ですか?

 

今日は昨年の二月に購入した 有元利夫 の画集を紹介します … ここで内容を詳しくお見せできないのがほんと残念であります。

 

有元利夫を知ったのは 寺神戸 亮 のCDジャケットで数多く見かけたのが始まりです。この画集はときどき開いています … もちろん、絵もいいですが文章がすごい! 芸大4浪時代を懐かしんだりしてる … 正直な方ですね!(偉そうにすみません)そして、いつものことですがページを開いてしばらくすると、気持ちがふわ━っとしてきて少しづつ重力を失っていくような、宇宙飛行士?のようにまるで遥か雲の上を飛んでいるかのような心地になります。あっ、ちょうどこんなイメージ(ロシア上空で早朝でした)ですがどうですか? ほんと落ちつくんです … なんだか近所のかかりつけ医みたいですが。

 

 

 

ウラジオストクの北東300キロ上空12496m  対地速度937km/h  外気温度-53℃     2015Apr15

 

 

 

 

 

ここで、せめて目次だけでも・・・

 

 

 

    「有元利夫 女神たち」 

  

 

     ☆IMG_9368b☆.jpg

 

 

   画集の大きさは、タテ 33.5 × ヨコ25.5cm 

 全ページ数:144

 

 

有元利夫 女神たち 目次:

編集 松岡和子

 

 

舞う女神

 ひとりの舞台

 古典との出会い

 消す男

 様式について

 

音楽をしもべに

 音楽が漂う画面をめざして

 「覆う」ということ

 銅版画集「7つの音楽」によせて 皆川達夫

 光と影と量と線

 見ることと作ること

 浮遊すること

 バロック音楽との出会い

 いい絵、いい物

 手品の嘘、演技の嘘、そして真実

 絵の描きはじめと描きおわり

 ひとりでいるのは苦手

 

時間のいろどり

 私の卒業制作

 小さな絵のこと

 思い出すこと、憶えていること

 ●小学生のころ

 ●中学・高校のころ

 ●浪人時代

 ●芸大のころ

 ●芸大卒業後、そして今

 有元利夫の聖(サクレ)なる空間 … 前田常作

 偶像来迎 夢想有元利夫 … 米倉 守

 

夢への回廊

 風化━時間との共同作業

 思考のかけら

 配達される才能について

 道具あつめ

 絵の名前━タイトルについて

 

 文字でかいた絵●桝田弘司

  

 





【今日の一冊】


「有元利夫 女神たち」
  画: 有元利夫
  美術出版社 

  発行日: 1986年12月26日 改定増補第1刷

                2006年  4月20日 新装版第1刷

   



☆IMG_9368b☆.jpg

 

 

春 53.0 × 45.5cm  1980     (表紙) 
 

 

 


 

いま手許にあるたくさんの古楽たちに、ピタリと寄り添う有元利夫を紹介します。

 

 

J.S.バッハ Johann Sebastian Bach(1685 〜 1750)

ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集

 


☆IMG_9352 「?」 J.S.バッハヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 寺神戸亮☆.jpg
 

啓示

 

 

 

 

 

テレマン Georg Philipp Telemann(1681 〜 1767)

無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア(幻想曲)

 

 

☆IMG_9354 「雲のフーガ」 G.P.テレマン 無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア 寺神戸亮☆.jpg

 

雲のフーガ

 

 

 

 

 

ビーバー Heinrich Ignaz Franz BIBER  (1644 〜 1704)

ヴァイオリン・ソナタ集

 


☆IMG_9356 「雪」 H.I.F.ビーバー ヴァイオリン・ソナタ集 寺神戸亮☆.jpg
 

 

 

 

 

 

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ

Carl Philipp Emanuel Bach(1714 〜 1788)

ヴァイオリン・ソナタ集

 


☆IMG_9358 「暁」 C.P.E.バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 寺神戸亮☆.jpg

 

 

 

 

 

 

モーツァルト Wolfgang Amadeus MOZART (1756 〜 1791)

弦楽四重奏曲(第17番)変ロ長調K.458(狩)& K.387

 


☆IMG_9362 「春」 W.A.モーツァルト弦楽四重奏曲 クイケン四重奏団☆.jpg

 

 

 

 

 

 

コレッリ Arcangelo Corelli (1653 〜 1713)

ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 作品5(1700)より

 


☆IMG_9364 「二本の柱の間」 A.コレッリ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 寺神戸☆.jpg
 

二本の柱の間

 

 

 

 

 

ハイドン Joseph Haydn (1732 〜 1809)

弦楽四重奏曲 第75番 ト長調 作品75の1, Hob.lll-75 他

 


☆IMG_9366 「音楽」 J.ハイドン 弦楽四重奏曲 クイケン四重奏団☆.jpg
 

音楽

 

 

 

 

 

ルクレール Jean-Marie Leclair (1697〜 1764)

ヴァイオリン・ソナタ集 〜 第3巻 作品5より

 

 

 

白い部屋

 

 

 

 


☆IMG_9325b☆.jpg

 

新潮社2016年版カレンダー

 

 

 

 

 

 

新潮社2017年版カレンダー

 

 

 

 

 

そして、こちらがお気に入りの一枚です!

 

 

 

 

1人の芝居 45.5 × 37.9cm 1980年

 

 

いつも、こちらを見るたびに「やぁ、いらっしゃい!」そう声を掛けられたみたいで、つい「こんにちは!」って返したくなります(新潮社2016年版カレンダーより)。

 

 

 

ではでは。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

雨の中で車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

 

 

 

2017年6月1日(木) そろそろ梅雨入り? … 今日から水無月です。

  • 2017.06.01 Thursday
  • 18:46

 

こんにちは

 

そろそろ梅雨入りですね、そこで一句、はい、芥川龍之介です。

 

 

     雨降るや竹の勾の古畳

 

         1920 (大正9) 年 10月

 

 

ひとり縁側にちょこんと座って、雨がしとしとと降っていて … 。

それがしには遠い昔のことですが、懐かしいですね、雨降りに竹の匂いと古畳の感触 … どことな〜く身に覚えがあるんですが …  みなさんはいかがでありましょうか?

早いですね、もう来てしまいました、水無月であります。

 

お元気ですか?

 

 

 

 

ノゴマ 全長15.5cm 撮影者:大橋弘一 撮影地:北海道紋別市

雄の喉が赤いヒタキ科の小鳥で、国内ではおもに北海道に渡来し繁殖する夏鳥で、岩手県でも繁殖記録があります。北海道では海岸沿いの草地や高山のハイマツ帯などで6〜7月頃に多く姿を見かけます。雄は「キョロキリキョロキリ、キーキョロピンピン」などと聞こえる大きな声で快活にさえずり、その時に喉をふくらませるようにするので赤い色が一層目立ちます(日本野鳥の会・卓上カレンダーより)。

 

 

 

壁のカレンダーには、BS1・ららら♪クラシック 平博・宇宙から見た流星 環境の日(世界環境デー) 芒種 ガスコンロ 入梅 誕生会 父の日 総会 夏至 平博・天文学入門講座「アークトゥルス・スピカ/恒星の距離 彑韻泙任竜離の測り方について などの文字が記されています。

 

 

 

 

 

 

【今月の有元利夫】 

 

 

 

 

 

 

訪問者 22.7 × 15.8cm 1978年 

 

 

 

 

 

 

 

訪問者 1978年

 

 

 

昨晩の顛末・・・

更新が遅れて失礼しました!

… 確か今回で二度目ですかね?

いや〜参りました! 言い訳でありますが、昨晩のことスマホを無くしてしまい、NTTへ機能停止とか受信時の転送設定をしたり … 交番へ行って遺失物届の手続きをして、しばらくは大騒ぎ?でありました。後になって判明したのですが、いつものスーパーに置き忘れていました … その後、深夜になってスーパーから届きましたよ!って電話が掛かってきました。そして今朝一番で受け取りに行って、その足でドコモショップで機能復帰となりましたが、一度、遠隔操作で停止させたものを復帰させるのは想像以上に手間がかかりショップへ行って正解でした … はい、今は普通に使えます!(やれやれ)

 

 

 

p.s.,

i 先日に聞いたメルケルさんの発言にそれがしは(いい意味で)衝撃を受けました。個人的に思うんですが、この毅然とした振る舞いに、政治家として、また、ひととしての責任感(勇気)を強く感じました。

がんばれ! メルケル!

 

ii  それがし、心底、呆れました! 昨日(5/31)の NHK TV お昼のトップ・ニュースが 「高安大関決定!」 … いい加減にしろ! ほんと日本はヘイワであります ??!!

 

iii  昨日は、世界禁煙デー  だった! なんてちいとも知らんかった━! チマチマとウルサイことは言いたくないけど(でも言ってる)、この厚生労働省のサイトには(こんなにいっぱいあるのに!)ポスター がいち枚も見当たらない!まるで無味無臭! 味も素っ気もないと個人的に感じましたが、ほんとお役人仕事の典型だ。

 

 

 

 

ここで失礼ながら … 禁煙ついでにこちらを、奈良(京都)は浄瑠璃寺近くのそば屋さんにて、「禁煙」の石ころと鳥せいろです。

ごちそうさまでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

 

 

2017年5月1日(月) 今、この風に吹かれましょう! … 今日から皐月です

  • 2017.05.01 Monday
  • 05:14

 

こんにちは

 

季節はまさに風薫る五月です。

こころゆくまで、この風に吹かれましょう!

 

 

 

 

 

オオルリ 全長16.5cm 撮影者:江口欣照 撮影地:鹿児島県鹿児島郡

 日本の「青い鳥」の代表格です。青いのは雄で、頭から背にかけてや翼、尾羽などの紺色の部分が目立ち、初めて見ると誰もがその美しい輝きに感動します。東南アジアの越冬地から4月頃に日本に渡ってくる夏鳥で、九州以北の山地などの森で繁殖します。渡りの途中や渡ってきたばかりの頃には農耕地など開けた場所でも姿を見ることがあります。写真はそんなネギ畑に現れた一場面です(日本野鳥の会・卓上カレンダーより)。

 

 

 

壁のカレンダーには、八十八夜 憲法記念日 みどりの日 こどもの日 立夏 バードウィーク5/10〜16 世界渡り鳥の日5/13〜14 母の日 小満 国際生物多様性の日 などの文字が記されています。

 

 

 

 

 

【今月の有元利夫です】 

 

 

 

 

夜のカーテン 90.9 × 72.7cm 1980年

 

 

 

 

 

夜のカーテン (部分)

 

 

 

 

 

p.s.,

 

お月さん、こんばんは!

… 新月から二日後の上弦の月

 

 

小学校三年生のときからの幼なじみが・・・携帯電話をたたんで固定電話まで解約し … 音信不通です、行方知れずとなりました(その原因は分かっているのですが、勿論、ここに書くわけにはいきません)。つい半月前までは、50年ぶりに?卓球場いこうかとか温泉いこうよ!なんて話していたのに・・・なんかいきなり「人生こんなもんですよ!」 なんて言われているようで、今、すごく寂しいです。

ほんと、どこへ行ったのでありましょうか?

 

 

 

 

2017Apr28 19:00

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

ルクレール ヴァイオリンソナタ集 二題

  • 2017.04.26 Wednesday
  • 10:33

 

こんにちは

 

 いきなりですが、こちらのCDはこの二月にロンドンから国際郵便で届きました。昔なら考えられませんね、ネットで注文したときは一週間の予定が三日目には届いてほんと驚きました … はい、本題に入ります!

 

 

 

 満開の桜から葉桜になったとき … そんな季節にピタリとフィットしてくれるのが、このルクレールのヴァイオリンソナタであります。ファビオ・ビオンディのゆったりとした流れのなかに静けさとちょっぴり知的で生真面目な雰囲気が漂っている演奏がお気に入りです。この後に紹介する寺神戸亮と一緒に楽しんでいます。

 

ルクレールは1697年、フランスのリヨンに生まれ、ヴァイオリンと踊りを学び早くからオペラの舞台で踊り手として実際に活躍していました。彼は25歳のときにイタリアのトリノにあったサヴォイア公国の宮廷に舞踏振付師として赴きます。そして直ぐに最初のヴァイオリン曲集第一巻 作品1をパリで出版しました … 2017Jan19 NHKFM 古楽の楽しみ 関根敏子氏の解説より。

 

 

 

ジャン=マリー・ルクレール

ヴァイオリンソナタ集 第一巻

 

 

 

 

曲目:

1. ソナタ 第8番 ト長調

2. ソナタ 第11番 変ロ長調

3. ソナタ 第7番 へ長調

4. ソナタ 第3番 変ロ長調

 

演奏:

ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン)

リナルド・アレッサンドリーニ(クラブサン/18世紀パリ・エムシュ・モデル)

マウリツィオ・ナッデオ(チェロ)

パスカル・モンテイエ(テオルボ)

 

 

 

 

 

 

そして、こちらビオンディの後が楽器を鳴らし切っていると語る、寺神戸 亮のルクレールをご紹介します。とんちんかんなことを言うようですが、それがし、こちらの演奏を聴いていて周囲(教会内)のしんと静まり返った空気を強く感じます(実際、1993年 オランダ、ハーレムのルター教会での録音ですが)。そこが一番の魅力です! なんてこと言ったらうしろ指・・・でしょうか? (それほどまでに寺神戸の演奏はすばらしいです)それを覚悟の上で自信をもってお薦めします。そして、ここに偶然にも尊敬している関根敏子氏の解説がありましたので、その一部をご紹介しましょう。

 

 

 

寺神戸亮、待望のソロ・デビューに寄せて

関根敏子

 

 待望のソロ・アルバム! 初めて寺神戸亮の演奏を聞いたとき、その艶やかな響きに驚き、魅了された。今やヨーロッパ古楽界に欠かせない音楽家となった寺神戸だが、日本ではオーケストラやアンサンブル活動が中心で、ソロを耳にする機会は数えるほどしかなく、演奏をじっくりと聞きたいと思っていた。それが、ようやく実現したのである。

 

「バロック・ヴァイオリンというのは、音量的にも、発音からいっても、バロックの時代の音楽にちょうど合ったサイズなんですね。 だから演奏するときに、加減をする必要がない。楽器を鳴らし切って、楽器の可能性の限界まで表現し尽すことができるわけです … 僕がバロック・ヴァイオリンを選ぶのは、作品がその音と音楽を要求しているからで … 最後の作業は曲と自分との対話なんです」。

 

これは、1993年に発売された『古楽演奏の現在』(音楽之友社)のために対談をした時、寺神戸から返ってきた言葉である。 今回の録音で寺神戸は、ルクレールの作品を選んだ。従来の演奏では、ルクレールの音楽は粋で軽い、つまり表面的という印象を与える場合が多い。だが、「楽器を鳴らし切った」寺神戸の演奏は、ルクレールが優れた演奏家であると同時に円熟した作曲家であることを教えてくれる。将来は、ルクレールの全集も計画していると聞く。優れたテクニックに加えて音楽性を十分に備えた寺神戸の演奏で、ルクレールの全貌が明らかにされる日が待ち遠しい。

 

 

 

 

 

ジャン=マリー・ルクレール

ヴァイオリンソナタ集 第三巻 作品5より

 

 

 

 

曲目:

第7番 イ短調

第6番 ハ短調(トンボ―)

第8番 ニ長調

第11番 ト短調

第10番 ハ長調

第4番 変ロ長調

 

演奏:

寺神戸 亮(ヴァイオリン)

クリストフ・リセ(チェンバロ)

上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

鈴木秀美(バロック・チェロ)

 

 

 

 

p.s.,

 

先日、某BSで映画「愛と哀しみの果て」を観ました。

それがし、なんと30年ぶりですかね? ほんと懐かしかったです。

そして、この映画の最終段で主人公の女性、カレンのつぶやきがいいんです。

実は昔からうろ覚えだったので、今回、しっかりと確認できてほんとよかった!

 

 

 

 

 

それは一篇の詩のようでありました。

それがし、スマホのメモ帳に入れてアジフライ食べにいくときには、電車のなかでこっそりと?読んだりしています …  キリンやその背にかかる新月 … ここが好きです! でも新月って真っ暗闇?なんですけど … なんと新鮮で奥深い表現でありましょうか、こんなそれがしでも想像力が限りなくひろがっていきます!

 

 

 

 

  私はアフリカの歌を

  知っている

 

  キリンや

  その背にかかる新月

 

  畑の鋤や コーヒー摘みの

  汗ばんだ顔の歌を

 

  アフリカは私の歌を

  知っているだろうか

 

  草原の大気は

  私らしき気配に震え

 

  子供たちは私の名に

  ちなんだ遊びをあみ出し

 

  新月は車道の砂利に

  私に似た影を

 

  落とすだろうか

 

  ンゴング丘陵の鷹は

  私の姿を捜すだろうか

 

 

  Karen Blixen

 

 

 

 

 

ではでは。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

騎士団長殺し 村上春樹

  • 2017.04.24 Monday
  • 16:47

 

こんにちは

 

満開だった桜も早いですねぇ〜、今は葉桜となってしまいました。

まぁ、葉桜もこれはこれでいいものと感じますが。

 

お元気ですか?

 

 早速ですが、こちらは「騎士団長殺し」第1部 顕れるイデア編 であります。いつものことですが発売当初はいろいろと喧しくて … ほとぼりが冷めるまでジッとしていますが、やっとその気になってきたのでいつもの本屋さんへ向いました。と言っても、今現在4ブロックめを過ぎた辺りですから(全体で32ブロックあります … 詳細はあとで)まだまだ「騎士団通り」の入り口を入ったところであります。

 

肝心の今の感触は? … すこぶる良好です!それがし自信をもって断言します。 素直に言って昔のあの村上春樹が帰ってきたようです。正直言ってここしばらく(10年間?)の作品は面白くなかったと(個人的に)感じていましたから、今はうれしさてんこ盛りの気分で読んでいます … なので先を急ぎます故、本日はこれにて店仕舞いとさせていただきます … 内容については、このあと記した目次を手掛かりにしていただければ幸いです。

 

がんばれ、村上春樹!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

騎士団長殺し

第1部

顕れるイデア編

村上春樹

発行 2017年2月25日

新潮社

 

 

 

 

こちらが目次であります(全32ブロック・507ページ)

 

       プロローグ

  1 もし表面が曇っているようであれば

  2 みんな月に行ってしまうかもしれない

  3 ただの物理的な反射に過ぎない

  4 遠くから見ればおおかたのものごとは美しく見える

  5 息もこときれ、手足も冷たい

  6 今のところは顔のない依頼人です

  7 良くも悪くも覚えやすい名前

  8 かたちを変えた祝福

  9 お互いのかけらを交換し合う

10 僕らは高く茂った緑の草をかき分けて

11 月光がそこにあるすべてをきれいに照らしていた

12 あの名もなき郵便配達夫のように

13 それは今のところただの仮説に過ぎません

14 しかしここまで奇妙な出来事は初めてだ

15 これはただの始まりに過ぎない

16 比較的良い一日

17 どうしてそんな大事なことを見逃していたのか

18 好奇心が殺すのは猫だけじゃない

19 私の後ろに何か見える?

20 存在と非存在が混じり合っていく瞬間

21 小さくはあるが、切ればちゃんと血が出る

22 招待はまだちゃんと生きています

23 みんなほんとにこの世界にいるんだよ

24 純粋な第一次情報を収集しているだけ

25 真実がどれほど深い孤独を人にもたらすものか

26 これ以上の構図はありえない

27 姿かたちはありありと覚えていながら

28 フランツ・カフカは坂道を愛していた

29 そこに含まれているかもしれない不自然な要素

30 そういうのにはたぶんかなりの個人差がある

31 あるいはそれは完璧すぎたのかもしれない

32 彼の専門的技能は大いに重宝された

 

以上です。

 

 

 

ではでは。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

2017年4月1日(土) もうしばらくすると桜が満開! … 今日から卯月です

  • 2017.04.01 Saturday
  • 00:00

 

こんにちは

 

あと少しで桜が満開ですね!(花粉も満開 ? だけど)

ほんと楽しみです。

しかし、目が目がかゆい〜!

 

ところで突然ですが … とうとう弥生は更新ゼロでありました。それがしはそこそこに元気でありますので … 。早いですね、あれよあれよと卯月であります。

 

お元気ですか?

 

 

 

 

キジ 全長 雄 80cm 雌 60cm 撮影者:福与義憲 撮影地:静岡県榛原郡

「桃太郎」の昔話でよく知られる地上歩行性の大型の鳥です。雌雄で色彩が全く違い、雄は写真のように赤い顔、紫色の首、緑色の胸など派手な色彩に満ちた色鮮やかな鳥です。顔の赤く見える部分は羽毛ではなく皮膚が裸出した「肉垂」と呼ばれる部位で、赤い色がひときわ鮮やかです。農耕地や里山などに棲み、普段は草の茂みに隠れるようにしていますが、採食などの際には見通しのきく場所に出てきます(日本野鳥の会・卓上カレンダーより)。

 

 

 

 

 

壁のカレンダーには、LOHACO am 清明 ツバメ初見(大阪) モンシロチョウ初見(横浜) モンシロチョウ初見(仙台) ツバメ初見(横浜) ツバメ初見(仙台) ウグイス初鳴(函館) 穀雨 アースデイ ツバメ初見(函館) モンシロチョウ初見(函館) 昭和の日 などの文字が記されています。

 

 

 

 

 

 

【今月の有元利夫です】

 

 

 

 

幕間の再会 45.5 × 37.9cm 1981年

 

 

 

 

 

 

 

幕間の再会 

 

 

 

 

p.s.,

i 先日の J.S.Q. (ジャパン・ストリング・クヮルテット)よかったです!

ドヴォルザークの「アメリカ」は期待通りでしたが、みなさんほんと歳をとられたようです(もちろん、それがしも!)、アンコールはひとつだけでしたが、もう無理をしなくていいよ! と黙って叫んでました? 弦楽四重奏につつまれながらこの5年間という月日の流れをしみじみと感じていました … そしてアンコールが終わってから、なんどもなんども別れを惜しんでステージから手をふる、その姿にほんと感無量でありました。

コオロギさん、お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

ii こちらはベストセラーとなっているようですが、ひとが長生きをすることの大変さをリアルに教えてくれる貴重な一冊でありました。そこそこに覚悟をもってから讀まないとあとで、「あ〜ぁ、長生きなんてしたくないよ〜」みたいな … キツ〜イしっぺ返しを食らいますのでご用心のほど(たぶん、でもそれもいい薬かも?)。それでも決して怖い本ではありません、きちんと足元を照らしてくれるいい本です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらが二匹目のドジョウです? いやいや失礼しました!

でも、やっぱりそれがしは思います「小さな覚悟は要る」と実感しましたが、この怒りんぼさが?ほんと気に入りました。余談ですが本書のあとがきに、とにかく私は相当の「うるさがた」なのだ。こう書かれていますが … うん、正しく! こういうかたちの個人主義?好きだなぁ〜と思いました。

がんばれ、93歳、佐藤愛子!

 

 

 

 

 

 

佐藤愛子の箴言

幸福とは何ぞや

2013年3月4日第一刷発行

2016年12月23日 第五刷発行

海竜社

 

 

こちらが目次です(全185ページ)

 

幸福考

人生最後の修行

 すべて成るようにしか成らん

 人生最後の修行

 ポックリ逝きたいといいながら

 なぜ長生きはめでたいか?

 現代人の目的

 見事な死

 死はいつも隣に

 現世だけではない

 先頭になってしまった

 死ぬまで毎日

 自然に死が受け入れられるように

 現代の死

 一人荒野に佇んで

 

いい時も悪い時も

 幸福とは

 いい時も悪い時も

 ないときはないように

 それがナンなんだ!

 あきらめる幸せ

 体が欲しているものを

 折り合いをつけるということ

 腹が座れば

 かく生き、かく死んだ

 神は助けも教えも罰しもしない

 幸福の姿

 賞味期限切れ

 

どん底をくぐり抜けると

 逃げなかった!

 力は出てくるもの

 騙されて、損をして学習する

 どん底をくぐり抜けるということ

 そのときはそのときに

 自分一人で生きる覚悟

 人生は面白い

 自分が好きでしたこと

 生きることは苦しいこと

 苦労は不幸ではない

 ピンチのときこそ

 苦しむことは浄化への道

 魂の学習のために

 家族の情

 欲望が生みだすもの

 豊かになったせい?

 

書くことは生きること

 何がマイナスなのかプラスなのか

 悲劇的なことを面白く

 嘆く気持ちはなかった

 書くことの醍醐味

 言葉の力

 作家人生とは

 クリエーティブな仕事が好き

 この性質も「大いなる意思」

 欲から解放され、楽天的に生きる

 人生最初の修行

 熱血の力

 人が時代を作り、時代が人を作る

 

すべてよしはない

 

 あとがき

 

 

 

 

 

ここで本書で一番に気に入った、この正直な「あとがき」をご紹介します。

 

 

あとがき

 

 海竜社から2012年7月に発行された『ああ面白かったと言って死にたい』が以外に好評だったというので、下村社長は「柳の下にどじょうは二匹いないわよ」という私の忠告を無視して、再び仲田てい子女史を煩わして本書が出ることになった。

 この本の大部分は(自分で書いたエッセイもあるけれど)この二、三年、あちこちのメディアから求められて応じたインタビュー記事からの抜粋である。

 インタビュー記事というものは、当たり前のことだが語った者の言葉そのものでなく、おおよそのこと、内容がわかればいいという程度にまとめられている。

 時には速記録を参考に、あとはライターその人の言語感覚でまとめられていることもすくなくない。それが私には気に入らない。私には使いたくない言葉、いい廻しというものが幾つかあって、原稿を読むとそれが気に障るのである。

 それはどんな言葉か、なぜなのかと読者は訊かれるだろう。そうなると説明したくなるのだが、説明し出すと一篇のエッセイになるので、(下村社長は怒るだろうが)この本の「あとがき」なんかで書いてしまうのは勿体ないから書かない。

 とにかく私は相当の「うるさがた」なのだ。その上、インタビューとなるとむやみにしゃべる。しゃべり出すと止まらない。そのおしゃべりを決まった枚数に収めるだけでも大変なのに、出来上がった原稿に真っ赤に佐藤の訂正のアカが入る。慄きながら(は少しオーバーかもしれないが)やっと出来上がった記事の幾つか。仲田女史は前車の涙の轍を追って、ここに何とか後車の務めを果たされた。

 ただただお疲れさまご苦労さんでしたとねぎらい、これも人生の修行です、と励ますばかりである。

 

この仲田女史のご苦労に対して、柳の下にどじょうがもう一匹いてくれることを祈りつつ。

 

2013年早春

                             佐藤愛子

 

 

以上です、ではでは。

 

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

2017年3月1日(水) 春ちゃんがやってきた! … 今日から弥生です

  • 2017.03.01 Wednesday
  • 00:00

 

こんにちは

 

待ちに待った、春です!

年が明けてからあっという間に3月となりました。

毎年言っていますが、この弥生という響きがいいですね!

弥生。

 

お元気ですか?

 

弥生はいいけど、花粉症の方はたいへんですね、斯く言うそれがしもちょっと苦しんでいます。注射を打つひともいますが … 。はい、個人的には副作用が怖いし、筋注は痛いです! しばらくは辛坊の日々ですかね ??!!

 

 

 

 

ヤツガシラ 全長 26cm 撮影者 : 江口欣照 撮影地 : 沖縄県八重山郡 

サイチョウ目ヤツガシラ科の国内唯一の種。アジア、ヨーロッパからアフリカまで広く分布し、日本にはおもに3〜4月頃に渡来する数少ない旅鳥です。南西諸島や日本海の島々などで記録されることが多く、与那国島では比較的普通に見られます。独特な外観が印象的ですが、中でも大きな冠羽は独特で、普段は写真のように寝かせていますが、広げるとまるで羽団扇のように見えます(日本野鳥の会・卓上カレンダーより)。

 

 

 

壁のカレンダーには、世界野生生物の日 ひな祭 ウグイス初鳴(福岡) 啓蟄 星を見る会・月面Xは見えるか? LOHACO am ウグイス初鳴(仙台) もみじ坂・月齢12の月と冬の大三角 日本野鳥の会創立記念の日 彼岸 ウグイス初鳴(横浜) モンシロチョウ初見(福岡) 春分の日 ツバメ初見(福岡) J.S.クヮルテット 15:00 モンシロチョウ初見(大阪) などの文字が記されています。

 

 

 

 

 

【今月の有元利夫です】

 

 

 

 

アレグロ・アッサイ 53.0× 65.2cm 1976年

 

 

 

 

 

 

 

 

アレグロ・アッサイ (部分)

 

 

 

 

 

 

今月の楽しみはこちらですが、菅沼さん、元気になられたようです!

三年ほど前ですかね、久合田さんが演奏の前に「私たちは全員、ベートーベンの歳を越えました」そう笑顔で挨拶をされていたのを思い出しましたが、いつまでも元気でいい音聴かせてほしいです。

今回もコオロギさんと with 赤ちょうちんであります。

 

 

 

 

 

 

 

以上です、ではでは。

 

 

 

しばらく前から、朝方?になると足がつったりしてました。

 

そこで以前世話になっていたエアロバイク再開しました。

毎日、30分で13キロ走ってます。

凄いでしょ!

ふざけるな!

そのせいか体調いいです。

気のせいじゃないの ?!

来週からは60分ですが(たぶん)、せめて30キロは走りたいけど … 。

でもバイクへの年齢入力は正直な数字なのに結果は〈劣る〉と言われます!

それでもバイクは正しいぞ!

仕方ありませんね、バイクもかなりの高齢者だしな・・・。

バイクに平和を!

 

しかし、そろそろblg.の更新だ!なんて思っていた夕べのことです。

横になる直前になってカレンダー見てビックリ!

わぁ! 2月は明日でお終いと気がつきました!

おーぃ、大丈夫かぁ─ !

ほんと春がきたことを実感しましたね。

オイオイ、春のせいにするなぁ─ !

そうか来たか武蔵!

武蔵じゃなくて〇〇症じゃないの?

瀬戸内の小次郎は元気だろうか?

… … … …

 

 

p.s.,

本日(Mar.3)、スマホ向けパターン(背景)をよりシンプルなものに変更しました … 少しは読みやすくなったかなと思っています、突然の変更をご容赦のほど。

 

 

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

今日の一冊 〜 「九十歳。 何がめでたい」 佐藤愛子

  • 2017.02.16 Thursday
  • 22:46

 
こんにちは。

 

本日(2月16日 16時20分)、福岡管区気象台は九州北部地方で春一番が吹いたと発表しました。

はい、関東は明日みたいです。

お〜ぃ、春一番や〜ぃ!

いらっしゃいませ!

待ちに待った、春一番であります!

 

お元気ですか?

 

さっそくですが、先日、いつもの本屋さんでみつけましたね、本を読みながらこれほど笑ったのはほんとに久しぶりでした。

自信をもってお薦めします。

 

 

 

 

 

 【今日の一冊】

 

  九十歳。何がめでたい

   佐藤愛子

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらがもくじです(全29作品)。

こみ上げる憤怒の孤独/来るか? 日本人総アホ時代/老いの夢/人生相談回答者失格/二つの誕生日/ソバプンの話/我ながら不気味な話/過ぎたるは及ばざるが如し/子供のキモチは/心配性の述懐/妄想作家/蜂のキモチ/お地蔵さんの申子/一億論評時代/グチャグチャ飯/覚悟のし方/懐かしいいたずら電話/想い出のドロボー/想い出のドロボー(承前)/悔恨の記/懐旧の春/平和の落し穴/老残の悪夢/いちいちうるせえ/答えは見つからない/テレビの魔力/私なりの苦労/私の今日この頃/おしまいの言葉

以上です。

 

 

ここでひとつだけ、ご紹介しましょう(それがし、少々身につまされましたが、最後のひと言が印象的でありました)。

 

 

 

おしまいの言葉

 

 二十五歳で小説なるものを書き始めてから今年で六十七年になります。私の最後の長編小説「晩鐘」を書き上げたのは八十八歳の春でその時はもう頭も身体もスッカラカンになっていて、もうこれで何もかもおしまいという気持ちでした。今まで何十年も頑張ってきたのだから、この後はのんびりと老後を過ごせばいいと友人からもいわれ、自分もそう思っていました。

 

 ところがです。愈々「のんびり」の生活に入ってみると、これがどうも、なんだか気が抜けて楽しくないのです。仕事をしていた時は朝、目が醒めるとすぐにその日にするべき仕事、会うべき人のことなどが頭に浮かび、「さあ、やるぞ! 進軍!」

 といった気分でパッと飛び起きたものでした。しかし、「のんびり」の毎日では、起きても別にすることもなし・・・という感じで、いつまでもベッドでモソモソしている。つまり気力が籠らないのです。

 

 仕事をやめれば訪ねて来る人も急に絶えます。大体が人づき合いのいい方ではないので、自分の方から人を訪ねようという気もなく、それよりも気の合った人はみな、「お先に」ともいわずにさっさとあの世に行ってしまって、ちらほら残っている人はやれ脚が折れたとか、癌らしいとか、認知症の気配がある、などというありさま、誰とも会わず、電話もかからず口も利かずという日が珍しくなくなりました。 

 

 娘一家が二階にいるけれど、向こうには向こうの生活もあり、階下のばあさんがどうしているか、生きてるか死んでるか、浴槽に死体になって浮かんでやしないかなどと心配するような孝行娘ではないので、用事がない限りは降りて来ない。といって、こっちから二階までエッチラオッチラ安普請の、むやみに段差の高い階段を上がっておしゃべりをしに行くほどの話題といって別になし、お互いに見飽きた顔ではあるし、それにあまりに長い年月、私は仕事一筋に明け暮れていたため、生活のリズムが普通ではなくなっていて、従ってソッチはソッチ、コッチはコッチ、という暮らし方が定着してしまったのです。

 

 週に二日、家事手伝いの人が来てくれるほかは、私は一人でムッと坐っている。べつに機嫌が悪いというわけではないのだが、わけもなく一人でニコニコしているというのもヘンなもので、自然とムッとした顔になるのです。本を讀めば涙が出てメガネが曇る。テレビをつければよく聞こえない。庭を眺めると雑草が伸びていて、草取りをしなければと思っても、それをすると腰が痛くなってマッサージの名手に来てもらわなければならなくなるので、ただ眺めては仕方なくムッとしているのです。

 そうしてだんだん、気が滅入ってきて、ご飯を食べるのも面倒くさくなり、たまに娘や孫が顔を出してもしゃべる気がなくなり、ウツウツとして「老人性ウツ病」というのはこれだな、と思いながら、ムッと坐っているのでした。

「女性セブン」のKさんが訪ねて来たのはそんな時でした。用件はエッセイ連載の依頼です。

 連載? 週刊誌の連載といえば締切は毎週ではないか。

 

 

 それは今の私には無理だと思いました。

「もう私も九十歳をすぎましたからね。これからはのんびしようと思ってるんですよ」

 一応、そういいましたが、その「のんびり」のおかげで、ウツ病になりかけているんじゃないか、という思いが頭の隅っこにパッパパと明滅したのでした。

 そんなこんなで隔週ならば、という条件で書くことになったですが、タイトルの「九十歳。何がめでたい」はその時、閃いたものです。ヤケクソが籠っています。

 

 

 そうしてこの隔週連載が始まって何週間か過ぎたある日、気がついたら、錆びついた私の脳細胞は(若い頃のようにはいかないにしても)いくらか動き始め、私は老人性ウツ病から抜け出ていたのでした。

 私はよく讀者から「佐藤さんの書いたものを讀むと勇気が出ます」というお便りを貰います。書くものはたいしたものじゃないけれど、「勇気の素」みたいなものがあるらしいんですね。しかしこの秋には九十三歳になる私には、もうひとに勇気を与える力はなくなりました。なくなった力をふるい起すために、しばしば私はヤケクソにならなければなりませんでした。ヤケクソの力で連載はつづき、そのおかげで、脳細胞の錆はいくらか削れてなくなりかけていた力が戻って来たと思います。人間は「のんびりしよう」なんて考えてはダメだということが、九十歳を過ぎてよくわかりました。

 

 女性セブンさま。有難うございました。

 讀者の皆さま、有難う。ここで休ませていただくのは、闘うべき矢玉が盡きたからです。決してのんびりしたいからではありませんよ。

 

   2016年 初夏    

 

                            佐藤愛子

 

 

 

 

 

佐藤愛子(さとう・あいこ)

大正十二年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和四十四年『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞、昭和五十四年『幸福の絵』で第十八回女流文学賞、平成十二年『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成二十七年『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。エッセイの名手としても知られ、近著に『孫と私の小さな歴史』や『役に立たない人生相談』がある。(本書より)

 

 



ではでは。



今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
明日?春が来ますよ〜!

 

 

 

2017.2.4 オリバー・ストーン、「スノーデン」を語る

  • 2017.02.04 Saturday
  • 22:02

 

こんにちは

 

さっそくですが先日の毎日新聞(夕刊)にて、オリバー・ストーンの本音?に出会いました! … 勿論、個人的にですが少しほっとしています … インタビュー開始早々に、オリバーさん、見事な返し技で一本勝ち!であります。

 

 

 

 

 

 

2017年2月1日付 毎日新聞(夕刊)

 

 

 

こちらが記事全文です、

 

 東京で昨年開かれた、監視社会を考えるシンポジウム。ネット越しに出演したエドワード・スノーデンは理知的だが表情に乏しく、感情が読めない不思議な印象を受けた。オリバー・ストーン監督に私が受けた印象を話してみると、ニヤリとして「日本人みたいじゃないか」。

 

 映画「スノーデン」は、米政府が秘密裏に構築した監視プログラムの存在を暴露、世界に衝撃を与えた内部告発者スノーデンの実像に迫る物語だ。監督が彼と、ロシア・モスクワで「互いに居心地の悪い出会い」をしたのは2014年。「彼はいつ米当局にさらわれるかという重圧にさらされ、私の意図を疑わしく思っていた。私もニュースを題材にした映画というアイデアが、腑に落ちないところがあった」と語る。

 

 「プラトーン」「7月4日に生まれて」…… 。これまで手がけた作品の主人公像とは異なることを、監督自身も認める。「受け身だし、頭の中で生きているし、表現力に乏しい。一緒に映画を見に行きたいタイプではない」とかなり辛辣だ。しかし「『ニクソン』にしろ『ブッシュ』にしろ、彼らが好きなわけじゃない。でも、私が彼らであったらどうだろうと思って作った。よく誤解されるが、私は映画に自分を投影しないし、一歩後ろに下がって物語を紡いでいる」と話す。

 

 そんな彼が大事をなしえたのはなぜか。監督はその理由をスノーデンの恋人リンゼイに見出した。「リンゼイがいたからこそ、スノーデンは人間性を保て、決断に結び付いた。彼女が米国での生活を捨てモスクワに行ったのはラブストーリーだね」

 

 現在、スノーデンが「監獄行き」にならずにいられるのは、ロシアしかないと言う。映画で語られる、監視プログラムという米国が仕掛けた”罠”に絡め強調する。「世界には主権を持っている国がほんとんどないことを認めなければいけない」【最上聡、写真も】

 

 

 

 

 

ここで本映画のパンフレットにもインタビュー記事がありましたので、その一部をちょっとご紹介しましょう。

 

 

可能な限り誠実に、スノーデンを描いたつもりだよ。

オリバー・ストーン インタビュー

 

━━ 論争を呼ぶ作品をよく手がけていますね。

「正直に言うと、この映画には関わりたくなかった。これまでに論争を呼ぶ作品は十分やっているし、マーティン・ルーサー・キング牧師の映画に関わったものの、結局は実現には至らなかった苦い経験があった。アメリカに批判的な立場を取る作品を作ろうとすると、大きな犠牲を払うことがあるんだ。70年代の初頭、ベトナム戦争が行われていたころには、政治に対する幻滅から批判的な映画がよく作られていた。だが、80年代のレーガン政権になると、ベトナム戦争までもが美化されて、愛国的な映画がたくさん作られるようになった。国防総省やCIAのお墨付きのね。おかげで、いまではこの手の映画はほとんど絶滅してしまったんだ」

 

 

━━ エドワード・スノーデンと会ったのはいつですか?

「最初に会ったのは、2014年の1月下旬だ。当時の彼はまだ渦中の人物で、とても神経質で、つかれきっていた。それから2カ月のあいだにさらに2度会って、同意に至った。実は2014年1月下旬の段階では、スノーデンの名前を変更して、フィクションとして映画化する可能性を模索していた。そのために、ロシアのアナトリー・クチェレナが執筆した小説の映画化権も獲得していた。しかし、スノーデンとの3度の面会を経て、より事実に則した映画にすることになった。それで、ルーク・ハーディングによる本(「スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実」)の映画化権も獲得した」

 

 

━━ 初めて会ったとき、まず何を訊きましたか?

「あいにく最初の質問は覚えていない。ただ、彼の返答は、今年のコミコンにおいて、衛星通信を通じて会場のみんなに語ったことと同じだと思う。彼は頭がとてもいいから、自分の冒した行動がいずれ映画化されるのは避けられないと悟っていた。映画化を阻止できないのであれば、可能な限りまともなものにしたいと思ってこの映画への協力を決めてくれたんだ。安っぽいテレビ映画や、オバマ政権の嘘で固められた映画ではなくてね(笑)」

 

 

━━ ちなみに、スノーデンは実際にルービックキューブを使ったんですか?

これはネタバレになるんだが、違う。ただし、実際に彼が用いた方法に似せている。起訴されている状態なので、実際にどうやって情報を持ち出したか明かすことができないんだ」(取材・文=小西未来)

 

 

 

p.s.,

冒頭に少しほっとしたと書きましたが、それは … 私もニュースを題材にした映画というアイデアが、腑に落ちないところがあった … と語っています。ちょっと言い訳めいてはいますが、この正直な語りに共感を覚えたのでほっとしたのであります。

 

コオロギさん、切り抜きとパンフレットありがとうございました。

 

 

 

ではでは。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

春が裏の横丁の角までやってきています、寒いのもあと少しの辛坊だ!

 

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

 

2017年2月1日(水) 春が待ち遠しい … 今日から如月です。

  • 2017.02.01 Wednesday
  • 00:00

 

こんにちは

 

毎年のこと? 如月がやって来るともういけません、本気で春が恋しくなります。

そこで一句、

 

雪どけの中にしだるゝ柳かな

 

いいですね、それがしには、し〜んとした静かな世界が広がってきます。

昭和二年(1927年)、自死する年の五月、東北から北海道に里見とんと講演旅行に出かけた芥川が旭川にいたる道すがらに詠んだ句であります(芥川竜之介俳句集・加藤郁乎編・岩波文庫より)。

 

 

 

 

 

オオワシ 全長 雄88cm 雌102cm 撮影者:石田光史 撮影地:北海道羅臼町

世界最大級のワシ類で、翼を広げると220cmから245cmもの大きさがあります。白黒の姿で鮮黄色の大きな嘴が目立ちます。国内では北日本などの海岸に渡来する冬鳥で、サケなどの魚類をおもに食べます。北海道では多く、中でも流氷がやってくる2月頃になるとオホーツク海側で数多く見られるようになり、漁船の近くまで飛来して漁のおこぼれの魚を食べる姿が見られます(日本野鳥の会・卓上カレンダーより)。

 

 

 

 

壁のカレンダーには、世界湿地の日 節分 立春 建国記念の日 横浜狂言堂・入間川、宗論 雨水 月刊 寺島文庫BS/TBS などの文字が記されています。

 

 

 

【今月の有元利夫です】

 

 

 

 

占いのテーブル 65.2× 53.0cm 1979年  

 

 

 

 

 

 

 

占いのテーブル (部分)

 

 

 

 

 

p.s.,

こちら先日、チケットをゲットしましたが、いつものようにコオロギさんと赤ちょうちんです。

今から楽しみです。

 

 

 

以上です、ではでは。

 

今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

どうか、車の運転は安全第一でお願いします。

 

 

 

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